非常に楽しかったTedeschi Trucks Bandのライブ
私はDerek Trucksをこのブログでも贔屓にしてきたが,今回,奥さんのSusan Tedeschiも加わったTedeschi Trucks Bandでの来日とあっては,これまで彼の生を見逃してきた身としては行かざるをえない。ということもあって2/8の渋谷公会堂に駆けつけた私である。
ライブの演奏としては,バンドの実力を発揮させるべく,各人にソロ・スペースも与えていたのが特徴的だった。彼らがインタビューに答えて「バンドは村というか、社会みたいなもの。みんなが積極的にゲームを盛り上げ、誰かがびっくりするほどすごいソロをやったり、Susanが素晴らしい歌い方をしたりすると全員の気持ちが上がるんだ」とDerekが言い,Susanも「脇役がいないのがうちの特徴」と話しているのが,なるほどなぁと思えるバンドであった。
このライブを見ていて私がずっと思っていたのが,Susan Tedeschiの歌のうまさであった。約2.5時間のライブにあってもほとんど乱れを見せない歌唱力は大したもの。ギター・ソロも思った以上に善戦していたのも感心である。Derek Trucksのギターがいいのは当たり前であるが,まさに鬼のようなフレーズ連発で,こちらとしてはまさしく「目が点」である。やはりこの人,只者ではない。そうは言いながら,私はSusanのミニスカが気になって仕方がなかったのであるが...(爆)。不惑を過ぎているにしてはいけているぞ(笑)。
ライブとしては非常に楽しめるものであったのであるが,やはりバンドとしては1枚しかアルバムを出していない状態なので,曲の魅力というより,個々のミュージシャンの対応に依存せざるを得ない部分があったことは仕方のないことであろう。よって,ややソロ回しが私には冗長に感じられる瞬間があったことも事実である。そして一番盛り上がったのはアンコールで演じられたSly & the Family Stoneの"I Want to Take You Higher"であったこともその裏返しと言えるかもしれない。そう言えば,Stevie Wonderの"Uptight"もやっていたが,ソウル好きなんだなぁなんて思ってしまったが,あれも楽しかった。
いずれにしても,聴衆の盛り上がりも上々で,皆,楽しんでいる様子は十分にうかがえたし,客の入りもよかったところに,この人たちへの期待が高いことが感じられた一夜であった。尚,写真は2/8のものではないが,雰囲気はこんな感じであった。
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