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2010年6月28日 (月)

Jewelの新作について:ミーハー化する中年音楽狂

Jewel001_2

"Sweet & Wild(Deluxe Edition)" Jewel(Valory Music)

日本にどれぐらいJewelのファンがいるのかはわからないが,私は彼女がデビューして以来のファンである。彼女の歌声が好きなのはもちろんだが,私は彼女の美貌も含めて好きなのである。よって,かなりミーハーということになる。今回のニュー・アルバムもJewelのサイトからのEメールで,特典付きのスペシャル・ヴァージョンが発売されると知って,さすがにギター付き(!)は買わなかったが,限定500部(手書きのシリアル番号まで入っている!それがどうしたって気がするが,私は242/500であった。)サイン入り写真集("Making of Sweet &Wild")付きのヴァージョンを大枚はたいて(送料が高いのだ)仕入れた私である。ここに写っているのはそのサイン入りデラックス・エディションCDのものだが,はっきり言って,このジャケは私の好みではない。

Jewel_photo2_2
私の好みのJewelのイメージはこれ(→)である。ミーハーと言われようがなんだろうが,私は清楚なJewelが好きなのである。女性の年齢をばらすのは反則だが,今年36歳になるれっきとしたレディ(かつ人妻)に清楚もへったくれもないような気がしないでもないが,それでも私はこういうJewelが好きなのだ。いかにもカントリー・シンガーみたいな今回のデラックス・エディション盤のジャケはいかん。これなら通常盤のジャケの方がまだいけていると思うのは私だけではあるまい。しかし,彼女の美貌について語るのがこの記事の本題ではないので,これぐらいにしておく。

Jewelの前作"Lullaby"は企画アルバムであったが,癒し効果絶大で,私はかなり好きな作品であった(記事はこちら
)。それに比べると結構ポップな感覚が強く,コンテンポラリー・カントリーって感じと言えばいいだろうか。Jewelの声もそういう感じなのである。しかし,このアルバムを聞いていて思うのは,必ずしもこのバンド・サウンドって彼女にフィットしていないのではないかという点である。このデラックス・エディションの2枚目は,"Sweet & Mild"と題された,アルバム収録曲を原則弾き語りのアコースティックで演奏したヴァージョンなのだが,私としてはバンド・サウンドでコズメティクスを施したものより,アコースティックでの「清楚な」素に近い歌声の方に強く惹かれてしまうのである。ということで,評価は微妙ではあるが,2枚目の魅力を評価して星★。もちろん彼女の美貌は今でも星★だが(しつこい!)...。ということで,Jewelの前では私はミーハーと化すのである(ほんまにJewelだけか?というツッコミはやめといて~)。

Personnel: Jewel(vo, g), Nathan Chapman(g, key, perc, vo), Ken Halford(g, p), Ilya Toshinsky(g, banjo, mandolin, p, key, synth), Mike Johnson(g), Stuart Duncan(vln), Tim Lauer(org, p, el-p, accordion, synth, fl), Jason Freese(key), Jimmie Lee Sloas(b), Tim Marks(b), Nick Buda(ds), Eric Darken(perc), Jonathan Yudikin(strings)

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コメント

今晩は!そんなに良いのであればどうなのかと思いまして、ファーストアルバムで1000万枚の大ヒットアルバム「心のかけら」をオーダーいたしました(中古ですが!)
楽しみです!ところでお勧めは全部なのかもしれませんがお勧めはLullabyなのでしょうか?
ご教授お願い致します

takeotさん,こんにちは。返信が遅くなりました。「そんなに良いのであれば」と言われると,こればかりは自信がなくなってきましたが,やはりあのデビュー・アルバムはいいですねぇ。とか何とか言って久しく聞いていませんが(爆)。

お気に召せば幸いです。"Lullaby"はやや異色ではありますが,癒しに満ちていますね。

今晩は!心のかけら聞きました
良かったです。特に歌声が気に入りました!
ありがとうございます

takeotさん,こんにちは。「清楚」だというのがわかって頂けましたでしょうか?アラスカ出身の朴訥さが何とも言えないんですよねぇ。お気に召して幸いです。

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