2011年を回顧する(その1):ライブ編
2011年も大詰めが近づいた。そろそろ今年の回顧モードに入りたいと思うが,今年は3/11の地震のインパクトが大きかったことと,4月に職場の環境が変わったこともあり,4月末ぐらいまでは非常にブルーな感情に支配されていたと言っても過言ではない。そんな私がようやくふっ切れたのは5月に米国に出張し,NYCでSmallsに2日間通ったことが契機になったように思えてならない。ライブで音楽に触れて,いつまでもウジウジ言っていてもしょうがないよなぁって気分になったからである。まさに音楽のヒーリング効果?
Smallsで聞いたのはLage Lundのライブ・レコーディング(おそらくSmalls Liveシリーズで出るのだろう)とAlex Sipiaginのグループだったのだが(記事はこちらとこちら),やはりNYCでのライブ環境は素晴らしいと思わせるものだった。特にSipiaginのグループのメンツは強烈で,私は相変わらずのミーハーぶりを発揮して,CD持参で臨んだのであった(笑)。
それ以降はライブに通う機会は2010年よりは少なく,記事にはしなかったものとして11月に聞いた内田光子のシューベルト後期ソナタ演奏会と,更には先日記事にした12月のClapton/Winwoodのジョイント・ライブぐらいしか行っていないはずである。内田光子は21番のタッチを明確化するために,前半の19番,20番は敢えて軽いタッチ(弱音)で弾いたのではないかと思わせるような演奏スタイルであったように思う。しかし,シューベルトのソナタを続けて3曲弾き切る集中力は見事なものであった。久しぶりのサントリー・ホールであったが,たまにはこういうのも必要だなと思った次第。但し,シューベルトってもっと「個人的な体験」かなって気もするが。
しかし,今年のライブにおけるハイライトはClapton/Winwoodにほかならない。記事(こちら)にも書いた通り,Winwoodのヴォーカルと相俟って,鬼のようなClaptonのギターが聞けたことには本当の幸せを感じた私であった(アップした写真はほかのサイトからの拝借。勝手に転載ごめんなさい)。
ということで,今年はあまりライブに行く機会には恵まれなかったが,行ったものについては相応に印象に残るものであったと言ってよいだろう。来年はもう少し行けたらと思うが,まずは2月のTedeschi Trucks Bandに向けて準備を整えることにしよう。
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