時間潰しにはなっても記憶に残らぬ「キラー・エリート」
「キラー・エリート("Killer Elite")」('11,米/豪,Omnilab Media)
監督:Gary McKendry
出演:Jason Statham,Clive Owen,Robert De Niro,Yvonne Strahovski
「キラー・エリート」と聞いて,Sam Peckinpahを思い出すと言ったら年がばれるが,てっきりそのリメイクかと思っていた私である。だが,Peckinpah版は"The Killer Elite"であったが,今回見たのは定冠詞なしであり,全く別のストーリーだった(笑)。
まぁ,この役者陣である。男臭いアクションになることは必定というところであるが,まさにそういう感じである。StathamとOwenが敵味方に分かれるというところがこの映画のポイントであるが,両雄に花を持たせる演出,筋書きになっているのはご愛嬌。逆にそうしたところに話としても無理があるように思えるのも事実であり,見ている間は相応に楽しめても,何度も見たいとは絶対思わない。結局はその程度の映画である。話はさまざまな騙し合いもある中,Jason Stathamが一番目立つようになっていて,敵役は別にClive Owenでなくてもいい。いずれにしても,やたらに出演作が多いこの二人に,これまた出演作の多いDe Niroが絡むのだが,De Niroももう少し出る映画を選べよと言いたくなる。これもDe Niroでなくても全然問題なかった。
ということで,主題の通り,この映画は時間潰しになっても,映画としての評価としては星★★程度である。まぁ,こういうこともあるわということだが,それにしても大したことのない,まさにしょうもない映画であった。Stathamだったらまだ「メカニック」の方が楽しめた。
しかし,Clive Owenって私の会社の後輩のS君に似ているような気がして,映画を見ていて何度か笑ってしまった。
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