活動継続ってことね。Jeff Lorber Fusionの新作リリース。
"Galaxy" Jeff Lorber Fusion (Heads Up)
昨年,"Now's the Time"で見事に復活を遂げたJeff Lorber Fusion(JLF)であるが,それはまさしくフュージョンを現在形で演奏し,その筋のファンを歓喜させたことも記憶に新しい(記事はこちら)。そのまま,活動を継続するかどうかはわからなかったのだが,めでたく復活第2作がリリースされた。本来のリリース日はもう少し先のはずなのだが,「黄色い」ショップにはもう売っていたのである。なんでやねん。
それはさておき,今回もJLFは好調を維持していて,ファンは間違いなく嬉しくなるはずである。前作はヴォーカル入りの曲もあったが,今回は完全インストである。前作とほぼ同じようなメンバーで録音されているが,今回も昔のレパートリーを4曲入れて長年のファンに対する配慮も万全って感じだ。"Soft Space"から"The Samba","Wizard Island"からタイトル・トラックと"City",そして"Worth Waiting for"から"The Underground"って具合である。"The Samba"なんて無茶苦茶懐かしいよねぇ。サックスの代わりにアコースティック・ギターにメロディ・ラインを弾かせ,オリジナルよりはだいぶアダルト感が強まっているが,これはこれでいいと思う。"The Underground"はエンディングがやや唐突かなと思うが,オリジナルの演奏がデジタルっぽいものだったのに,こちらは時代が進んでもサウンドがアナログに回帰しているようにさえ思わせる。多分これは意図的だろうなぁ。
Jeff Lorber曰く,本作は前作の続編ではあるが,"It features the same rhythm section, but it's even more into the jazz fusion direction. It's more energetic and the performances are tighter."という言葉通り,タイトなリズムに乗ったフュージョンらしいフュージョンが楽しめる。旧作以外ではHaslipが共作に加わるとともに,共同プロデュースも兼ねて,JLFの屋台骨を支える存在となっている。そして何よりもいいのはLorberのソロがどれもいけていることで,ピアノで弾くソロにはKenny Kirklandを彷彿とさせる瞬間もあったのは面白いと思った。Lorberのソロはバンドの中でも特に優れた出来を示していると思う。前にも書いたかもしれないが,これは完全にスムーズ・ジャズとは一線を画する音楽であって,カッコいいのである。こうしたカッコよさを保ち続けているのだから,フュージョン・ミュージック全盛期からこうした音楽に親しんできたリスナーも十分納得できるアルバムである。星★★★★。やっぱ好きだわ,JLF。
こうしてメンツも固定してきているし,12月には欧州ツアーにも出るのだから,そろそろJLFで来日してもいいんじゃないかと思うが...。まぁ多分来年は来るだろうと期待しておこう。来日したら是非見たいバンドであることには間違いない。そういう人って多いんだろうなぁ(笑)。
Personnel: Jeff Lorber(key, p, g, loop), Eric Marienthal(ss, as, ts, fl), Jimmy Haslip(b, perc), Randy Brecker(tp), Paul Jackson Jr.(g), Larry Koonse(g), Anders "Theo" Theander(g), Michael Thompson(g), Vinnie Colaiuta(ds), Dave Weckl (ds), Lenny Castro(perc), Dave Mann (horn)


































































































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