Joshua Redmanの新譜が届く前に昨年のJoshua~Mehldauデュオのライブ音源で準備中
Joshua Redmanの新譜"Walking Shadows"は既に輸入盤はリリースされているのだが,国内盤は1曲ボーナス・トラックが入っているということで,Brad Mehldauコレクターの私は,聞きたい気持ちをぐっと抑えてひたすら国内盤がリリース,デリバリーされるのを待っている状態である。そんなことをしていると体に悪い(笑)ということで,昨年のパリでのこの二人のデュオ音源をネットからゲットしてきた。これはソースはFM音源と思しきものであるが,フランス語のMC(並びに通訳)は余計だと言えば余計だが,それには目をつぶって音楽を楽しむことにしよう。
このコンビでは結局来日することはなかったが,古い音源として,この二人のデュオは1994年にプロモーション盤(限定1,000枚,ご丁寧にシリアル・ナンバー付き。これについての記事はこちら)の後半において聞くことができる。それから約20年近く経過してのデュオ再演には驚いたが,それでも昔からの付き合いということもあって,あっても不思議はないと言えばその通りである。だが,新作の録音日がわからないので何とも言えないが,新作の録音あるいはこのデュオ・ツアーが契機となっての演奏ということを考えれば,それはそれで悪いことではない。
そして,この音源,冒頭のアルバム"Highway Rider"からの"The Falcon Fly Again"からMehldauらしいピアノが炸裂し,Joshuaも非常に洗練されたソプラノで応えるという素晴らしい演奏である。そして,演奏の最後は前述のプロモ盤で演じられた"Soul Dance"で締めるという演出が憎い。そんなことを言うのは相当マニアックな人間であることは間違いないが,そう言えば,あのプロモ盤もパリでの録音だったことを考えれば,彼らもそれを多少意識していたと考えても不思議ではないのである。
いずれにしても,このコンビ,なかなかの緊密度である。だてに長いこと付き合っていない。正直言って,つかず離れずって感じの関係であるが,やはりお互いにリスペクトしているからこそのこの共演であろうということで,これはなかなか楽しい。そして,この二人がやると,Monk作の"In Walked Bud"さえが全然Monkっぽく聞こえないのがある意味笑える。ここまでMonkの個性を打ち消せば,それはそれで見事ってことである。ソロ・ピアノもいけているMehldauだけにデュオという編成でも全く問題ないのはわかっていた話であるが,予想以上のよさである。これはやはり生で観ておきたかったと思うのは私だけではないだろう。
だが,2時間を越えるこんな音源が簡単にゲットできてしまうネットってやっぱり凄いし,ありがたいものである。
ということで,この演奏を聞いて,一時しのぎをしている私も私だが,やはり新作への期待値は高まるよねぇ。早くデリバリーして欲しいものである。一日千秋の思いってのはこういうものだろうな(苦笑)。
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