Steely Dan的なサウンドが楽しいSean Wayland
"Pistachio" Sean Wayland (Seed)
ブログのお知り合い、oza。さんが取り上げられていたので、気になって購入したアルバムである。Sean Waylandは彼のWebを見ると結構な数のアルバムを発表しているようだが、私にとっては初めての人である。よって、oza。さん同様、私もメンツ買いであることは間違いない(まぁリズムを見れば理由はわかる)。
これはWayland本人のレーベルからの発売作である。oza。さんも書かれているとおり、出だしからSteely Danのようなイントロだし、ヴォーカルもそういう感じである(但し、上手なシンガーかというと決してそんなことはないが...)。へぇ~って感じがしないわけでもないが、一方でこれはWaylandのディスコグラフィを見ればある意味当然のことのようにも思えてきた。よくよくWebを見ると、Waylandは1995年にStolen Vanというバンドで、Steely Danを含むするポップ・チューンのジャズ・アダプテーションをやっているからである。そちらは試聴する限りはそれほどSteely Danって感じはしないのだが、それでも影響を受けているのは間違いないだろう。日本には私の同僚、こやぎ@でかい方さんも参加するスティーリー初段というSteely Danの見事なコピー・バンドがあるが、名前の付け方もジャズマンってのは...と思ってしまうような命名だよなぁ。
それはさておき、このアルバムは上述のとおり、冒頭からSteely Dan色濃厚である。歌いっぷりもDonald Fagenぽいのが笑わせてくれるが、エレクトリック・ピアノがまさにそういう感じなのである。それを支えるKeith Carlockの小技がまたまた楽しい。しかし、ヴォーカル入りの曲が強烈にSteely Danを感じさせる一方、インスト曲は必ずしもSteely Dan的というわけではない。4ビートの曲もあれば、ファンクっぽい曲もあって、それらはコンテンポラリーなジャズって感じである。それでも全編をつらぬくルースなグルーブがそれっぽいと言えばそれっぽいと言うことができるかもしれない。
このアルバム(特にヴォーカル曲)を聞いて楽しむぐらいなら、本家Steely Danを聞いてりゃいいじゃんという気がしないわけでもないのだが、時折聞かれるAdam Rogersの結構いけてるソロや、それよりも何よりもCarlockのドラムスで、このアルバムを聞いてしまったというのが正直なところではあるが、それなりに楽しめた一作である。星★★★☆。
Recorded in April, 2008
Personnel: Sean Wayland(p, key, org, vo), Adam Rogers (g), James Muller (g), Tim LeFebvre (b), Matt Clohesy (b), Keith Carlock (ds), Ronnie Cooter (vo)





































































































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