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2013年1月20日 (日)

今,改めて「サウンド・オブ・ミュージック」のサントラを聴く

Thesoundofmusic40thanniversary "The Sound of Music" Original Motion Picture Soundtrack(SonyBMG)

昨年末にカナダへ旅行した時に現地のホリデイ・シーズンということもあって,TVで「サウンド・オブ・ミュージック」を放映していて,この映画が好きな私はついつい見てしまったのだが,しょっちゅう入るCMにイライラさせられて,結局はiPadに格納してある映像で見直したのであった。

このブログにも何度か書いたが,私の人生で最も繰り返し見た映画はこの映画である。劇場でも何度も見たが,最も見たのはレーザー・ディスクでだろう。それこそ,一時期は毎週のように見ていたから,セリフもシーンもほとんど頭に入ってしまっているぐらいなのだ。ということで,私はこの映画のサウンドトラックを大昔に買って,それもそれこそ繰り返し繰り返し聞いていた。だが,ここのところはサウンドトラックを聴く機会はほとんどなかったのだが,昨年末の映画再見を機に,久しぶりに聞きたくなってしまったので,急遽ダウンロードしたのであった。

今回,私がダウンロードしたのは2005年の映画公開40周年記念盤で,オリジナルに加えて,長尺版の演奏,歌唱やオリジナルには未収録の音楽が含まれている。本当に久しぶりにこれを聞いたのだが,やっぱり完全におぼえている。初めて見たのが中学生の時で,それから40年近く経っているのだが,本当にすり込まれているのである。本当に好きだったということを改めて感じてしまった私である(今でも好きだが...)。

追加されているバージョンは長尺版に加え,トラップ大佐の邸宅で開かれたパーティにおける舞踏音楽等も含まれていて,これまた郷愁を誘うものであった。このサウンドトラックを聴いていて,どの曲も思い出深いなぁと感じつつ,やはり"Climb Every Mountain"は感動的な曲だと思ってしまった。特に修道院長を演じるPeggy Woodによる独唱シーン(実際の歌唱はMargery McKay)はiPadで映画を見ていて思わず涙してしまうぐらいだったし,ラスト・シーンにおいて再びこれが合唱されると,私は必ず涙を流すことになっているという条件反射が繰り返されてしまった。

やはりこの映画は家族向けに作られているとしても,曲もいいよねぇと思わせてくれるところが素晴らしい。こういう映画に純粋に感動していた私も昔は無垢だったねぇなんて,往時をしのぶわけだが,それでも私の人生において大きな位置を占める映画の音楽を改めて聞いても,やはりよかったというお話である。この音楽に関しては私には採点は不能というか,私の人生の一部であり,映画や音楽が好きでよかったと思わせてくれるものである。そして,甚だ余談であるが,今回久しぶりに映画を見直して,以前なら泣かなかったようなシーンでも涙した私は自分が歳を取ったとつくづく感じたのであった。私はただでさえ涙もろい人間だが,加齢によりそれに拍車がかかっている。まぁ,それはそれでいいんだけど(苦笑)。

ということで,再来年には映画公開50周年ということになるが,その時にはまた記念イベントでも開催されるんだろうなぁ。

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コメント

おはようございます。
わたしもこの映画は大好きです!!
いいですよね。
中3の担任の先生が音楽 だったこともあって、卒業の時に書いてくれた言葉が " すべての山に登れ " 。
後になって、この映画からの言葉だったんだなぁ とわかりました。
TVで初めて見て感動し、その後ビデオに録画したものをいまだに観ています^^;
DVD買わなくちゃ ですね。

" わたしのお気に入り "が、ジャズを聴くようになってコルトレーンのアルバムのタイトルになっていたことにもびっくりでした。でも ジャズなのとサックスということで あのメロディが出てくるまで長いですよね(笑)

この曲をマリアが子供たちに歌うシーンがとても好きです♪
あと " エーデルワイス "! トラップお父さんがギター弾きながら 子供たちに聴かせるシーンもいいですっ♪
いやぁ〜、みんないいですねぇ!
レイオロ レイオロ レヒッホーも♪

それでは さよなら さよなら(淀川さん風に 笑)

Marlinさん,こんばんは。返事が遅くなりました。

おっしゃる通り,どのシーンもそれぞれ私にとっては思い出深いです。そして,私も卒業アルバムのメッセージには"Climb Every Mountain"と書いたっけなぁと思ってしまいました。我ながら青くさかったですね(苦笑)。

"My Favorite Things"はColtraneがやると同じ曲とは思えませんが,逆にああいう曲を選んだってことが凄いセンスなんだと思います。

ということで,是非DVDをご購入下さいませ。私はBlu-rayも購入済みですが,全然見てません(笑)。

私も大好きです。

小学生の時、クラスメイトにサントラLPを借りたのがきっかけ、映画は前後半のTV放送が最初。

冒頭から70mmの大画面でアルプスの自然を俯瞰して、高原で遊ぶマリア(ジュリー・アンドリュース)に寄って行くカメラワークとそれに合わせて盛り上がる音楽。完璧です。
他にも名場面はありますが、私はここが一番です。しかし、最初に観たTV放送ではそんなスケール感はまったくない。

>冒頭から70mmの大画面でアルプスの自然を俯瞰して、高原で遊ぶマリア(ジュリー・アンドリュース)に寄って行くカメラワークとそれに合わせて盛り上がる音楽。完璧です。
>他にも名場面はありますが、私はここが一番です。しかし、最初に観たTV放送ではそんなスケール感はまったくない。

オープニングは空撮から期待値を高めつつ,Julie Andrewsの歌に入る瞬間は素晴らしいです。私はラスト・シーンも好きですが,あのラスト・シーンを見ると条件反射的に泣いてしまいます(爆)。

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