出張中に見た映画(2007/12) その1
「ボーン・アルティメイタム("Bourne Ultimatum")」(’07,米,Universal)
監督:Paul Greengrass
出演:Matt Damon, Joan Allen, Albert Finney, Scott Glenn, Colin Stato
いつも言っていることだが,海外出張中の楽しみは飛行機で映画を見ることである。今回も何本か見たので,そのレポートをしてみたい。
NYC行きの往路で見たのは都合4本であるが,まずは最初に見たのがこの作品である。私はロバート・ラドラム原作の「暗殺者」シリーズは全部読んでいるが,Matt Damonという役者がJason Bourneとどうしても結びつかないため,この映画シリーズを見ることを遠慮してきた。しかし,今回の第3作にして最終作を見て私の不徳を感じるほど,これはよくできた映画であった。
監督のGreengrassは「ユナイテッド93」でもその監督技術には結構感心していたのだが,今回の作品を見て,これはただならないのではないかと思ってしまった。それぐらい大したものである。まーよくこれだけのエピソードを突っ込んで,この時間に収め,しかも全く飽きさせないのは立派と言わざるをえない。また,下手にCGに頼らないのも非常に好感が持てる。
本来は第1作から順番に見るのが筋ではあるが,私には独立した作品としても楽しめた。この作品をリアルにしているのは女優があまりにきれい過ぎないという側面もあるだろうが,Matt Damonの頑張りが一番である。私にとっては「ディパーティッド」よりずっとよかったと言ってしまおう。星★★★★☆。DVDで第1作からちゃんと見ることにしようと思わせてくれたことに感謝。どんどん下らなくなっていった「マトリックス」や「スパイダーマン」とは訳が違うのである。
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