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2012年4月27日 (金)

リリースから随分経った今聞いても面白い"News for Lulu"

News_for_lulu

"News for Lulu" John Zorn

John Zornと言えばNaked Cityやら相当激しい音楽,かつフリーな音楽を想像するのが普通である。だが,この人,Sonny Clark Memorial Quartetなんてバンドもやっていたり,昔の音楽にも造詣が深いだけでなく,バップも吹きこなすだけの力も持っているのには驚く。

そして,このアルバムはそのJohn Zornが何とKenny Dorham,Hank Mobley,Sonny Clark,そしてFreddie Reddのオリジナルを演奏するという作品。しかも編成はZornのアルト・サックスにGeorge Lewisのトロンボーン,そしてBill Frisellのギターといういかにも変態的なサウンドを想起させるものである。にもかかわらず,出てくる音は極めて正調バップって感じなのにはまたまた驚かされる私である。George Lewisも武闘派のイメージがあるが,彼もまともに吹いているのだ。

そもそもJohn Zornがこういう音楽を奏でたということ自体にも驚くが,演奏のまともさはやはり私の想像をはるかに越えていた。それでもこれを買った時にはこのサウンドが結構気に入ってしまって,この続編"More News for Lulu"も買ってしまった私である。

おそらくJohn Zornと聞いただけで眉をひそめるジャズ・ファンも多いはずだが,この演奏を聞けば,彼に対するイメージは確実に変わるはずである。何事も食わず嫌いはいかんということの証左たる作品。星★★★★☆。尚,最近ではジャケを変えて再発されているこの作品だが,それにしたって,何だかバカ高い値段で取引されているのはどういうことって気がする。でもいい作品,そしてユニークかつ面白い作品であることは認めなければなるまい。

Recorded on August 28 & 30, 1987

Personnel: John Zorn(as), George Lewis(tb), Bill Frisell(g)

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コメント

弊ブログへのコメントありがとうございました:
https://dailymusiclog.hatenablog.com/entry/2020/07/18/160942
toshiya氏がゾーンについて書いていた、とは知らなかったですね。これはもう記載のとおりで、ジャズ愛に満ちたスリリングな演奏ですね。続編のライヴも聴きましたが、大差なし。これ、かなりしっかりアレンジされているのですね。

Kenさん,こんにちは。リンクありがとうございます。

まぁ確かに私がJohn Zornについて書くのは珍しいですが,"The Stone"のIssue OneとIssue Threeについては記事をアップしたことがあるんですよ。それももう12年も前の話なので,基本的には書いていないに等しいですね。それでもこのアルバムについては,結構愛着がありますし,今聞いても楽しめると思っています。それにしても,本編も続編も暫く聞いていませんねぇ。そのうちまた聞いてみようと思います。

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