Liebman全面参加。フリー×クリムゾンみたいな感じのMachine Mass。
"Inti" Machine Mass Featuring Dave Liebman (Moonjune)
毎度おなじみテナーの聖地「Bar D2」で聞かせて頂いたDave Liebman関連の新譜であるが,これが結構激しい。私はこの手の音が結構好きなので,買おうと思ってはいたが,先日,中古盤屋で未開封盤をお手頃価格でゲットである。これは結構嬉しい(笑)。
Machine MassはMichel DelvilleとTony Biancoのユニットだが,Michel DelvilleのギターにはRobert Frippのそれを想起させる瞬間がある一方,ドラムスのTony BiancoはLiebman,Evan Parkerと激烈なライブを繰り広げた人である(その演奏を収めたCDに関する記事はこちら)から,主題のような感じを受けるのかもしれない。King Crimson的な部分はギターが入ってきた時に顕著でありながら,そこにLiebmanが切れ込んでくると,当然のことながらジャズ色は強くなっているが,いずれにしてもこれは一筋縄ではいかないアルバムである。かと言って,「ど」フリーでもないので,無茶苦茶聞き辛いってわけでもなく,ビートもはっきりした曲もあるので,ジャズ・ファンよりも,むしろとがったロック好きのファンの方に受け入れられるのではないかと思える作品と言ってもいいと思う。
もちろん,相当ノイジーな部分もあるし,かなり騒がしい(笑)ので,あまり一般のリスナーにお薦めはしないが,私はこういうのは結構好きである。そうは言っても,ほとんど世の中で認知されていないようにも思えるので,紹介しておく価値は間違いなくあると思う次第。ちょっと甘いが,認知度を高めるためにも星★★★★☆としてしまおう。
Recorded on October 10, 2012
Personnel: Michel Delville(g, g-synth, electronics), Tony Bianco(ds, loops, perc), Dave Liebman(ts, ss, wooden-fl), Saba Tewelde(vo)
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