お買い得だったので,ついつい買ってしまったTangerine Dream Virgin Years
"The Virgin Years 1974 - 1978" Tangerine Dream(Virgin)
昨今は旧作CDをボックスにしてリリースするという商売が盛んであるが,その利点としては大幅な価格低減があることには異論はないところである。そんなこんなで,私もRoxy Musicのボックスのデリバリーを待っているところだが,ネット・サーフィンをしていたらTangerine DreamのVirginレーベルのボックス・セットが2種類リリースされているのを発見。昔なら絶対買っていなかったであろうTangerine Dreamの音楽なのだが,その中でも特にVirgin前期のアルバム群を買いたくなっている私も相当病気だと思いつつ,ついつい値段の安さにつられて発注してしまった。こんな自分の行動に,我ながら人は変われば変わるものだと思ってしまう。
そもそも私はTangerine Dreamの音を聞いていて,最近ではある意味快感をおぼえているのだが,ミニマルと言ってもよい響きはストレスフルな現代には更に魅力的に感じられるようにさえ思えてしまうのである。しかし,このブログに彼らの"Zeit"を取り上げた時には,音の極北とさえ書いた(記事はこちら)。難解と言えば難解,それこそ「何のこっちゃ」なのだが,それでもこれがはまると抜けられない世界だと言ってもよいだろう。
今回のボックスはVirginレーベルに吹き込んだ初期のアルバムの中から "Phaedra","Rubycon","Ricochet","Stratosfear",そして"Cyclone"の5作を3枚のディスクに収めたものである。ディスクにアルバムがまたがって収録されているものもあるが,昨今の私はiPodでしか音楽を聞いていないような状態であるから,そんなことは全然問題なしである。ちょちょいとiTunesで編集すればいいことだ。そんな音源が2,000円もしない値段で買えてしまうのだからいい時代になったものである。これから時間を掛けて聞こうとは思うが,こういうのは企画だけで星★★★★★と言いたくなってしまう。
それにしても,Tangerine Dreamは息も長いが,リリースしている音源も半端な数ではない。よくやるわ。でもこのボックスに収められた音源の頃が一番ポピュラーだったんだろうなぁと思っている。先ほどちょこっと"Phaedra"を聞いたところだが,"Zeit"よりははるかに聞き易い。iTunesではTangerine DreamはNew Ageとカテゴライズされるが,それでもこれはNew Ageでは絶対ないよなぁ,なんて思ってしまった。しかし,こんなものを通勤時間に聞いていたら,座った瞬間寝過ごし必至みたいな感じかもしれないなぁ(笑)。気をつけねば...。
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