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2011年1月17日 (月)

やっぱり強烈だった"The Sun"

The_sun"The Sun" Chick Corea(東芝EMI)

このアルバムは,テナーの聖地,新橋Bar D2で聞かせてもらったことがあるのだが,Milesグループの一党によるかなりフリーに傾斜した作品として,相当興奮度が高かったものである。特にSteve Grossmanの吹きっぷりは強烈。特にB面において顕著なほぼフリー・ジャズ・フォームにおけるSteve Grossmanを聞いて興奮しない人間がいるのかっ!と思わず熱くなってしまうような演奏である。

そんな作品ではあるが,おそらく再発しても数がさばけるような演奏ではないし,相当ヘビーな演奏であることは間違いのない事実である。よって,CDで再発される可能性は極めて低いと思われ,それでもこれは欲しいなぁ~と思っていた私は,いろいろネット・オークションやら何やらで入手を試みていた作品である。今回,ヤフオクに出品されていたものもあったのだが,価格の叩き合いになりそうな雰囲気がプンプンしていたので,ネット・サーフィンで探していたら,あった,あった。コンディションもそんなに悪くない状態で\1,800だったら,オークションで値段をつり上げられるより,はるかに妥当な価格として納得である。即発注である。

それが早速デリバリーされたので聞いてみたら,やっぱり強烈である。そもそもCorea~Holland~DeJohnetteがMilesの所謂Lost Quintetでやっていた演奏だって,相当フリーなアプローチに基づくものだったと言ってもよういが,ここでの演奏は更にそれに輪をかけたような展開であり,やはりこれは燃える。今にして思えば,いかにも1970年という時代感を強く感じさせるものと言ってもよいかもしれないが,それから40年以上を経過して,こういう熱い時代を追体験できることの幸せを感じてしまった私である。とにかく全員熱い。いいねぇ。

The_sun_originalもちろん,こんな強烈な演奏なので,家人がいる前でのプレイバックは相当厳しい。次回も,家人が出掛けた間隙をぬって,ある程度の音量でプレイバックすることとしよう。私が入手した盤はジャケット(
上に掲示した)はセカンド・プレスのものなので,オリジナルとはジャケ違い(そちらのイメージもアップしておこう。これも雰囲気あるねぇ。)であるが,音が聞けただけでもよしとしよう。最高である。入手した嬉しさ込みで星★★★★★としてしまおう。

Recorded on September 14, 1970

Personnel: Chick Corea(p), Steve Grossman(ts), Dave Holland(b), Jack DeJohnette(ds), Steve Jackson(misc. instruments), Dave Liebman(musette), Teruo Nakamura(perc)

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ジャズ(2011年の記事)」カテゴリの記事

コメント

お~いぇい。強烈ですよねえ。つい先日もD2で聴いてましたが。

というわけでデジタル化した暁には・・・

こんにちは
先日 初めてチック・コリアを聴いたばかりです。

『リタ-ン・トゥ・フォ-エヴァ-』 かもめのジャケットのです。

Sさんが クリスマスおたくなら
わたしは 海おたく(笑)でして
ジャケットが素敵だったのと 入門ベスト20にはいっていたのとで
買って聴いてみました。が…
最初の曲は 『声』が入ってないほうがいいな。残りの曲は 聴きやすかったです。

この盤は 賑やかな感じですか?
チック・コリア…ちょっと難しいなぁ。

こやぎさん,こんばんは。LPをデジタル化ってどうすればいいんでしょうねぇ。そういうのも仕掛けはあるみたいですが...。我が家にはないです~。

マーリンさん,こんばんは。このアルバムと"Return to Forever"では天と地ほどの差があります。どちらがいいかは聞き手の判断ですが...。正直言って同じ人間がやっている音楽とは思えませんよ(笑)。とは言ってもRTFも本当に聞きやすいかと言えば必ずしもそうでない部分もあるかもしれませんね。

しかし,Chick Coreaの音楽は決して難しいものばかりではありません。是非"Friends"あたりから始めてみて下さい。このブログでも記事をアップしていますのでご参考まで。楽しいですよ。
https://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2007/05/chick_coreafrie_b637.html

こんにちは。
懐かしいジャケットなので眼を剥きました!
あの頃のチックはなかなか不安定なので,手を出さなかったのですよね。でもメンバーをみると,モロにマイルスバンドのリズム+サックスなので手を出しても良かったかなあ,と後悔を呼ぶ記事でした。
察するに渡辺貞夫のround trip(ベースがvitousだけど)みたいな感じかなあ,と勝手に想像しています.

kenさん,こんばんは。もうご帰国されたのでしょうか。お疲れ様です。

このアルバム,「タイミング」的には買うか,買わないかと言われれば多分私も買わなかったと思います。しかし,実際の音を聞いてしまうと,買わずにいられないような凄い音源だったと思います。現時点で敢えて,これから別の媒体を買う気はしませんが,そういうことだと皆さんには理解して欲しいと思います。

こんにちは。
おめでとうございます。入手されましたね。
本日お店でガンガン鳴らしたいと思います。
またお待ちしております。

マスター,こんばんは。でかい音で聞きたいです(笑)。

それにしてもこのアルバムは素晴らしいです。お店でご紹介頂かなければ,一生聞いてなかったかもしれません。そういう意味で,感謝,感謝。

あれ6年前にもコメントしていますね。すっかり忘れていました。私はA面の割とオーソドックスなグロスマンが良かったかな、と思いました。私は独居なので、目一杯音を出して聴いています。(笑)
http://kanazawajazzdays.hatenablog.com/entry/2018/05/17/074750

kenさん,こんばんは。リンクありがとうございます。

確かに約6年半前にコメントを頂いていましたね。私もすっかり忘れていました。すみません。私はA/B面どちらもいいと思っていますが,いずれにしても,こういう感じで時間を越えて改めてシンクロするのって面白いですね。

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