"Light the Fuse: A Bigger Bang Tour" The Rolling Stones (Rollings Stones Archive)
大体3~4カ月のインターバルでリリースされるStonesのアーカイブ・シリーズだが,夏に出た東京ライブに続く第5弾がリリースされたので早速のダウンロードである。今回もこれまでと同じく,FLAC:9ドル,MP3:7ドルの太っ腹価格である。そして,今回は一気に2005年まで飛び,トロントにおけるBigger Bangツアーのキックオフ・ライブである。
Stonesがツアーを小規模なホールでスタートさせ,慣らし運転をすることはよく知られているが,この時もトロントのPhoenix Concert Theaterというキャパ1,100人のホールでスタートである。トロントと言えば,"Love You Live"にも入っているEl MocamboでもStonesはやっているが,そういう意味でトロントの人たちは恵まれていると言わざるをえない。羨ましい限りである。
この頃になってくると,Stonesはスタジアムでのライブが普通になってきて,日本でもこのツアーではドーム・ツアーと相成ったが,チケットが高騰して,これはやっぱり問題だろうって感じの値段であった。よって,私もこの時はさすがにライブには行っていない。そうした時の音源が聞けることは誠にありがたいと言ってもいいのだが,さすがにこのシリーズも第5弾,しかも音源としてはかなり新しい2005年のものになると,どうかなぁって気もしてくる。これまでは90年の東京ドームが一番新しい音源だったわけで,そこから15年も一気に飛ぶってのは極端すぎる気もするのである。もちろん,"Some Girls Live in Texas '78"等も出ているので,それでもいいと言えばいいのだが,どうもここまで来ると私の興味もさすがに薄れてくるって感じなのである。
もちろん,Stonesのライブであるから,いい加減な仕事はしていない。十分にカッコいいとは思う。でもStonesが"Get Up Stand Up"はないんじゃない?って気がしてしまうのも事実であり,若干微妙である。正直,この曲はStonesには合ってないと思う。しかも,この時のライブはキックオフだけに,いつものフルセットのライブよりも曲数も少ないショート・バージョンであり,結構あっさりした感覚があることも否定できない。まぁ,丁度いいと言えば丁度いい長さなのだが,その一方で,やはりまだ粗さが残っている部分も感じられるところがこのライブの特徴だろう。
しかし,繰り返すが,こんなライブの入場料が10 CADってのはいいなぁ。羨ましいなぁと思いつつ,Keith Richardsも言っているように,ここにいる聴衆はGinnea Pig(モルモットである)なんだろうというのを感じる演奏でもあった。
このアーカイブ・シリーズは6作で終了という説があるが,それが本当ならあと1作ということになるが,今度はいつの音源が出るのだろうか?来春あたりを楽しみに待ちたいが,これより新しい音源なら,次は考えちゃうかもなぁ。でもきっと買うだろうが(爆)。
Recorded Live at Phoenix Concert Theatre, Toronto on August 10, 2005
Personnel: Mick Jagger(vo), Keith Richards(g, vo), Ronnie Wood(g), Charlie Watts(ds), Darryl Jones(b), Chuck Leavell(key), Bobby Keys(sax), Tim Ries(sax), Kent Smith(tp), Michael Davis(tb), Bernard Fowler(vo), Blondie Chaplin(vo), Lisa Fisher(vo)
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