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2011年12月 1日 (木)

Sealがクラシック・ソウルに挑む第2弾。私はこっちが好きかも。

Seal_soul2 "Soul 2" Seal(Reprise)

Sealがソウルのクラシック・ナンバーに挑んだその名も"Soul"がリリースされたのはあれはあれでよかったのだが,私は伴奏が気に入らないとこのブログに書いたことがある(記事はこちら)。それでもSealの歌唱にはまいった私であった。そのSealが二匹目のドジョウというわけではなかろうが,同一コンセプトのアルバムをリリースしてきた。前作のプロデュースはDavid Fosterだったが,今回はFosterに加えて,Trevor Hornがプロデュースを担当している。

今回のアルバムの中心を形成するのは1970年代のソウル・ミュージックである。The Miracles(Smokey Robinson)の"Ooh Baby Baby"が60年代,Teddy Pendergrassの"Love T.K.O"が1980年の作品である以外は,全て70年代の曲ばかりであるが,これが相当しびれる出来である。

なぜ,こんなにしびれるかというと,ここでのSealはかなりストレートにカバーしていて,それが非常に好感が持てるからだと考えられる。"What's Going On"だけはちょいと仰々しくやっているが,それでもAl Greenの"Let's Stay Together"なんて,まさにいい感じなのである。私はこのアルバムがショップでかかっているのを聞いて,思わず耳をそばだててしまったが,結局はダウンロードでゲットした私である。いつも言っている通り,CDの収納場所にはもはや限界があるので,最近はできるだけダウンロードを多用しているのだ。

それはさておき,これは歌のうまい人がちゃんと歌えばいいに決まっているというのを改めて実証しているが,原曲のよさにも助けられているとは言え,これは相当いいと思った。そんなにいいと思うならちゃんとCDを買え!と言われてしまいそうだが,Sealにそこまで思い入れはないので,ダウンロードで十分なのだ。それでもこれはクラシック・ソウル・ファンならば,結構気に入るのではないかと思えるような出来のアルバム。

ミュージシャンのクレジットが見当たらないので,誰が演奏しているのかわからないが,ストリングスの使い方も適切だし,Sealもいつものようなクセが感じられない歌唱で,前作"Soul"より私はこっちの方が好きだろうなぁ。星★★★★☆。

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