強烈な1974年のMiles Davisのブートレッグ
"Unknown New York 1974-Band Recording" Miles Davis(Hannibal)
これは凄いブートが現れたものである。先日,テナーの聖地,新橋Bar D2にお邪魔した時に聞かせて頂き,一発でまいってしまって,即購入を決意したものである。私が翌日,仕事の帰りに渋谷宇田川町に向かったことは言うまでもない。
いつも書いているが,私はブートレッグをこのブログではあまり取り上げたくないというのが本音である。しかし,こういうのを聞かされてしまうと,なんで正式リリースしないのかと言いたくなるが,本作はBand Recordingとあるので,あくまでも私的な録音である。それでも音は良好だし,マスターの状態もほぼ完璧(一部でボリューム・ダウンするが,気にならない程度)である。それにしても,こんな演奏のデータが残っていないなんてことがあるのだろうか?データを信じるならば,おそらくは1974年前半,それも"Dark Magus"(3/30録音)よりも前ってことになるのかなぁって感じである。こんな音源が未発掘だったこと自体が信じられないし,聴衆の数も多そうであるから,いつ,どこの演奏かぐらいはわかりそうなものだが...。
いつものように,ここでもお馴染みの曲が演奏されているが,それに加えて演奏される"Untitled Slow Tune"と"Untitled Funk Tune"が極めて新鮮。この2曲だけのためにこのブートレッグを買ってもいいぐらいだと言っては大袈裟か。しかし,本当にそう思えるぐらい痺れるのである。最近,このHannibalというブート・メーカーはいい「仕事」を連発しているが,これもやっぱり強烈である。ブートなので星はつけないが,これは「買い」だと声を大にして言いたい。
そして,皆さんご承知のとおり,ついにSony Legacyではとっくにブートで流通している1967年の黄金クインテットによる欧州ライブをついに公式リリースする。よくよく見ると"The Bootleg Series Vol.1"とあるので,まるでBob Dylanのようだが,Sony LegacyもDylan同様,Milesの様々な音源を遂に公式にリリースするという宣言のように思える。またも散財の予感がする私である(やっぱり病気)。Recorded in New York in 1974
Personnel: Miles Davis(tp, org), Dave Liebman(ss, ts, fl), Pete Cosey(el-g, perc), Reggie Lucas(el-g), Michael Henderson(el-b), Al Foster(ds), Mtume(perc)




























































































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