7月来日!Me'Shell Ndegéocelloの新譜は結構ヘヴィーだ。
"Comet, Come to Me" Me'Shell Ndegéocello(Naive)
定期的にアルバムをリリースしているMe'Shell Ndegéocelloであるが,この人の音楽もアルバム毎にいろいろな個性を発揮していて,捉えどころがないと言えば,まさにその通りである。しかし,私は彼女の本質は私が彼女の最高傑作と推す"Peace beyond Passion"で聞かせたヘヴィーなファンクだと思っている。届けてくれるアルバムのクォリティは毎度高いのだが,そうしたヘヴィーさが若干薄いなぁなんて思っていたのも事実である。
だが,今回の音は結構ヘヴィーで,私の望む彼女の音に近づいてきた感がある。こういう感じってのは久しぶりのような気がするが,熱狂的あるいは躍動的なリズムとかはないのだが,それとは異なるかたちで,彼女の世界を表現しているこのアルバムは,近年で一番好きなアルバムとなったと思う。
冒頭はスパニッシュ・ギターのような音が聞こえてきて一瞬びっくりするが,すぐにMe'Shell Ndegéocelloらしい曲想に変わる。意外だったのがDoyle Bramhallの客演だが,2曲の参加ながらちゃんといい仕事をしているのは立派である。相変わらず渋いギターである。えぐいファンクという感じではないが,これはいいねぇと思わせる一作である。星★★★★☆。
Personnel: Me'Shell Ndegéocello(vo, b), Chris Bruce(g, b), Jabin Bruni(key), Sylvester Earl Harvin(ds, perc), Amp Fiddler(synth-b), Kaveh Rasteger(b), Gabe Noel(cello), Johnathan Wilson(g), Doyle Bramhall(g, vo), My Brightest Diamonds(vo)
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