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2011年1月18日 (火)

やっぱりJeff Lorber Fusionはバランスがよい

Galaxian

"Galaxian" Jeff Lorber Fusion(Arista)

昨年見事な復活を遂げたJeff Lorber Fusion(JLF)だが,この名義での復活前の最終作がこれである。ここ暫くJLFの旧作を仕入れたりして,彼らの音楽を聞いていると,スムーズ・ジャズではない真のフュージョンの良さをつくづく感じさせる演奏だと感じてしまった私である。そうした感覚はここでも全く変わりがない。

そうなんだけれども,このアルバムが出た当初なんてのは,私はジャズ喫茶でどっぷりモダン・ジャズに浸っていた頃であり,どちらかというと,この手の音楽は敢えて自発的に聞いていなかったような気がしないでもない。しかもタイトルが当時全盛(あるいは全盛を過ぎた)アーケード・ゲーム「ギャラクシアン」では,ちょっと見栄を張りたい年頃の私には関係ないねっなんて感じだったかもしれない。そうは言っても,81年と言えばフュージョンもまだまだ全盛だったから,本作もどこかで聞いていたのだろうが,それでも私の性格からすれば斜に構えて聞いていたことは間違いないだろう。

だが,この音源をそれから30年経過して聞いてみて,シンセの音などにはもちろん当時の時代を感じさせるのも事実だし,ホンセクなんてどこかで聞いたような既視感たっぷりだが,それでも特に別に古臭い感じはしなかった。ブラック・コンテンポラリー,ファンク,アダルト・コンテンポラリー,そしてフュージョン等が混然一体となったまさにクロスオーバー・フュージョンの世界である。冒頭の誰がどう聞いてもStanley Clarkeというスラッピング・ベースも心地よいしなぁ。

だからと言って,これが歴史に残る音源だとは私も言う気はない。しかし,多くのフュージョンがすぐに陳腐化していった中で,30年経っても悪くないと思わせるのは大したものである。これなら今後もいけそうだと思うし,淀んだ気分の通勤時間を多少は心地よいものにしてくれる音楽として重宝するだろう。

アルバム全体を通じて聞いてみれば,タイトル・トラックがキメも一番それっぽい雰囲気で私は好きだが,それでも全編を通じて曲が3分台から5分台ってのも丁度よくて,どこから聞いても悪くない。私はJLFに対して点数が甘いかもしれないが,この作品も星★★★★である。

これで私は,JLFは"Water Sign"を除いて購入したことになるが,こうなったら"Water Sign"も買わないわけにはいかないな(爆)。

Recorded between December 1980 and January 1981

Personnel: Jeff Lorber(p, key, synth), Dennis Bradford(ds), Kenny Gorelick(sax, fl), Danny Wilson(b), Stanley Clarke(b), Marion McClain(g), Dean Parks(g), Paulinho Da Costa(perc), Danny Gerraud(vo), George Johnson(vo), Jerry Hey(tp), Larry Williams(ts), Kim Hutchcraft(tb)

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ジャズ(2011年の記事)」カテゴリの記事

コメント

今朝はとてもうれしいです。
Galaxianの感想について、音楽狂さんの記事を読んでいたら、自分の感覚と近いです、、、うれしい。
良いものを感じる感覚は大切にしている部分です。30年経っても古くない、聴きたくなる、、と言う部分は、当時ではわからなかった評価ですが、これは大きな魅力ですね。
 また、共演してきたKenny-G、Dave Koz、それぞれの独り立ち時に、惜しみなく応援している姿勢に、人物として感動する私です。
 友人が、JLFの演奏は音楽のK-1、と言います。
アメリカのフェスティバルで、ほろ酔い気分で、ラテンのグループの演奏を聴いていたら、JLFの演奏の番になったら、真剣勝負の世界になり、ヒエー!って。
Surreptitiousの演奏は、プロの共演者の演奏を聴いていても、手に汗握りますが、Ericのサックスは安心して聴ける余裕があるので相当だと思います。
 音楽狂さまは、他のアルバムも聴かれてみえるのですね?この話題になると、止まらなくてすみませんが、うれしいです。
 Russell Croweの良さ、日本女性にも伝わっていますよ。
3時10分、、は、日本で公開されなかったのですね、、。
 父親が西部劇好きで、子供の頃、良く観ました。シェーンが、去っていくシーン、覚えています。
アリゾナに行った時、赤い大地を見た瞬間、かなり興奮しました。
夕陽が沈む様子は、言葉を忘れて、ただただ見ていました。その時一緒に見ていた友人は、昨年白血病で亡くなり、今も信じられないけれど、彼女の思い出と共に、夕陽のシーンは一生記憶に残り、心を温めてくれてます。
 様々な音楽、映画、自然に感謝してます。感動を共に出来てうれしいです。
生のライブが観たい、観たいと思います。
 

 (本日、二度目です。)私は、Magic Ladyの何度も繰り返されるサビ、Spur of the mormentのイントロからの強烈なリズム、転調、Bright skyの最初から、、が一番最初に聴いた時から好きです。
Seventh mountainの最初の、木曽の中乗りさんの様な、山々と心に沁みわたるわたるイントロ、じわじわパワーに満ちてくる展開も好きです。
この曲を聴いていると、勇気がわいてきます。
キーボードが得意で、16分音符を見ると燃える友達は、Galaxianがお気に入りで、Night loveの旋律と、ダダっタッタタのリズムが、グッとくるようです。
Monster manのbass solo、ほんと、いい!ボーカルも好きです。Think back and rememberのコード進行とボーカルも好きです。
 今日は、これからボランティア活動です。なんだか、とてもうれしいわぁ。

ひまわりさん,コメント2本頂きありがとうございます。いつもひまわりさんのコメントには、JLへの愛を感じちゃいますが,古びないってのはいいことです。まぁ,Inner Cityレーベルでの一作目なんかは,さすがにちょっと時代感は強まりましたが…。

ちなみに"3:10 to Yuma"は,日本では米国公開から2年近く経ってから公開されました。日本では最近は西部劇は受けないから仕方ないですが,それでも2年ってのは長過ぎでしょう。

結局,日本では未公開に終わるかなと判断した私はリージョン1の米国版DVDをさっさと買ってしまいましたが。逆に言えばそれぐらい気に入ったということです。

私としては100%の自信でこの映画を推薦しますよ。特にひまわりさんには(笑)。まずは見て下さい。

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