新たな名コンビと言いたいJerry BergonziとCarl Winther
"Tetragonz" Carl Winther (Stunt)
体調も回復過程に入ったのでボチボチと音楽や映画についても記事をアップして行きたい。4/19のFred Herschの演奏で十分に癒されたって話もあるが,まぁそれはさておきである。
今回はS字結腸あたりの痛みで,腹も張っていたので,抗生物質と整腸剤,そして下剤を処方され,投薬治療をしていたのだが,腹は絶好調とは言わずとも,ようやく普通に近い状態に戻ってきた。Herschライブ参戦前には,そうした状態で地方出張が入り,新幹線の中で,久々に一枚のアルバムを連続して聞く機会に恵まれた。そこで聞いたのがCarl WintherとJerry Bergonziの共演作である。
近年のJerry Bergonziの演奏の中で,私が最も気に入っている演奏としてCarl Wintherをリーダーとする"Sonic Shapes"を取り上げたのが昨年の4月のことである(記事はこちら)。それから約1年,ほぼ同じメンツによる新作がリリースされたことを知ったのは毎度おなじみ新橋のテナーの聖地,Bar D2においてのことであった。さすが,マスター,情報が早い。ということで,私は私で,毎度のごとく現地から速攻オンライン発注したものが,UKより到着した。
今回の作品は"Sonic Shapes"を初めて聞いた時のようなウハウハ感はなく,一聴前作よりも地味にも聞こえるのだが,作品全体では前作にも勝るとも劣らぬ出来に聞こえる。本作はWintherとBergonziが共同プロデュースしたものであり,そうした二者の間の信頼関係が演奏の端々に感じられるのである。
本作を聞いていて感じたのは往時のBergonziとJoey Calderazzoの関係のようなものである。BergonziはCalderazzoのリーダー作や共演作において非常に優れた演奏を聞かせ,相性の良さってあるなぁと思わせたが,Carl WintherにCalderazzoと同質のものをBergonziが見出しているのではないかと思えるのである。そう思って聞くと,Wintherのドライブ感のあるピアノがCalderazzoのように聞こえてきてしまった私である。この二人の関係はこのアルバムのタイトルにも表れているように思う。"Tetragon"であれば四辺形の意味であるから,ここに参加した四者による緊密コラボのような解釈も可能だろうが,最後に"Z"(ももくろかっ!)が入ると俄然,本作におけるBergonziの位置づけの重要性が増すように思えることは当然だろう。このあたりにCarl Wintherの気配りすら感じてしまう私である。
本作は前作に比べるとやや地味な感じがするというのは前述の通りであるが,よくよく聞いてみるとBergonziのフレーズは非常に魅力的。Wintherのピアノも今のCalderzzoに若干不足していると思えるドライブ感があって,これは楽しい。贔屓目も含めて星★★★★☆。
尚,情報通の方によれば,Carl WintherからBergonziは日本公演を持ち掛けられているという噂もあって,それが実現すれば,絶対行かねばってことになること必定である。過剰な期待はしないとしても,何とか実現して欲しいものである。
Recorded in November 2012
Personnel: Carl Winther(p), Jerry Bergonzi(ts), Johnny Åman(b), Anders Mogensen(ds)
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コメント
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Toshiyaさん、こんにちは。
「情報通」は、もしかして??(笑)
「その後」の件ですが、別途メールさせて頂きます。
投稿: Laie | 2013年4月26日 (金) 00時08分
Laieさん、こんにちは。広島出張中です。
「情報通」はどなたか明らかですね(笑)。メール拝見しました。すごいことになってますねぇ。完成後、ファイル送って下さい。
投稿: 中年音楽狂 | 2013年4月26日 (金) 17時44分
Toshiyaさん、
音源が、仕上がりました。宜しければ、CDにして郵送させて頂きますので、送付先のご住所をメールでお知らせ頂けると幸いです。宜しく御願い致します。
投稿: Laie | 2013年4月28日 (日) 00時03分
Laieさん,こんにちは。
別途,メールにてご連絡致しますので,少々お待ち下さい。
投稿: 中年音楽狂 | 2013年4月28日 (日) 15時00分
Toshiyaさん、こんにちは。
今朝、CDを郵送させて頂きました。来週中には届くかと思います。ジェリーさんにも、CDを送りました。とても気に入ってくれたとのコメントをもらいましたので、音源内容は大丈夫だと思います♪
なお、一枚のCDには、主人作の曲入りで、私が歌っていますが、歌に関しては、出来映えが良くなくて、本心は気乗りしなかったのですが、主人がどうしても聞いてもらいたい!との意向でしたので、一緒に録音して送付させて頂きました。歌はともかく、曲全体を聞いてもらえたら幸いです(苦笑)。また、主人の曲にコメントをもらえたら幸いです。
それでは、CD到着まで、今少しお待ち下さい。。。
投稿: Laie | 2013年5月11日 (土) 19時06分
Laieさん,こんばんは。ありがとうございます。楽しみにデリバリーを待たせて頂きます。
投稿: 中年音楽狂 | 2013年5月11日 (土) 20時34分
Toshiyaさん、こんにちは。こちらは、本日は祝日です♪
確認ですが、昨日メールを返信させて頂きましたが届いていますでしょうか。届いていれば、問題ありません。今、読み返してみたら、言葉が抜けている箇所が2,3あったので、焦っています(苦笑)。文の流れでお分かり頂ければ幸いです。読み返すクセをつけないと駄目ですね(苦笑)。
余談ですが、先日、個人的な写真をメールで、知り合い・友人宛て一斉に送ったのですが、ジェリーさんには届いていなかった、ということが判明。メールすれば、即効で返事があるのに、変だなぁ。。と思っていました。送信済みにはなっているのですが。。う~ん。。
別件の郵便物では、ジェリーさんの自宅に書き留めで郵送して一ヶ月、こちらも届いていないようで、只今、追跡中です。何処へ行ってしまったのでしょうか。。。
投稿: Laie | 2013年5月20日 (月) 16時58分
Laieさん,こんばんは。返事が遅くなりました。メール拝受しております。文面は別に気になりませんでしたが...。
マスターには音源をお渡しし,早速大音量で聞かせて頂きました。やはりJerry Bergonzi,うまいわっというのがマスターの感想です。Laieさんが箏でハーフ・トーン,あるいはクォーター・トーンのような音を出されていましたが,それをテナーでちゃんとフォローしてましたし。
ということで,究極のレア音源ゲットということで,マスターもお喜びと思います。
投稿: 中年音楽狂 | 2013年5月22日 (水) 19時33分
Toshiyaさん、続けての投稿です。
あっ、内容がバレてしまいましたね。。(苦笑)
タイトルですが、「First Trial」ではなくて、 「First Trail」でした(笑)。題名をつけてくれた方に、感謝の意を込めて、訂正させて頂きました。
ボストン → ドイツ → 東京を跨いでの「録音劇」になりましたね。何だか不思議な感じがしますが、改めて、音楽に国境はないんだなぁ。。思いました。
録音をお聞き下さり、有難う御座いました。
投稿: laie | 2013年5月25日 (土) 19時39分
Laieさん,続けてこんばんは。
曲名を間違えてはいけませんねぇ(笑)。今回,人脈をお使いになって,稀有な体験をされたわけで,それって本当に羨ましいと思います。
投稿: 中年音楽狂 | 2013年5月25日 (土) 20時22分