2009年を回顧する(その1):書籍編
今年はこのブログであまり書籍に関して記事をアップする機会がなかったし,新作ってのも大して読んでいないのだが,今年最大の話題作にしてベストセラーと言えば,村上春樹「1Q84」ということになろう。私はこの本に関する記事を書いたとき,「それでもって,今回の作品であるが,私は人物の造形(主人公だけでなく,脇役も含めて
である)が非常に面白い一方,説明不足で終息してしまう部分,あるいはこれからどうなるのかが読めない部分もあるから,私は本作には続編が伴うのではないかと予想している。本作が上・下巻ではなく,Book1/2という体裁なのもそれを示唆しているように思えるからである」 な~んて書いているが,やっぱり出るのねBook3ということになったのは皆さんご承知のとおりである。それは当然の流れとも言えるかもしれないが,おそらくは来年に出版された際には,また無茶苦茶売れるんだろうなぁ。それでもそれだけ読者に期待を持たせる村上春樹という作家は大したものだと思うわけである。
だが,今年の出版物を振り返ってみて,私が最も嬉しかったのはECMレーベルのアルバム・カバー・アート集"Windfall Light: The Visual Language of ECM"かもしれない。音楽レーベルの枠をはるかに超越したレベルでのアートワークを提示し続けるECMレーベルの40周年を祝するには最適な書籍だったと思う。ということで,今年を代表する2冊とするには私の読書量は不足し過ぎているが,私の記憶というかたちで上げさせて頂きたい。
それにしても,読みかけの本も多数あるし,こんなことで書籍編なんて書いているのもおこがましいような気もするなぁ。
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