懐かしのNY Rock & Soul Revueの実況盤
"The New York Rock And Soul Revue: Live at the Beacon" Various Artists (Giant)
私にとって懐かしいアルバムである。今から17年前,私はこの会場にいたからである。私はこのアルバムに参加しているDonald Fagen(Steely Dan),Michael McDonald(Doobie Brothers),Phoebe Snowのアルバムについてはこのブログで取り上げてきたし,Boz Scaggsについても相当なファンと言ってよい。こうしたメンツが一同に会すること自体が私にとっては奇跡的であり,在NYC中の私がこのライブの告知を見て,チケットを買いに走ったことは言うまでもない。
この演奏が収録されたBeacon Theaterは確かBroadwayと72丁目当たりにあったと記憶しているが,随分と歴史を感じさせる造作ながら,手頃なキャパシティのホールで,こうしたメンツを見るにはちょうどよい場所だったと思う。そして,確かこのイベントは正確には"New York Rock And Soul Revue II"だった(少なくとも私が買ったTシャツにはそう書いてある。実はいまだにそれを着ている物持ちのいい私である)が,1回目がどこであったか,あるいは3回目以降があったのかは私は知らない。いずれにしても,Fagen(ピアニカを吹きまくっていた)はそれほどでもないが,その他のメンツが相当ソウルに影響を受けていることを実証したようなライブである。
現場では大いに盛り上がった記憶があるが,レコーディングされた演奏はまぁ普通というか,それほど特筆するようなものではない。結局のところ,これはお祭り的なセッションであり,あくまでもそうした観点で楽しめばいいように思う。それでもFagenとMcDonaldで歌われる"Pretzel Logic"にはわくわくしてしまうのは当然であるが,そんなメンツの中でソウル心を爆発させるPhoebe Snowが特に素晴らしいと私は思う。いずれにしても我が過ぎ去りし日の想い出盤ということで☆オマケで星★★★☆。
ちなみにExecutive ProducerはLibby Titusである。彼女が残したソロ・アルバムもよかったなぁ。久し振りに聞きたくなってきた。
Recorded Live at the Beacon Theater on March 1& 2, 1991
Personnel: Donald Fagen(vo,key), Michael McDonald(vo key), Boz Scaggs(vo), Phoebe Snow(vo), Eddie & David Brigari(vo), Charles Brown(vo, p), Jeff Young(key, vo), John Hagen(ts, vo), Drew Zingg(g), Lincoln Shleifer(b), Dennis McDermott(ds), Cornelius Bumpus(ts), Chris Anderson(tp), Danny Caron(g), Jimmy Vivino(g), Larry DeBari(g), Bob Gurland(vo-tp)
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コメント
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Steely Danが好きなのでもちろんこれは買いました。
確かに此処でのPhoebe Snowはいいですね。
彼女のアルバム、「Something Real」が大好きでした。タイトル曲や「Touch Your Soul」といったある程度年を重ねたものにしか歌えない曲を当時大学生だった私がどれだけ理解していたのかは疑問ですが。 今聴いたら泣くんでしょうね、きっと(笑)
投稿: Trot | 2009年5月25日 (月) 16時59分
Trotさん,コメント・バック第2弾です。それにしても"Soemthing Real"とは渋いですねえ。"Never Letting Go"(確か記事をアップしたと思います)も好きでしたが,あれとはまた違う渋さがありますよね。
投稿: 中年音楽狂 | 2009年5月25日 (月) 21時56分