"Smappies"発見!超絶ファンク 「働く人々」,そしてSMAPベスト盤からは「$10」のBob Berg凄過ぎ!
昨日,"Grand Cross"の記事をアップして,そこにも"Smappies"を聞きたいなんて書いたが,あった,あった。そのほかのSMAPのアルバム共々発見である。なんで私がSMAPのアルバムを持っているのか不思議に思われる方もいらっしゃろう。それはカラオケ・ネタとして彼らの歌を習得するのが目的であることも事実だが,それよりも彼らのバックを務めるミュージシャンが凄過ぎなのである。
例えば"Smappies"に入っている"Working People"はSMAPが歌った「働く人々」のベーシック・トラックにBrecker Brothersが新たにインスト・バージョン用にホーンをかぶせたものである。即ち,SMAPの歌の代わりにBrecker Brothersがメロディ・ラインを吹き,更に長いソロを聞かせるというものである。もとから「働く人々」はJames GenusのベースとWilliam "Juju" Houseのドラムスも強烈なファンク・ナンバーだったが,歌なしの"Working People"の方がいいに決まっているというのは私のようなリスナーにとっては当たり前のことではある。いずれにしても,これは強烈である。
このようにSMAPのバックにはキラ星の如きミュージシャンが参加しているのだが,もう1曲,ベスト盤"Wool"にも収録の「$10」はドラムスがDennis Chambers,そしてテナー・ソロがBob Bergである。このBob Bergのソロが実にBob Bergらしく,一瞬にしてSMAPの世界を消し去り,Bob Bergの世界に持って行ってしまうのである。これは燃える。そして今回,よくよくクレジットを見てみると私の持ち歌「たぶんオーライ」のテナー・ソロもBob Berg,「シャンプー3つ」はMichael Breckerてな具合である。これって,ソロを聞きたくて聞く回数が増えて,その結果歌えるようになっているだけではないかって気がしないでもないが,いずれにしても,彼らのようなテナーの音とマッチする音楽をSMAPはやっていたということである。特に90年代半ばから後半にかけてがそういう傾向が強かったということになろうが,これは完全にプロデューサーの趣味だろうっていう世界である。それでもこれだけ手抜きのないプレイを聞かせてもらえるのだから,やはり一流のミュージシャンというのは大したものである。
それにしても,久しぶりにSMAPのアルバムのクレジットを見ていたら,正直目がくらくらしてきた。アルトが出てきたと思ったらPhil Woodsだしねぇ。やっぱり面白いねぇ。と言いつつ,私もよくやるわ。
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こんにちは〜
閣下のブログに「歌謡曲」というカテゴリーがあることに 今、気づきました(笑)
スマップも 聖子さんみたいに アイドルなんだけど いい曲を書いてもらってますよね。
CDとか買うことはなかったですけど 好きな曲はけっこうあります♪
そして こちらのアルバムは なかなか楽しそうなアルバムですね!
投稿: Marlin | 2013年4月 3日 (水) 15時20分
Marlinさん,こんばんは。はい。その通りです。レベルの高いアイドルは曲にも恵まれます。
SMAPの場合は本人たちの実力というより,プロデューサーが濃い~人たちだったと思いますが,これはこれで全然問題なしというか,私のようなリスナーは別の楽しみ方をし過ぎでしょうって気もします。
でも"Smappies"のようなアルバムが作られたり,バックを凄いメンツが固めるっていうのは,歌手としての実力はさておき,SMAPという人たちは幸せな人たちだと思わざるを得ません。
投稿: 中年音楽狂 | 2013年4月 3日 (水) 22時26分
NYで手数王氏のレコーディングに付き合わせてもらった夜に、Y堀氏とこの作品のプロデューサと呑みました(笑)。もうそういう時期でもなかったのですが、いわゆるバブルのにおいをぷんぷんさせていた方だったと。音楽自体非常に面白いんですが、曲のタイトルじゃないけど「お仕事」っていう雰囲気が抜けない企画ではありました。グランドクロスほどではないですが。個人的にはSmappies 2の似非Vanguard Jazz Orchestraが好きです。ボブバーグのほうは聴いてないな・・・正確に言うと、どこかのスーパーだかレストランだかで掛っていたSmapの曲を聴いて、これはボブバーグに違いないと思った覚えはあるのですが、メディアでは持っていません。是非近々業務連絡ということで(笑)。
投稿: こやぎ@マレーシア | 2013年4月 4日 (木) 01時37分
こやぎさん,続けてこんばんは。
NYCでの逸話,興味深いですね。このアルバムはバブル崩壊後何年も経ってからのものにも関わらず,バブリーな感じだったというのが笑えます。制作方針がバブルそのものですからねぇ。
でも"Grand Cross"よりはSMAPの方が楽しめるな。業務連絡拝承です。適当に見つくろいますね。
投稿: 中年音楽狂 | 2013年4月 6日 (土) 20時43分