Gergievのマーラー・チクルス,早くも第3弾
"Mahler: Symphony No.7" Valery Gergiev / Lonson Symphony Orchestra(LSO Live)
このブログで「Gergievのマーラー・ライブ現る」と書いたのが今年の5月だが,早くもこのシリーズ第3弾としてマーラー7番の登場である。それにしても物凄いリリース・ペースではないか。今年だけで3枚目である。まぁ既にこのチクルスは終了しているみたいだから,最終的には全曲発売するのだろうが,かつてないようなリリースのパターンである。
これまでのシリーズを聞いていても思ったのだが,やはりGergievらしいというか,圧倒的にパワフルな演奏で目が回りそうという感じである。こうした演奏ならばGergievならできて当然という気がしてしまうのだが,例えば5番のアダージェットやら9番のアダージョなんかはどうなってしまうのだろうという方に関心が向いてしまうのはちょっとまずいかなぁとも思ってしまった。
このGergievのマーラー・チクルス,世間では賛否両論渦巻いているようだが,結局は何をこの演奏に求めるかということに尽きるわけで,私のようにGergievのダイナミズムが好きな人間にとってはこれもOKなので星★★★★である。しかし,7番という曲そのものがあまり魅力的とは言えないというのも事実であり,私としては早いところ,2番,5番,9番を聞いてみたいなぁというのが実感である。
ところで,昔,ロンドン響がClaudio Abbadoと来日した時に私は楽器搬入のバイトをしていて,ステージの袖からマーラー5番の演奏を聞く(見る)という幸せな経験をしたのだが,そのときのバック・ステージに散乱したビールの空き缶の数には笑ったのも懐かしい。ロンドン響の連中は,熱い演奏で赤い顔をしていたのではなかったのだ。特にブラスの連中あたりは激しく飲んでいたんだろうなぁ(笑)。
Recorded Live at the Barbican in March 2008
London Symphony Orchestra Conducted by Valery Gergiev
« Simple Acoustic Trio:名前で損しているかもなぁ | トップページ | 夏枯れ... »
「新譜」カテゴリの記事
- Walter Smith IIIのピアノレス・トリオ盤をストリーミングで聞いた。(2026.03.13)
- またもAlice Sara Ottが放つ超美的ピアノ音楽。(2026.03.11)
- クリポタの新譜への期待が高まる。(2026.03.08)
- Jeremy Peltの新作をストリーミングで聞く。タイトルに込めた意図ほどは激しくはないがいい出来だ。(2026.03.05)
「クラシック」カテゴリの記事
- 今年初のイタリア文化会館行脚(笑)。(2026.03.14)
- Alice Sara Ottが紡ぐJohn Fieldのノクターン。これって嫌いな人いないだろう。(2026.02.03)
- 久しぶりにMyung-Whun ChungのDGボックスを取り出す。(2026.02.01)
- 2025年の回顧:ライブ編(2025.12.23)
- らじる★らじるで聞き逃したDutoit/N響のオール・ラヴェルを振り返る。(2025.12.03)




































































アルバムのご紹介なのに、なぜか私は
ロンドン響の方々がビールを・・・ってところが
気にってしまいました。
えぇっ!と言うか、いいのそれで、と言うか
なんだか困りますね、秘密を知ってしまって・・・。
常盤さんとショーの本の事書いたので
おヒマな時にでもお立ち寄り頂けるとうれしいです。
投稿: メルセデス | 2008年8月 7日 (木) 20時44分
メルセデスさん,こんばんは。
プチねたで喜んで頂けると書きがいがあります~。私は昔,芸大の学生とも付き合いがあったのですが,ブラスの連中って異常なんですよね~。コンパをやるとビール足上げ一気とかやらされて死亡寸前になりましたが,きっとロンドン響のブラスもメンタリティは似たようなもんでしょう。
ブログにはお邪魔させて頂きます。
投稿: 中年音楽狂 | 2008年8月 7日 (木) 22時15分