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カテゴリー「Joni Mitchell」の記事

2012年3月23日 (金)

2,000本目のエントリーはJoni Mithchellで

Miles_of_aisles "Miles of Aisles" Joni Mitchell and the L.A. Express (Asylum)

長年ブログをやっていれば,記事の数が積み重なるのは当たり前のことだが,飽きっぽい私が6年目にしてついに2,000本目のエントリーというのは我ながら信じ難い。こうなってしまうとなかなかやめられないというのが正直なところだが,さすがに最近毎日更新はきついと感じるようになっている。それでもできるだけ更新はするようにしてはいても,「本日は...」だの「今日はお休みです」だのってのが増えてしまっているのも事実。まぁ,これからも気楽に続けていきたいものである。

その2,000本目のエントリーに選んだのが懐かしのJoni Mitchellによるライブ盤である。このアルバムがリリースされたのが1974年であるが,まだジャズに傾斜する前の,シンガー・ソングライターとしてのJoniのキャリア前半のベスト盤的位置づけにあると言ってもよいだろう。録音が3か所で行われていて,雰囲気の違いがかなり出ているのが編集的にはどうなのよと言いたくなるのも事実であるが,それでもこれはバックのL.A. Expressの演奏とも相俟って楽しめるアルバムである。

Joniらしい変則チューニングの模様や,語りも含めて収録されているところが,往時のSSWのアルバムって感じもするが,ここで聞かれるJoniのギター・チューニングの数々には改めて目が点になる思いである。よくもまぁここまで考えるものだと思うとともに,よく弾きこなすものだと言わざるをえない。まさにこれはOne & Onlyの世界である。Joni Mitchellという人は,歌手,ソングライターとしてと同じぐらい,変則チューニングを駆使するギタリストとして評価しなければならないということを改めて痛感させられた私である。

そして,このブログでも先日取り上げた"The Circle Game"も収録されているが,先日のBuffy Sainte-Marie盤の記事を書いた時には,そちらに馴染みがあり過ぎて,Joniのオリジナル・バージョンを聞いた時には違和感があったと記した。しかし,ここでの歌唱は,聴衆にも歌わせるという演出もあって,「おぉっ,いかにもSSW」って感じで微笑ましいし,スタジオ盤よりも私はこっちの方が好きかなぁ。CSN&Yの"4 Way Street"にしろ,本作にしろ,そういう時代だったのだ。ここではJoniが面白いことを言っていて,"The Circle Game"は一人で歌うよりも,大人数で歌うことを意識して作った歌,それも調子っぱずれな歌が入ってもOKみたいに言っている。これは聴衆の参加を促すためのセリフとも言えようが,いずれにしてもこういうのって時代を感じさせるものだが,これはこれで楽しいのである。

また,聴衆があれを歌え,これを歌えとやかましいが,途中で聴衆が叫ぶ"Joni, you have more flash than Mick Jagger, Richard Nixon, or Gomer Pyle combined!"というセリフにJoniも爆笑しているのも微笑ましい。このあたりは米国のTV文化に通じていないとわからんと言っても仕方ないが,こういうのも微笑ましさを感じさせるのである。

同じ1974年にリリースされた"Court & Spark"から1曲しか演奏していないのは解せないが,それでもこれは選曲よし,歌よし,演奏よしの三拍子そろったナイスなアルバムである。これと"Shadows & Light"のどちらかを選べと言われたら,それは究極の質問だと逃げたくなってしまうかもしれない。それぐらい楽しめるアルバムである。星★★★★★。

Recorded Live at the Universal Amphitheatre on August 14 through August 17 except "Cactus Tree" Recorded at L.A. Music Center on March 4 and "Real Good for Free" Recorded at Berkeley Community Center on March 2

Personnel: Joni Mitchell(vo, g, p, dulcimar) with The L.A. Express: Tom Scott(woodwinds & reeds), Max Bennett(b), John Guerin(ds, perc), Robben Ford(g), Larry Nash(p)

