この本は私へのクリスマス・プレゼントである
"Windfall Light: The Visual Language of ECM" Edition of Contemporary Music (Lars Muller Publishers)
私が発売を心待ちにしていた本がようやく到着である。この本はECMのアルバム・カバー・アートを集成したものであり,1996年に出た"Sleeves of Desire"の続編にあたるものである。これがまたまたECMレーベルのファンなら必携と言うべき素晴らしい出来である。
カバー・アートの集成と言っても,アルバムの並びはバラバラで,どちらかと言えば,デザインのタイプ別にコンパイルしたという感じである。まぁ巻末に1001番から始まり,Keithの新作3枚組までのアルバム・カバーは全部並べてあるから,網羅性を求める人は巻末から見ればよかろうが,私にとってはこの本はゆっくりと解説を読み解きながら対峙したい書物である。。
私も曲がりなりにも仕事でデザインに若干ながら関わりを持つ人間であるから,こういう書物には大いに啓発されてしまう。尚,"Sleeves of Desire"は今やAmazonのマーケットプレースでは6万を越える値段が付いている。この本も興味ある方は価格高騰あるいはなくなる前に買っておいた方がいいだろう。
まさに私にとってのクリスマス・プレゼントのようなタイミングでデリバリーされた逸品。星★★★★★。まさに目の保養である。
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予約したのが5月の下旬のことなので、半年以上待ってしまいました。でも、待っていただけのことはありますね。実物のCDジャケットの外箱を眺めているよりリアルなのが印象的です。本としては大成功だったんじゃないでしょうか。
デザインも統一性のある時期で、音楽もデザインもその方向性に確固たる信念があったのだろうと思わせます。こんなレーベル、そうは他にないですよね。
TBさせていただきます。
投稿: 910 | 2009年12月10日 (木) 20時51分
910さん,TBありがとうございます。
はい。ECMはやはり唯一無二のレーベルだと思います。だからこそ,強固なファン層を誇っているという話もありますよね。それにしても今回の40周年は凄かった。発表されたアルバム群も強力でしたし,この本も強力でした。
素晴らしいです。
投稿: 中年音楽狂 | 2009年12月10日 (木) 23時38分
Toshiyaさん、今晩は。
経った今、ドイツアマゾンと日本アマゾンで調べて見ました。値段的には同じくらいみたいです。ただ、こちらは、来年の1月10日発売とあり、発送も10日前後かかるようです。
CDの中身も確かに重要ですが、音楽を聴く前のパッと見と、封が切られる前の期待感は、やはりジャケットイメージの影響が、かなりあるように思います。何より、The Visual Language という言葉に早速惹かれてしまいました。
個人的に絵画鑑賞が好きなのと、主人も写真が趣味なので、来年の2月の主人の誕生日に託けて、プレゼントしちゃおうかと思っています(私も、しっかり見ます!笑)。
本の説明で、1300枚ほどのジャケットが紹介されているようですね。すごい数ですね!ポートレート、風景、静物、色々なモチーフがあるかと思うので、写真好きな主人には、もってこいの本かもしれません。
今週末から、気温がぐっと下がって、冬本番です。
それでも、今までは、暖冬で10度前後あったので、楽勝でしたが。。
本の御紹介有難う御座いました。
投稿: Laie | 2009年12月13日 (日) 21時36分
Laieさん,こんばんは。ECMというレーベルは,サウンドも個性的ですが,デザインというものに注力しているという点でも,普通のジャズ・レーベル(今はクラシックもありですが)ではありません。
この本は入手されても決して後悔することはないと思います。最近はカバーに写真が使われることが多くなっていますので,ご主人のお気に召せばいいですね。
いずれにしても,私にとっては非常に重要な本です。
投稿: 中年音楽狂 | 2009年12月13日 (日) 23時53分