今聞いてもやはりよいMarc Copland~Ralph Townerデュオ
"Songs without End" Marc Copland & Ralph Towner (Jazz City)
今やこの二人は私の音楽生活において欠かすことのできない人たちである。その二人のデュオ作品が出たのも随分前になってしまったが,この頃はまだ私はMarc Coplandにはまっていなかったし,Ralph Townerについても好きではあったが,今ほどではなかったはずである。しかし,そんな私でもついつい手が伸びたというのはなぜだかはわからないとしても,どちらかと言えばTowner聞きたさであったと思う。
まぁ,この音源は確かに彼らのいつもの感じと違うって気がしない部分もないではない。時にフリーに近いアプローチさえ聞かせるのだから尚更である。だが,そこはCoplandとTownerである。やはりリリシズムが勝つってところであろう。一方で私がこの音源をしょっちゅう聞かないっていうのはそのいつもの感じとの違いがあるからではないかとも言えるわけで,CoplandにしてもTownerにしても想定外のダイナミズムを感じさせる瞬間もあるのも事実である。
よって,私としてはこのアルバムは彼らの演奏としてファイヴァリットと言うつもりはないのだが,それでもこの二人の演奏というのが今にして思えば貴重なわけである。おそらくはこれ一回きりの共演だったはずだが,相性が悪いってことではないと思うんだけどねぇ...。双方とデュオで共演しているGary Peacockという例もあるし。
まぁ,それはさておき,かなり久しぶりに聞いたのだが,この演奏は悪くない。Townerが多重録音で聞かせるギターとピアノのデュオとは質感が違うとしても,これはこれで微妙な部分もありながら好きだなぁ。ってことで星★★★★ぐらい。いずれにしても本作をプロデュースした増尾好秋には感謝せねばなるまい。
Recorded in November 1993
Personnel: Marc Copland(p), Ralph Towner(g)
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