Burton / Metheny:安心して聞ける心地よさ
"Quartet Live" Gary Burton, Pat Metheny, Steve Swallow & Antonio Sanchez(Concord)
このバンドが日本に来たのは早いものでもう3年も前になってしまった。私は残念ながら,その時のライブは見逃したが,ついにこのバンドのライブ・アルバムがリリースとなった。
一聴して,Gary Burton,Pat Methenyらしいサウンドが飛び出し,ファンとしては嬉しい出来だと言ってよいが,これは良くも悪くも予定調和の世界である。何と言ってもこの安心感はこのメンツならではであるが,強烈なスリルには乏しいというところである。しかし,BurtonとMethenyのコンビにあっては,スリリングな展開というよりも,両者の楽しげなコラボレーションを楽しめばいいので,そこは全然問題にならない。Swallowもこの二人とは昔からのバンド・メイツであるから,激しく切り込むようなことはしないわけだが,唯一,このバンドに楔を打ち込むような役割を果たしているのがSanchezのドラムスである。私はここにSanchezがいなかったら,もっと牧歌的(あるいはゆるい演奏)になっていたのではないかと思うのだが,彼の突っ込みがこのバンドのテンションを若干ながらも上げたような気がして,Sanchezのプレイぶりを持ち上げておきたい。叩き過ぎって話もないわけではなかろうが,やはりいいドラマーである。
いずれにしても,Burton,Methenyの双方のファンである私もこのアルバムは十分楽しめたし,輸入盤は結構な安値だったので完全に元は取った。聞いていて心地よいので,しばらくはプレイバックし続けることも可能な佳作である。結構選曲がいいのもプラスのポイント。同じリユニオンでも先日酷評したL’Imageとは違うと言っておこう。星★★★★。でもMetheny関係のリユニオンなら,PMGの方が好きです~(きっぱり)。あと,このジャケは趣味じゃないなぁ。
Recorded Live at Yoshi's in Oakland on June 10 & 11, 2007
Personnel: Gary Burton(vib), Pat Metheny(g, g-synth), Steve Swallow(el-b), Antonio Sanchez(ds)































































































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