Lee Ritenourのダイレクト・カッティング再発シリーズの2枚目はこれで行こう。
"Friendship" Lee Ritenour(JVC)
JVCレーベルにLee Ritenourが吹き込んだダイレクト・カッティング盤が再発になったので,このブログでも"Sugar Loaf Express"を既に取り上げた(記事はこちら)が,結局私は今回以前から保有していた"On the Line"以外の3枚をゲットすることとなった。何だかんだ言ってもRitenour好きの私である(笑)。
ということで,今回のシリーズで取り上げる2枚目が本作であるが,その後,Ritenourが"Friendship"というバンドを結成することを考えれば,その契機となったと考えてもいいアルバムである。そしてこのアルバムの重要な部分はドラムスがSteve Gaddってところだろう。そのGaddらしさが冒頭の"Sea Dance"から顕著に表れているが,その他の曲についてはそれほどGaddでなくてはって感じがしないのはちょっと残念な気もする。
曲としてはこの人たちとしては典型的なものと言ってもよいので,はっきり言って驚きはない。Dave Grusinが書いた"Woody Creek"なんて,どこかの映画で聞いたかのような既視感さえおぼえさせる。それでも,一発録りというプレッシャーの中で,これだけの演奏を残していることはやはり評価すべきなのだろうと思う。ただ,それでも1作目における"Captain Fingers"のような決定的にすげぇと思わせる曲がないというのがこのアルバムの弱点と言ってよいだろう。ある意味で,この予定調和的なサウンドを聞いていると,ダイレクト・カッティングも3作目になり,マンネリ化は避けられなかったという気がするのである。ということで,個人的にはこの演奏のことは 嫌いではないのだが,やはりこの緩さは気になる。ちゃんと評価すれば星★★★ってところが妥当だろう。
Recorded on May 12 & 13, 1978
Personnel: Lee Ritenour(g), Dave Grusin(key), Don Grusin(key), Ernie Watts(ts, ss), Abraham Laboriel(b), Steve Gadd(ds), Steve Forman(perc)
« あまりの楽勝に呆れてしまったタジキスタン戦 | トップページ | でかくて重いMyung-Whun Chungボックス到着 »
「ジャズ(2011年の記事)」カテゴリの記事
- 2011年:私のベスト3+α(2011.12.31)
- Claudio Filippini:これが今年最後の新譜である。(2011.12.30)
- 2011年を回顧する(その5):音楽(ジャズ)編(2011.12.29)
- 今年のホリデイ・シーズンはSingers Unlimitedで。(2011.12.24)
- 超ゴージャスなつくりのMichel Legrandによるホリデイ・ミュージック(2011.12.23)
« あまりの楽勝に呆れてしまったタジキスタン戦 | トップページ | でかくて重いMyung-Whun Chungボックス到着 »





































































コメント