Sergio MendesのRhodesはよい
"Encanto" Serigio Mendes (Concord)
Sergio MendesとThe Black Eyed PeasのWill. i. amのコラボ作"Timeless"はJohn Legendの名唱"Please Baby Don't"も含むナイスなブラジル~ヒップホップ・フュージョン作であったが,彼らの共演第2弾が出るとは思わなかった。今回も前作同様の路線であるが,MendesによるFender Rhodesの響きが何とも心地よい。
今回の作品も前回同様豪華なゲスト陣と言えるが,やや地味か。しかし,冒頭のFergieを迎えた"The Look of Love"は私にとってはちょっと微妙(というかあんまりいいと思えない)ながら,ほかでは適材適所の使い方が目立っている。私が今回,実は最も危惧していたのはNatalie Coleを迎えた"Somewhere in the Hills"である。何せ相手はNatalie Coleであるから,今回も"Unforgettable"的に歌われたらSergio Mendesと合うわけないなぁ,その場合はどうしようと思っていたのだが,今回は助演のTill Bronnerのフリューゲルホーンもよく,Natalie Coleも力みのない好演でなかなかよかった。
また,今回はToninho HortaやCarlinhos Brown等のブラジル勢の参加も目立つ。
それにしても,CDのブックレットに写るSergio Mendes(今年で67歳のはずである)が女性モデルたちを見つめる目線はエロ親父そのものである。しかし,年を取ってもこれぐらいのエロ度でなければ,こんな音楽は作れまい。自分がその年齢になったときのことを考えると愕然ともするが,大した爺さんである。私もかくありたい。
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