Jacob Young:ECM期待のギタリストの来日を祝う
"Evening Falls" Jacob Young (ECM)
2007年11月にECMからのセカンド・アルバムのリリースが予定されているJacob Youngが来日することになった。先日のEgberto Gismontiの来日といい,ECMファンにとってはたまらない事態である。ドラムスでは本作にも参加のJon Christensenが同行するそうだからこちらも期待が高まる。
本作がリリースされたのは2004年のことだが,一聴して,ECM的なフレイバーに溢れたアルバムで嬉しくなってしまった記憶がある。フロントがトランペットとバスクラというのはユニークだが,決してノイジーにならず,バランスのいいサウンドなのが素晴らしい。Youngのギターは個性を確立しているとは言えないが,落ち着いたトーンを聞かせている。私としては,本作はギター・アルバムというよりも,トータルなサウンドやYoungのオリジナル曲を楽しんだ方がいいように思えるが,ライブの場だと違う印象を受けるかもしれない。
ちなみに,新作も全く同一メンバーで吹きこまれているようだし,来日メンバーも全く同じらしいので,バンドとしての成熟度はおそらくこのアルバムのときより更に上がっていることは間違いない。ここで聞かれるサウンドやそうした期待を含めて,ECMファンにとっては必聴の来日公演になるだろう。一体ライブの会場にはどのような好き者が集うのか...。変な意味ではなくそちらも期待してしまう。
Recorded in December 2002
Personnel: Jacob Young(g), Mathias Eick(tp), Vidar Johansen(b-cl), Mats Eilersen(b), Jon Christensen(ds)
« Keith Jarrettのヨーロピアン・クァルテット:このフォーク・タッチがたまらない | トップページ | 話芸について思う »
「ジャズ」カテゴリの記事
- Mike Stern@ブルーノート東京参戦記(2019.08.04)
- コレクターはつらいよ(3)(2007.12.30)
- 追悼,Oscar Peterson(2007.12.25)
- Dave Douglas:年末になって現れた素晴らしい作品(2007.12.26)
- 私も今年のベスト盤を...(2007.12.31)
「ECM」カテゴリの記事
- 追悼,Ralph Towner。(2026.01.20)
- 2025年の回顧:音楽編(その2::ジャズ)(2025.12.29)
- Dino Saluzziの新作は哀愁度高く心に沁みるアルバムであった。(2025.12.17)
- "The Köln Concert: 50th Anniversary Special Edition"を入手。無駄遣いと言われればその通りだが。(2025.12.14)
- 全然ECMっぽくないのだが,音に痺れるジョンスコ~Dave Hollandデュオ。(2025.11.29)
« Keith Jarrettのヨーロピアン・クァルテット:このフォーク・タッチがたまらない | トップページ | 話芸について思う »

































































コメント