声よし,歌よし,でもジャケは...
"Let's Do It Again" Leela James(Shanachie)
3月に発売のアルバムなので,新譜と呼ぶにはちょっと時間が経っているが,新譜扱いとさせて頂こう。先日,近所のCDショップをうろついていて,このアルバムを見つけたわけだが,Leela Jamesってファースト・アルバムも持っていたなぁと思いつつ,今一つ印象がクリアではなかった。しかし,今回はカバー・アルバムということもあり,ジャケには全く食指は動かされなかったものの,購入と相成った。
ジャケットはいけていないが,歌と声はこれが素晴らしい。選曲はJames BrownからWomack & Womack,Stones,更にはForeigner等と幅が広いが,このディープなボイスでこんな曲を歌われたら,それだけで参ってしまうというアルバムである。まじでこれはよい。ソウルの女性シンガーのアルバムとしては声よし,歌よし,選曲よし,なおかつ適度なリラクゼーションも感じさせてかなりいけている。一躍私のヘビー・ローテーション盤入りである。それにしても,比較的新しめのソウル・ナンバー(+α)のカバー集ってのはベタなプロデュースだとは思うものの,これだけいい歌を聞かせてもらえば,文句も出ないわ。
こんなにいいアルバムが作れるのであるから,さぞやファーストもよかったのだろう。これはちゃんと聞いていなかったに違いない私が悪いということで,さっさと聞きなおすこととしよう。それにしてもファーストはメジャーのWarner Brothersからだったのに,なんでいきなりマイナー落ちしたのだろう?まぁそれでもまだまだ20代も半ばということで,花開くのはこれからである。将来への期待も込めて星★★★★★としてしまおう。気が早いがソウル部門今年のベスト盤候補である。いや~,それにしても今年は豊作である。
Personnel: Leela James(vo), Ralph Kearns(key, vo), Steve "Supe" White(ds), Christopher "Rahboo" Sabb(b), Ricardo Ramos(g), Rudy Bird(perc), Theodross Avery(sax), Kenuatta Beasley(tp), Roland Barber(tb), Tiffany T'Zelle(vo), Darchele Todd(vo), Andrea Martin(vo), Melonie Daniels(vo), Linwood Smith(vo), LaTasha Jordan(vo)
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