出張中に見た映画(2)
「傷だらけの男たち(Confess of Pain))」(香港,'07)
監督:Andrew Lau, Alan Mak
出演:Tony Leung Chiu Wai, 金城武, Jing Lei Xu, Shu Qi
出張中に見た映画シリーズの第2弾であるが,香港映画っぽく何とも暗いトーンに包まれた映画であった。「インファナル・アフェア」がハリウッドでリメイクされ,「ディパーテッド」となり,オスカーまで取ってしまったが,この映画もレオナルド・ディカプリオでリメイクされることが決定されているとのことである。こうした事実は香港映画の質の高さを裏付けるのではなく,ハリウッドの才能が枯渇し始めていることを示しているだけだと言いたい。おそらくディカプリオは金城武が演じた役を演じるのだろうが,それがどうしたと言っておこう。
まぁ映画の筋としては,大したことのない話なので詳しくは触れないが,この映画の特徴としてフラッシュバックの多用があるものの,これはやや使い過ぎというレベルに達しており,ややしつこさを感じさせる。また,もう1人の主役であるとトニー・レオンは金城武に花を持たせるかのような役割に留まっていて,両者の演技比べというようなレベルにはならないのがもったいないような気がする。
さらに映画のクロージング・テーマが日本の配給元であるAvexに気を使ったか,浜崎あゆみなのには笑ってしまった。映画には余韻というものが必要なのであって,浜崎に何の魅力も感じない私にとっては,「何だかなぁ~」というセレクションである。いずれにしても,金城武は健闘しているものの,映画としてもシナリオとしても「インファナル・アフェア」の方がはるかによく出来ており,この作品は可もなく不可もなくという程度の出来である。ということで星★★★。
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