遅くなったがRH Big Bandである。
2/19にRoy Hargroveのビッグバンドを観に行って,一部のアホな客のせいで不愉快な思いをさせられたことは既にこのブログにも書いたが,遅ればせながら演奏についても書いておこう。
Roy Hargroveのライブは,私としてはRh Factor以来だが,あの時とはやっている音楽はガラッと変わり,非常にコンベンショナルな響きが強いもので,私にしてはこの手のライブは結構珍しいってことになる。だが,Roy Hargroveのキャラもあって,非常にエンタテインメント性溢れる演奏となっており,非常に楽しめる演奏であった。この時の演奏を見ていてずっと思っていたのは,彼は現代のDizzy Gillespie的な線を狙っているのかなぁってことである。ラテン・タッチの演奏を交えるところにもそういうところを感じさせた。まぁ,着ている服からして普通ではなかったが...。
ビッグバンドのメンバーには超有名人はいないものの実力は十分,Roy Hargroveも彼らの力を踏まえてソロ・スペースを均等に与えることにより,それを実証しようとしてように思える。アルトのBruce WilliamsはRh Factorのメンバーでもあるが,今回は伝統を感じさせながら,フリーなアプローチも聞かせていた。この辺りが単にジャズ・ビッグバンドを聞かせようなんていう意思はないって気がした。だからこそ曲によってはベースをエレクトリックにした方がいいとも感じていた私である。
そして驚いたのがRoberta Gambariniのスキャットのうまさである。上手い人はうまいと感じさせるに十分な客演ぶりであった。こういう感じであるからこそ,あの日のアホ客が恨めしいのである。次はもっと真当な環境で聞きたいものである。
Live at ブルーノート東京 on February 19, 2014 2ndセット
Personnel: Roy Hargrove(tp, fl-h, vo, conductor), Justin Robinson(as), Bruce Williams(as), Keith Loftis(ts), Tivon Pennicott(ts), Norbert Stachel(bs), Greg Gisbert(tp), Tanya Darby(tp), Tatum Greenblatt(tp), Joshua Evans(tp), Jason Jackson(tb), David Gibson(tb), Vincent Chandler(tb), Max Seigel(b-tb), Sullivan Fortner(p), Ameen Saleem(b), Quincy Phillips(ds), Saul Rubin(g), Roberta Gambarini(vo)
写真はブルーノート東京のWebサイトから拝借。
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