2012年3月15日 (木)

本家より好きかもしれない:Buffy Sainte-Marieの"The Circle Game"

Circle_game "The Circle Game" Buffy Sainte-Marie

"The Circle Game"と言えば,私がこよなく愛するJoni Mitchellの名曲である。しかし,Joni Mitchellの音楽に私が出会うはるかに前から私はこの曲を知っていて,Joniを意識しなくてもいい曲だと思っていた。今にしてみれば非常に懐かしいのだが,私がこの曲を初めて聞いたのはラジオの深夜放送,おそらくは「ABC ヤング・リクエスト」だったはずである。年の頃はおそらく小学校5年生ぐらいだったのではないか。ほぼ40年前である。

私は子供の頃からかなりの宵っ張りで,小学生の頃から毎晩1時前後までは通称「ヤンリク」を聞いていた。この番組は歌謡曲とポップスが交互にかかるというのが編成の特徴で,私が小学生の頃から洋楽に目覚めてしまったのは,この番組でBeatles,Carpenters,更にはMichel Polnareffやら,果てはT-Rexまでいろいろな音楽に接していたことによるところが大きい。中学生になると,私はFMへと移行を果たし,更に洋楽の道を進むことになった。そんな私が「ヤンリク」でこの曲を聞いたとき,Buffy Sainte-Marieのビブラートは不思議だなぁなんて思いつつ,妙にメロディが心に残ってしまった。この曲が映画「いちご白書」に使われていたことを知るのはずっと後になってからだったが,爽やかなイントロやらいかにもポップス的な伴奏もあって,この曲は本当に強い印象を残したのである。

だから,後年,Joni Mitchellのオリジナル・バージョンを聞いた時にも,むしろ違和感のようなものを覚えてしまったぐらいであるが,それは私がそれほどこのBuffy Sainte-Marie版が好きだったということの裏返しに過ぎない。今回,ある方のFacebook上での投稿に影響されて久々に聞きたくなって音源をダウンロードしたのだが,やっぱりこれはよい。いっぺんに約40年前の自分に戻ったような気がしてしまった私である。今聞いてもBuffy Sainte-Marieのビブラートはきつ過ぎるようにも感じるし,ファースト・コーラスの後半にリズムが走ってしまうように感じるのもあの時のままだが,時代を越えて愛されて然るべき曲,歌唱であると思えてしまった。

とにもかくにも懐かしい。そして多くの人にこの曲を知って頂きたいという思いもあり,甚だ気まぐれでこの記事を書いたが,折角だからYou Tubeのファイルも貼り付けてしまおう。ええですわぁ。この曲が使われた「いちご白書」も劇場で再公開されているようだし,DVD化も今のところされていないので,劇場でやっているうちに休みの日にでも見に行くことにしよう。

尚,はなはだ余談であるが,「ヤンリク」のテーマを作曲したのは浪速のモーツァルト,キダタロー大先生,最初は奥村チヨが歌っていたが,私が聞いていた頃は岡本リサ版であった(はずだ)。な~んてことを言っても反応する人がどれぐらいこのブログのビジターの中にいるかなぁ,と思いつつ,人には忘れられないことって必ずあるのだ(だからどうした!?と言われても反応できないが...)。いずれにしても,こうした回顧的な記事を書くこと自体が歳を取った証拠だな(苦笑)。

2011年4月26日 (火)

これぞ究極!Joni MitchellのSHM-CD盤はジャケの精度が凄い。

Hissing_of_summer_lawn遂にというか,ようやくというか,Reprise/Asylum時代のJoni Mitchellのアルバム群がSHM-CD/紙ジャケットされて再発となった。昨今の日本のレコード会社の紙ジャケットのレプリカ度へのこだわりは,はっきり言って尋常ならざるものがあるが,今回のJoni Mitchellの作品においてもそれは健在である。オリジナルの手触り感はもちろん,エンボスにまでこだわった再現度ははっきり言ってオタクの世界と言っても過言ではない。これでは従来のジュエル・ケースでは我慢できなくなっても仕方がない。私にとっては財布には相当厳しいものだったが,これならまぁ納得せざるをえまい。

