Jeffrey Deaverが書く007は映像を喚起させる。
「007 白紙委任状」 ジェフリー・ディーヴァー著,池田真紀子訳(文藝春秋社)
私はJeffrey Deaverの「ロードサイド・クロス」も買ったはずだが,積んどく状態に陥ったままである。それ以外はそもそも彼の本を読んだこともないはずだ。そんな私がこの本を読む気になったのは,007シリーズだからである。このブログにも書いているが,私は映画の007シリーズがかなり好きなので,007に反応してしまったのであるが,Jeffrey Deaverという名の通った作家がこのキャラクターを描くとどうなるのか。
この本を読んでいて思ったのは,非常に映像として喚起しやすいストーリー・テリングだということだろう。これならば映画化してもOKという感じの展開であり,登場人物(特に女性)に誰をあてるかという風に考えながら読んでしまった。なかなかスリリングな展開もあり,悪役も魅力的ということで,これはそこそこ楽しめる出来だったと言ってよいだろう。
もちろん,この展開はさすがにないだろうと思わせる部分がないわけではないが,それは映画の007シリーズとて同じことである。こういう作品は肩肘張らず楽しめばいいのだと思っている。それにしても結構長かったなぁ。面白かったからいいけど。星★★★★。
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