2026年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
フォト
無料ブログはココログ

お知らせ

  • 当ブログはAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。

« 久し振りに"Blues-ette"を聞いた | トップページ | 懐かしの"Steve Grossman in New York" »

2007年7月 9日 (月)

どこへ行ったかChico Freeman

Chico_freeman"The Outside Within" Chico Freeman (India Navigation)

Chico Freemanがヤング・ライオンズとか何とか言って,持ち上げられたことも今は昔。最近ではほとんど音沙汰もなくなってしまってしまったが,Bobby WatsonたちとのThe Leadersというバンドでの吹き込みやツアーは続けているようである。

しかし,Freemanが最も輝いていたのは,このアルバムを吹き込んだ1970年代後半(リリースは81年だが...)であり,当時の有望株が必ずしも順調に育つわけではないということを実証しているのは残念なことである。あるいは時代が彼のようなミュージシャンを求めなくなったとも言えるかもしれない。

だが,このアルバムの2曲目"Undercurrent"を聞けば,Freemanが当時いかにイケているミュージシャンであったかがよくわかる。もちろん,このアルバムでは共演者の力も大きいが,ここでのテナーのフレーズ,あるいはDeJohnetteとのデュオ・パートなど,今聞いてもゾクゾクする。これは結構たまらん出来である。私はこの曲だけでも星★★★★★をつけたくなるほどのスリルを感じてしまうし,大音量で聞きたいという欲求にかられてしまう。そのほかの曲も悪くないが,"Undercurrent"があまりにも突出した出来を示している。

振り返れば,Chico Freemanの音楽は,ロフト系のジャズマンほどフリーではないが,適度にモダンより一歩進んだスタイルを持ち合わせていたことが,1970年代後半から80年代前半という時代の雰囲気にちょうどフィットしていたのかもしれない。しつこいようだが,それにしても"Undercurrent"である。あまり市場でも見掛けないが,このアルバムを見つけたら,2曲目を聞くためだけに買っても損はしないと言ってしまおう。

Personnel: Chico Freeman(ts, b-cl), John Hicks(p), Cecil McBee(b), Jack DeJohnette(ds)

« 久し振りに"Blues-ette"を聞いた | トップページ | 懐かしの"Steve Grossman in New York" »

ジャズ」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。このあたりのチコが最も輝いていたとの点には共感します。バラードも良いです。しかし、チコのことは偏愛したので、その後のしょうもないグループ「Brainstorm」や、最近のアルバムも何故か聴き続けています(笑)。
http://pub.ne.jp/Sightsong/?entry_id=1073323
http://pub.ne.jp/Sightsong/?entry_id=491912

齋藤さん,コメントありがとうございます。プレイヤーにはそれこそ旬があるので仕方がないような気もしますが,Chicoは落差が大きすぎたと思います。残念なことですが。

ところで,TBご希望ならば貴サイトで行ってもらいませんと反映されません。お手数でもよろしくお願いします。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: どこへ行ったかChico Freeman:

« 久し振りに"Blues-ette"を聞いた | トップページ | 懐かしの"Steve Grossman in New York" »