出張中に見た映画(10/06編)
「パリより愛をこめて(From Paris with Love)」('10,仏,Lionsgate)
監督:Pierre Morel
出演:John Travolta,Jonathan Rhys Meyers,Kasia Smutniak,Richard Durden
毎度おなじみ「出張中に見た映画」シリーズ。本作は今回の出張の往路にて見た映画である。短いフライトには90分あまりというのは丁度いいわと思って見たもの。本作はLuc Besson原案によるアクション映画であるが,これがまた無茶苦茶というかなんというかって感じの映画である。Travoltaは全編に渡って撃って撃って撃ちまくっているが,これでは昔酷評した"Shoot'em Up"みたいなマンガ度である。一方であれだけ撃たれまくっていて,弾が一発も当たらないなんて,確率論的にもありえないよなぁなんて思ってしまったが,そんな冷静な見方をしてはいけない映画である。
脚本としてもなんじゃそりゃって程度の作品であるが,Travoltaが異国であんだけ無茶苦茶やっていいのかとか,大使館の職員ってあんなことやっていいわけ?(特殊部隊って本当にあるのかよ?)と言いたくなる一方,なんで登場人物の一人(ネタばれになるので,誰とは書かないが)がテロに加担することになったのかってのも全然よくわからんのである。詳しく説明をすればいいってものではないが,そういう理屈で考え始めたら,この映画は見てられないってことにはなる。まぁそれでも,機内エンタテインメントとしての暇つぶしには丁度ええわという程度の映画である。
そんな感じだから,この映画がDVD化された時に買うかと言えば,絶対そんなことはない。それなりにコンパクトにまとめて,面白くはできているので星★★★とするが,脚本だけ見ればもっと点数は低くてもいいかもしれない。端的に言ってしまえばTravoltaのキャラで持っているような映画であるが,Jonathan Rhys Meyersの情けなさとは対照的なのが面白い。これは意図的なものだろうなぁ。
ついでに言っておけば,「ロシアより愛をこめて」をパクッたと思しきこのタイトルであるが,本作にはアクション映画でも「ロシア」のような品格は乏しいと言っておこう。尚,ヒロインのKasia Smutniakはポーランド出身の人だそうである。なんだか最近,ポーランドづいているなぁ。見ようによって,素敵にも,そうでもなさそうにも見える不思議な人であるが,すまし顔より,笑顔の方が確実に可愛いな(爆)。
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