Ralph Townerの魅力
"Solo Concert" Ralph Towner (ECM)
12弦ギターとクラシック・ギターで独自の世界を築いているギタリストがRalph Townerである。古くはPaul Winter Consort等で演奏し,現在もOregonでの活動を継続しているバンド形式でのTownerも相応に魅力的だが,Townerの個性を満喫するにはECMレーベルに残されたソロ・アルバムが最適だと思う。その中でも最高傑作がこの"Solo Concert"である。どこから聞いてもTownerの真骨頂というべき透徹な音楽性に満ち溢れている。
ジャズ・ファンとしては,クラシック・ギターで演奏される"Nardis"に注目するのは当然であるが,この演奏の美しさはBill Evansの演奏にも勝るとも劣らない出来を示していて,期待を裏切らぬ素晴らしさ。しかし,ここではそれに加えて,Townerならではの12弦ギターの響きを楽しみたい。この響き,一度聞いたら癖になる。ECM独特のサウンドとも相俟って,桃源郷へ誘われる気分と言っては極端かもしれないが,このアルバムを聞いていると,何とも心地よい時間を過ごすことができる。(私事になるが,以前,病を患い,1ヶ月ほどの入院を余儀なくされたとき,このアルバムを何度聴いたことか。)
ということで,私の生活への貢献度も高く,星★★★★★。
決してメジャーな人ではないので,来日機会は今後も多くはなかろうが,改めてのソロでの来日公演を切望しているのは私だけではないだろう。再来日の折には追っかけをやらせてもらうと宣言してしまおう。
Recorded October 1979 in Munich and Zurich
Personnel: Ralph Towner(g)
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» タウナーの蓄積 Diary / Ralph Towner [JAZZ最中]
blogでの知り合いの中年音楽狂さんはラルフ・タウナーの相当なファンでしっかり聞き込んでいらしゃる。タウナーが好きなんて私も書いているが、音楽狂さんが書いている、最高傑作もその次も持っていません。
刺激を受けて拾ったタウナーが久しぶりで良かったので、他もどちらか欲しいと気にしていたら結構早くであいました。
まずは「Solo Concert」で1980年のアルバム、5曲目“Nardis”を聴いていて、先日のキースを思いだしました。タウナーってギターをピアノの様に弾きます。タウナーの凄さがはっきり... [続きを読む]




































































Ralph Townerいいですね。私は、新作Timelineを聞いて、改めてAnthemを聞きなおしています。静謐極まりないです。これ以外の彼のリーダー作は持っていないのですが、もう少し掘り下げて聞いてみようと思う今日この頃です。もう7年前ぐらいになるでしょうか?来日コンサートに行かなかったのが悔やまれます。行ってもその当時は良さが分からなかったかもしれませんが、、、。
投稿: カビゴン | 2007年10月12日 (金) 10時51分
カビゴンさん,またまたコメントありがとうございます。7年前の来日というのはお台場の訳のわからない名前のライブハウスでやったときでしょうかねぇ。あのときのTownerソロも素晴らしかったですが,このアルバムにはかないません。このアルバムこそが私にとってのTownerの最高の瞬間だと思っています。
投稿: 中年音楽狂 | 2007年10月12日 (金) 20時13分