そうした中で,今回は発売されていないライブ盤2種:"Miles of Aisles"と"Shadows & Lights"はどうなるのだとか,Geffen移籍以降のアルバムはどうなるのかといったところにも興味は尽きない。いずれにしても,出たらまた買ってしまうんだろうなぁと思わざるをえない。音はまだ聞いていないが,Steely DanのアルバムのSHM-CD盤を聞いているので,そこそこ期待していいだろうと思っている。しかし,本当に無駄遣いだよなぁと思うが,Joniのアルバムならば致し方があるまい。ということで,エンボスの見事さという意味ではこの「夏草の誘い」が圧倒的かな。"Blue"の手触りや,"Court & Spark"のエンボスも見事なものだが...。

ここまで来ると,紙ジャケ・レプリカも完全に「文化」の領域と言ってもよいかもしれない。まぁ,裏返せば,こうでもしないとCDはもう売れない時代なのであり,買い手も相応の層に限定されてしまうんだろうなぁ。それにしてもマニアックである。

2010年8月28日 (土)

Joni Mitchellの本として,かなりいい出来。

Blue_period 「ジョニ・ミッチェルという生き方: ありのままの私を愛して("Will You Take Me As I Am: Joni Mitchell's Blue Period" ミッシェル・マーサー著,中谷みなみ訳(ブルース・インターアクションズ)

私がJoni Mitchellのファンだということは,このブログでも公言しているし,カテゴリーさえ作ってしまっている。そんな私であるから,この本の原書が出た時から,実は非常に気になっていたのであるが,最近は洋書を読む元気もないので見送っていたら,翻訳版も出ていたのを書店で見つけてゲットである。ソフト・カバーで2,310円はちょっと高くないかと言いたくもなるが,まぁ仕方あるまい。そんなに部数がさばけるとも思えないし...。

ということで読み始めたのだが,これが非常によく出来た本で感心してしまった。本作の作者であるMichelle MercerはWayne Shorterの評伝"Footprints"の作者でもあり,取り上げるミュージシャンの趣味がいいねぇと思わせるが,筆力も大したものである。タイトルからするとアルバム"Blue"期の逸話が中心かと思わせるのだが,MercerはBlue Periodを"Blue"から"Hejira(逃避行)"までの時期と定義している。私がJoniの最高傑作と思っている"Hejira"も含めた時期ということなら,これはきっと面白いに違いないと確信した。もちろん,私小説的だと言われる"Blue"時代の話に興味がないわけではないのだが,私には"Hejira"までというのが重要なのである。

そうした中で,数々出てくるJoni Mitchellの逸話が実際かなり面白い。Joniって天才肌なんだろうなぁと思わせるような話ばかりである。恋愛遍歴を創作の力の源泉としているのではないかとさえ思いたくなるが,逆に言うと,それだけ彼女が男を惹き付ける魅力を持っていたということであろう。また,Joniによるさまざまな辛辣なコメントも,ここまで言ってくれると気持ちいいわいと言いたくなるような感じである。JoniがJackson Browneを忌み嫌っているというのも笑えるしなぁ。よくぞここまで話を引き出し,うまくまとめ上げたものだと言いたい。

そして,非常に面白かったのが巻末に添えられた「ジョニの好きなもの・大好きなもの」のリストが輪を掛けて興味深いものであった。いずれにしてもJoni Mitchellのファンであるならば,読んで絶対損はしない。

そうした本だが,これは明らかな誤訳ではないかと思わせるくだりがあったり,人名/固有名詞の表記に気に入らないところがあったりと,その辺りは若干の減点対象にはなるが,それでも十分にもとは取れたと思う。繰り返し読みたくなるような逸話揃いである。星★★★★☆。

