たまに聞きたくなるBoston
今日本でBostonの音楽を聞こうって人がどれぐらいいるのかはよくわからないが,本国では結構ツアーなんかもやっているようであるから,現役と言えば現役のバンドである。しかし,やはりBostonと言えばデビュー作と2作目"Don't Look Back"だけでいいんじゃないのって気がしないでもない。私もその2枚は保有しているが,もっぱら聞いているのはこのベスト盤である。
アメリカン・プログレ・ハードなるカテゴリーがいかなる意味を持つかは私は知らないが,ある意味,誰が聞いてもBostonだという音像を作り上げていたことは今にして思えば凄いことである。Tom Scholzのギター・サウンドがこのバンドの個性を作り上げていることは間違いないが,まぁこのサウンド,いま聞いていても私のような中年には楽しめる。
今だったら,エフェクターでツイン・リードのような音も簡単に出せるが,当時はまだまだテクノロジーの発展途上であったため,初期にはScholzとBarry Goudreauという二人のギタリストでこのサウンドを作っていたというのが微笑ましい。しかし,MIT出身の秀才Tom Scholzにとって,テクノロジーの進化とともに,それを活かしてワンマン・バンド化していったことは必然であったように思う。
このベスト盤でさえ発売されてからもう12年も経過しているので,やはり音には古臭さを感じるようになってきたものの,それでも"More Than a Feeling"を聞くとついついボリュームを上げてしまう私である。まぁ,私の年代にとっては懐メロってことで,過ぎ去りし日を懐かしめばいいのである。星★★★★。でもこのバンド,ジャケットの趣味に関しては全く悪趣味であった。こればかりは手がつけようがない。
余談だが,デビュー間もない頃の山咲千里が,出演中のNHKの朝の連ドラ「鮎のうた」の楽屋で"Don't Look Back"を聞いていた姿が懐かしい(我ながらマニアックなネタである)。
Personnel: Tom Scholz(g, b, key, ds, perc, vo), Brad Delp(vo, g, perc), Barry Goudreau(g), Fran Sheehan(b), Sib Hashian(ds, perc), Jim Sasdea(ds), Fran Cosmo(vo), David Sykes(vo),Curly Smith(hca)





































































































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