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2012年12月17日 (月)

2012年を回顧する:ライブ編

Chris_potter_underground 今年は私にしてはライブに足を運んだ方だと思う。Tedeschi Trucks Bandに始まり,Keith Jarrett,Rachael Yamagata,クリポタ×2,Robert Glasper,Brad Mehldau,Wayne Krantz,The Dukes of September Soul Revue,Marcin Wasilewski,そしてRadu Lupuということになるが,今年の白眉は誰が何と言ってもChris Potter Undergroundであった。

私はライブにそれほど熱心なタイプではないから,単一バンドの同一期間来日中に2回足を運ぶというのは実に稀なことである。その稀なことを発生させたのがクリポタであった。誰が何と言おうと今年では彼らのライブがベストである。そのほかにもTedeschi Trucks Band,Wayne Krantz,Rachael Yamagataも楽しかった。Fagen~Scaggs~McDonaldから成るDukes of Septemberも楽しめたが,特にBozがよかったねぇ。Mikeはいけてなかったが...(苦笑)。

一方,痛恨だったのがKeith Jarrettのソロ公演の第1部に間に合わず,ロビーでモニターを見ながら聞かざるをえなかったことである。あれはもったいなかったと思いつつ,第2部,そして"I Loves You, Porgy"で落涙できたのでまぁよしとしよう。

期待が大き過ぎて今イチだったのはBrad Mehldau。演奏そのものは悪くないと思うのだが,やはり会場がよくないと言うべきだろう。Marcin Wasilewskiもできればクラブで聞きたかったところである。そして期待を完全に裏切ったのはRobert Glasper。ドラマーが変わるだけでグルーブが生まれなくなったのではどうしようもない。あれはまじでいかん。

もう一点,非常に残念だったのがCecil Taylorの来日中止。次はいつ見られるかわからないだけに,中止は本当に残念だった。

ということで,いいものもあれば,ダメなものもあったライブ観戦であったが,ライブにはライブなりの楽しさがあるのは事実なので,来年もできる限り足を運びたいと思っている。5月のKeith Jarrett Trio,Unity Bandはマストだとして,Patti Smithとかも行きたいなぁ。さてどうなることやら。

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コメント

こんばんは〜
わたしも今年は わりとライブに行けたほうかな!?

閣下さまは あまり国内ミュージシャンのライブは行かれないのですか?

でも海外ミュージシャンの来日は やはり貴重ですよね。

わたしも、来年は ふれあい とかなくても(笑)ホールでの海外ミュージシャンのライブを体験したいです。

Marlinさん,こんばんは。

私は記事にも書いていますが,あまりライブ派ではなく,基本的にCD/LP音源派なんです。それでも好きなミュージシャンのライブは見たいと思いますが,国内のミュージシャンまでなかなかカバーしきれないってのが本音です。

最後に見た国内ミュージシャンは誰だったでしょうかねぇ。おそらく「放し飼い」ですね。プロだと記憶が曖昧ですが,誰だったかなぁ...。それぐらい国内ミュージシャンは見に行ってません。

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