Stanley Clarkeを番頭としたフュージョン・オールスターズによるライブだが...
"Live at the Greek" Stanley Clark & Friends (Epic)
詳細なレコーディング・データがないが,90年代に入ってから録音されたフュージョン・オールスターによるライブ盤である。プロデューサーはStanley Clarkeが行っており,Stanley Clark & Friendsとなっているので,Clarkeの発案によるものであろう。
各人の曲をフィーチャーしながら,そこに"All Blues"や"Goodbye Porkpie Hat"のような有名ジャズ・オリジナルを挿入するというプログラムはある意味ごく当たり前と言える。このメンツであるから悪い演奏にはなっていないのであるが,これだけのメンバーを揃えることによるシナジーが感じられないのは問題だろう。特に"Goodbye Porkpie Hat"がいかん。Jeff Beckが"Wired"で聞かせた演奏の方が遥かに素晴らしいようでは,ジャズマンの沽券に関わるというものだ。
結局のところ,こうしたセッション・アルバムにありがちな「一丁上がり」的なプロダクションが問題である。Carltonがソロでしっとり聞かせる"Her Favorite Song"の前半ような曲(後半はこれまたお気軽ブルースで頂けないが...)もあるだけに何とも勿体ない。最後がお決まりの"School Days"で,ClarkeとCobhamのバトルが楽しめるが,それにしてもあまりに冗長にやられれば辟易としてくる。そうした点を総合すれば星★★がいいところ。「船頭多くして船山に登る」の最適事例。
Recorded Live at the Greek Theater
Personnel: Stanley Clarke(b), Larry Carlton(g), Billy Cobham(ds, perc), Deron Johnson(key), Najee(reeds, fl)



























































































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