たまにはこういうのも:Michel Camilo
"Michel Camilo" Michel Camilo (Portrait/Epic)
部屋のCDを整理していたら出てきたので久しぶりに聞いてみた。最初にお断りしておくが,私はMichel Camiloには思い入れもないし,本作を除けばまともに音源も聞いていない。本作がリリースされたのが1988年なので,発売されてから25年ということになるが,その間,私にとってCamiloが関心の対象になってきたことはないのである。よって,なんでこのアルバムを買う気になったのかも記憶に定かではないが,本作は米国で異常に売れていたから,一応聞いておくかって感じの軽い気持ちで買ったに違いないだろう。
冒頭の"Suite Sandrin Part 1"からぶちかましである。とにかく賑やかである。バックでドラムスを叩いているのがDave Wecklというのも賑やかさに輪をかけるとしても,それにしてもである。とにかく指がよく動きますなぁって感じである。前半Wecklと一緒に伴奏しているのがMarc Johnsonというのは信じ難いが,別にJohnsonである必要はない(きっぱり)。インタールードを挟んで,後半はリズムがLincoln GoinesとJoel Rosenblattに代わるが,RosenblattはWecklより地味でも,これぐらいでいいんじゃないのって感じである(笑)。
だが,このアルバムの人気は,ぶちかまし曲よりも,Mongo Santamariaとやった"Blue Bossa"と最後の哀愁をも感じさせる"Caribe"の2曲によるものだろう。前半にも"Nostralgia" のようなしっとりした曲もあるので,Camiloはぶちかましだけのピアニストだけだと思ってはならないのだと今更ながら考えさせられる(遅いっ!とお叱りの声が飛んできそうである)。だからと言って,今から私がこの人のファンになるわけではない(笑)が,それでもこの人の音楽性を今一度振り返るのもまぁよかろうってことでのチョイスであった。
ということで,私にとってはそれでも真面目に鑑賞する対象とはなっていないし,今後もプレイバック回数が増えることも期待できないが,思っていたよりは印象はよかったということで,星★★★★。
Recorded on January 30, 31 & February 1, 1988
Personnel: Michel Camilo(p), Marc Johnson(b), Lincoln Goines(b), Dave Weckl(ds), Joel Rosenblatt(ds), Mongo Santamaria(perc)
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