Pendulumボックス到着!今日はディスク2である。
先日記事にアップしたMosaic SelectシリーズのPendulumボックスが到着した。わが同僚のやぎさんのところには1日早くデリバリーされたようだが,それほど時を隔てずして届いたのは誠にめでたい限りである。
このボックスの1枚目はオリジナルLPと同一であり,そちらは以前に「久々に聴いた"Pendulum"」として記事をアップしているから,今日はそのうちの2枚目について書くことにしてみよう。ただ,音源としてはリミックスされているので,ディスク1もオリジナルとはやや感覚が違う可能性もあるが,まずは未発表音源優先である。
ディスク2はいきなり大スタンダード"There Is No Greater Love"からスタートするが,このメンツらしいというかこれがかなり騒々しく,特にAl Fosterは叩き過ぎだろうという気がする。ここではRandy Breckerが先発で出るが,このBreckerは音色,フレージング両方とも今イチに思えるが,そのあとに出るLiebmanのテナーがかなり強烈。やぎさんも書いているとおり,途中から聞いてこれが"There Is No Greater Love"と認識できる人は少数であろう。そもそもこのテンポってあり?という気もするし,勢い余って元気百倍みたいな演奏で,「若気の至り」と言い換えてもよい。
その「若気の至り」は次の"Solar"でも全然変わらない。ここでも先発するBreckerのソロはこちらの方がよく聞こえる。Liebmanはここでも相変わらずだが,まぁよくもここまでウネウネと吹きまくれるものだと感心しつつ,またしても燃えてしまう私である。でもこの曲の4小節交換はフロントの2人が不発であまりいけてないのが残念。ところで,この曲の終わりではMCをAl Fosterがやっている。そのあたりが特別編成っぽいと言えばそのとおりである。
"Piacadilly Lilly"はオリジナルLPにも収録されていたが,ここではテイク違いを採用。次の"Night & Day"も激しくやっているので,この"Picadilly Lilly"が清涼剤のように思えるのが笑える。"Night & Day"ではFrank Tusaのベース・ソロが聞かれるが,この当時としては仕方ないかもしれないが,この増幅感はまるでエレクトリック・ベースのように思わせるところもあり,なんだかなぁである。しかし,ここでもTusa,Brecker,Beirach,Fosterに続いて最後の最後に登場するLiebmanというソロ・オーダーはなんだっ!と思わせるが,ここでもLiebmanの変態テナーが炸裂している。
尚,上では触れていないが,全編を通してRichie Beirachもピアノを弾きまくっており,今の演奏スタイルとのギャップは何?と思わせる出来。一体どっちが本質なのやら...。確かに結構変わったおっさんであったが,この変容ぶりは理解し難い部分ありである。
それにしてもライブ盤だからということもあるが,1曲の収録時間が長い。ディスク2で一番短いのが"Picadilly Lilly"でそれでも9分余り,そのほかは18分弱に20分超である。体調が今イチの私には1枚でお腹いっぱい。ということでディスク3は日を改めて書くことにしよう。演奏は十分熱く,大いに楽しめるが,まぁまともに評価すれば,「若気の至り」度,あるいはどれを聞いても同じように聞こえてしまうところがあるゆえ,星★★★☆としておこう。重要なのはこのボックスが発売されたことなのである。
しかし,所謂ジャズ研の連中がこれを聞いたらコピーに走るんだろうなぁというのはやぎさんのお考え同様である。ジャズ喫茶にたむろしていた一人としては,その感覚,非常によくわかる。そういう学生諸君(そういう人種が今でも残っているかは不明だが...)は5,000セット限定だからお買い求めはお早めに。これを逃せば入手は限りなく難しくなるだろう。よって今一度言おう。「これを聞かずに何を聞く!これを買わずに何を買う!」
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めでたく、、1/5000になりました。。。
上京やライブ等で、散財なので、クリスマス予算に手を出しちゃったのですが。。。
これがぁ。。。1年分を、6月で使い果たした。(爆)
いきなり、破産宣告です。
情熱的だから(爆)、計画性がないのだ。
で、、今年から、私はボーナスが無いので、、へそくりも出来ないのだ。
マジに、どうしようか、悩んでます。。。
7月は、どうせ、何処にも行けないので、、八月以降の為に、、どうにかせねば。
つう事で、あれです。はい。
投稿: Suzuck | 2008年6月30日 (月) 18時14分
すずっくさん、こんにちは。やりましたね。これで私を入れて4人目のマイミク1/5000化です。
これって結構恐ろしいような凄いような…。
でもまぁこれは借金してでもこれは買いですから。私も財政悪化の一途ですが、めげずに頑張りましょう!。
投稿: 中年音楽狂 | 2008年6月30日 (月) 19時25分