こりゃ驚いた!Was(Not Was) 18年振りの新作
"Boo" Was (Not Was) (Rykodisc)
Was (Not Was)の新作が届いた。おそらく1990年の"Are You Okay?"以来であるから18年振りのアルバムである。その間もDon WasはBonnie Raitt,Bob Dylan,The Rolling Stones等を手掛ける名プロデューサーとして名を馳せていたが,バンドとしては本当に久し振りである。実際にバンドとしての活動を再開したのは2004年ぐらいらしく,現在はツアーもやっているというのは信じられないが,まずはこのバンドの復帰を喜ぼう。
Was (Not Was)の音楽の特徴はさまざまな音楽が混在しているという点につきると思うが,これが本作でも全く変わっていないというか,録音が新しいテクノロジーでよりシャープになった以外,以前のWas (Not Was)のまんまである。一曲目からいかにもこのバンドらしい音が飛び出してきて,思わず笑みを誘う。少なくとも私が聞いた彼らの最後のアルバム,"What's Up, Dog?"と非常に近似性が高いように思わせ,まさに「三つ子の魂何とやら...」である。よって,今回もソウル,ファンク,ロック,フォーク等の要素がごった煮状態で,彼らのファンにとっては何とも言えない出来といえるだろう。
これが21世紀の現在において,どういうオーディエンスに受け入れられるかは疑問な部分もあるが,私は久し振りにWas (Not Was)を聞いて,非常に懐かしくも新鮮な気分に浸ることができた。下にあるようなゲスト陣がどういう仕事をしているかについてはもう少しよく聞いてみないとわからないが,まぁ昔からのファンは失望させられることはないと言っておこう。星★★★★。尚,"Mr. Alice Doesn't Live Here Any More"はBob DylanとDon & David Wasの共作である。
Personnel: Sweet Pea Atkinson(vo), Sir Harry Bowen(vo), Donald Ray Mitchell(vo), David Was(fl, hca, key, vo), Don Was(b, key, vo), David McMurray(sax), Randy Jacobs(g), Jamie Muhoberac(key), Luis Resto(key) with Kris Kristofferson(vo), James Gadson(ds), Curt Bisquera(ds), Lenny Castro(perc), Wayne Kramer(g), Booker T. Jones(org), Val McCullum(g), Greg Leisz(pedal steel), Marcus Miller(b), Tim Drummond(b), Portia Griffin(vo), Arnold McCuller(vo), Myrna Smith(vo), Sallly Dworsky(vo), Doc KLupta(bs), Lee Thornton(tp), Rayse Biggs(tp)
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