改めてStonesのアーカイブ音源について
"L.A. Friday (Live 1975)" The Rolling Stones (Rolling Stones Archive)
一昨日に情報だけを紹介したこの音源であるが,2時間半近くあるので,通勤時間にしか音楽を聞けない私がこれを全部通しで聞くのは容易ではない。だが,ラッキーと言うか何と言うか,ちょうど移動を伴う出張があったので,その移動時間を利用して音源を聞くことができた。
このライブが収められた1975年の音源と言えば,収録日や場所は違うが,私がStonesのアルバムでも最も好きだと言ってよい"Love You Live"にも何曲か収められているから,期待すると言えばその通りだが,ここに収められているのはいつものStonesのライブって気がする。勢い,乗り,エンタテインメント性,どれを取っても満足できないリスナーはいるまい。しかも2時間半である。特徴的な点として結構長い尺の演奏が収められていること("You Can't Always What You Want"と"Midnight Rambler"が15分超,最後の"Sympathy for the Devil"が10分超)と,Billy Prestonをフィーチャーした2曲が収められているところだろうか。
私は正直言ってRonnie WoodよりもMick Taylorのギターの方が好きだが,Ronnie Woodも参加直後の割には馴染んでいるなぁって気がする。アルバムとしては"It's Only Rock'n Roll"をリリースした後のツアーってことになるが,そちらがMick Taylor最後の参加アルバムってことで,このツアーはMick Taylorで聞きたかったような気もするが,まぁそれはよかろう。
振り返ってみれば,私がリアルタイムで初めてStonesの音楽を意識したのが"It's Only Rock' n Roll"だった(私は圧倒的にStonesよりBeatles派だった)はずで,ここにも収録されているが,FMでかかっていたタイトル・トラックや"Angie",更には"Ain't Too Proud to Beg"あたりがエア・チェック(死語!)されていたように記憶している。
その後,私はStonesの音楽にも遅ればせながら目覚めていくのだが,それにしてもこうした音源でその当時を振り返ってみてもカッコイイねぇ。これはやはり時代のアイコンと言って間違いない音楽だと思える。ロックとしてのグルーブは完璧なので,無茶苦茶楽しめてしまうのだ。Stonesが初来日した時のライブでも十分燃えさせてくれた彼らだが,この頃のライブをリアルタイムで見ていたら,また感慨も違ったはずである。そんな強烈な勢いを感じさせる音源である。
改めて言うが,こんな音源をFLACでも9ドル,MP3なら7ドルというプライシングにもかかわらず買わないというオプションはありえないと言いたくなるぐらい優れた音源だと思う。このシリーズ,あと3作出るという話もあるが,3作と言わず,もっと出してもらっても私は全く問題なしである。星★★★★★。
Recorded Live at LA Forum on Sunday, July 13
Personnel: Mick Jagger, Keith Richards, Charlie Watts, Ronnie Wood, Bill Wyman, Ian "Stu" Stewart, Billy Preston, Ollie E. Brown and Trevor Lawrence
« また発狂するはずだったRoxy Musicボックスは2か月延期らしい。 | トップページ | 遂に来た!Bernstein / IPOのマーラー9番 »
「ロック」カテゴリの記事
- Stephen Bishopのベスト盤を久しぶりにプレイバック。(2026.01.22)
- Boone's Farm@ビルボード・ライブ東京参戦記。前日のBlue Noteのリベンジにはなったな(笑)。(2026.01.17)
- MojoでYesのアルバムのランキングが掲載されていたので,聞いてみたアルバムだったが...。(2026.01.19)
- 懐かしや,Dire Straitsのベスト盤。(2026.01.15)
« また発狂するはずだったRoxy Musicボックスは2か月延期らしい。 | トップページ | 遂に来た!Bernstein / IPOのマーラー9番 »































































コメント