Rachael Yamagataのライブはよかった。
先日開催されたビルボード・ライブ東京におけるRachael Yamagataのライブに出掛けてきた。私が行ったのは21:30スタートの2ndセットである。実は当日まで行けるかどうか怪しかったのだが、何とか行けることになったので、当日になって、カジュアル・シートを予約しての参戦である。
私はこのブログでも彼女のアルバムを取り上げてきているし、結構なファンだと言ってもよいはずである。最新作"Chesapeak"は彼女がPledge Musicで資金繰りをしている際に、私も微々たる金額ながらスポンサーとなったクチであることからしてもそれはお分かり頂けると思う。
しかし,彼女のライブとなると、私が暫くライブに行くことから遠ざかっていたこともあるが、これまで縁がなかった。彼女はこれまで何度か来日しているはずだが、行きたい、行きたいとは思いつつ、その機会を逃してきたので、今回は何とか見に行きたいと思っていた。ということで、行けたことだけで満足なのだが、演奏もこれが優秀なバック・バンドにも恵まれて非常によかったと思う。編成は彼女に加えて、ギター、ベース、ドラムスにチェロという編成。チェロというのが変わっているが、彼女のアルバムでもチェロは使ってきていたからその流れの中でのバンドってことだろう。
レパートリーは新旧取り混ぜてのバランスの取れたものだったが、どの歌も聞かせどころを持ついい曲ばかりだったと思う。意外だったのはバックのメンバー、特にギターのMichael Chavezがロック・タッチを持ち込んでいたことだろう。Rachaelのアルバムにはそこはかとなくロックを感じさせる部分もあるが、今回はライブということもあり、結構激しいなぁと思わせる曲もあったからである。だが、それが悪いということではない。私はむしろ支持したいと思うような演奏であったし、バックは結構タイトな演奏を繰り広げていたのがよかった。私はチャージが結構安いので、もっと小編成かと思ったが、ちゃんとしたバンドだったのは嬉しかった。カジュアル・シートで4,500円なら完全に元を取ったと思わせてくれる内容であった。
まぁ、文句をつけようと思えば、ちょっとPAの音量がビルボードという箱に対しては過剰ではないのかとか、Rachaelのギターの腕はイマイチだとかいろいろある。しかし、私にとっては彼女の生歌が聞けただけで幸せなのである。あの声で、あの曲、特にダークな曲調を聞かされたらまいってしまうのである。
彼女には失礼ながら、以前の写真から比べると、体重は随分と増えたようにも思うが、見た目は問題ではない!あるいは東京を最後とするアジア・ツアーで爆食したのではないかとも勘繰りたくなったのも事実ではあるが、彼女の魅力はあくまでも歌なのだからいいのだ。
時が時なら、Adeleのようにバカ売れしたかもしれないにもかかわらず、彼女のポピュラリティは上がっていかないのが不思議に思えるが、このライブを聞けば、そこにいた聴衆はもっと人気が出ていいはずだと思ったのではないか。70分程度のステージではあったが、遅い時間にでも駆けつけてよかったと思えた好ライブであった。また来日することがあれば、絶対行くと思わせてくれた彼女に感謝。
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