2010年2月13日 (土)

オリンピック開会式で流れたJoni Mitchell

バンクーバー・オリンピックが開幕したが,開会式はなんだか映像は美しいものの,冗長な演出で最後は退屈してしまったが,その中では音楽のパフォーマンスは結構楽しかった。k.d.langの"Hallelujah"なんて相当によかったが,視覚的効果も含めて最もよかったのはJoni Mitchellの"Both Sides Now"が流れた時ではなかったか。残念ながらJoniがライブで歌うことはなかったが,空中バレエとも言うべきワイヤー・アクションが,美しい映像と相俟って,非常によかったのではないかと思う。このあたりにはJoniへのリスペクトすら感じさせるものであった。

ミュージシャンの選出を見ていても,まぁ妥当な線だろうとは思ったが,Neil Youngが出たらもっと盛り上がったかもしれないなぁ。ありえないけど(爆)。

2009年11月29日 (日)

何とも瑞々しいJoni Mitchell未発表ライブ

Amchitka"Amchitka: the 1970 Concert That Launched Greenpeace" Joni Mitchell / James Taylor / Phil Ochs

このブログでも既に告知をしていたアルバムが11/10にリリースされ,私の手許にもカナダから到着した。このメンツである。期待しない方がおかしいと言いたくなるのは私だけではあるまい。

と言いつつ,私はまだこのアルバムのDisc 2,即ちJoni Mitchellの演奏しか聞いていないのだが,これだけで星★★★★★である。録音が古いから,当然ヒスノイズも大きいし,決して最高の録音というわけではない。しかし,ここで聞かれるJoniの歌声の何と瑞々しいことか。当時,彼女は26歳だったということだが,何とも素晴らしい歌唱,そして演奏ぶりである。

このアルバムの珍しいところは,Joniの曲から,即興的に別の曲に展開されるということである。"Big Yellow Taxi~Bony Maroney"もそうだが,ファンとしてはやはり"Carey~Mr. Tambourine Man"の方が気になるのは当然であろう。私には即興的に聞こえるものの,後者についてはJames Taylorが飛び入るところを聞くと,事前に打ち合わせたものかもしれない。しかし,そんなことはどうでもいいと思うのがファンの弱みだが,若干冗長かなぁと思いつつもやっぱりこれには注目してしまうのである。

この時の演奏が足がかりになって,今のGreenpeaceの屋台骨となったということだが,前にも書いたとおり,彼らの活動には100%賛同できないところはあるとしても,JoniにしてもJamesにしてもPhil Ochsにしても,少なくとも当時は環境保護活動をサポートしようとしていたということがわかるのも興味深い。

いずれにしても,Joni Mitchellのファンたるものは,必ずこのアルバムを入手しなければならんと強く言っておこう。送料込みでたったの30カナダ・ドルである。発注の手間を惜しんで,この音源を聞かないならば,Joni Mitchellのファンを名乗る資格はない(と熱くなる私)。この頃のJoniの声は本当に瑞々しくも美しい。とにもかくにも聞いて頂きたい演奏である。Disc 1については追ってレビューすることとしたいが,今年最高の発掘録音と言っても過言ではない。

Recorded Live at Pacific Coliseum, Vancouver, Canada on October 16, 1970

Personnel: Joni Mitchell(vo, g, p, dulcimer), James Taylor(vo, g), Phil Ochs(vo, g)

2009年11月 9日 (月)

注目のライブ盤,間もなく発売

Amchitka 以前,このブログでも告知したJoni Mitchell,James Taylor,Phil Ochsの3人の演奏を収めたライブ盤(記事はこちら)が11/10に発売される予定である。下記のサイトでプレオーダー受付中。価格は普通の国際郵便なら送料込みで30カナダドルである。支払いはPayPalもしくはクレジット・カードで可能。

http://www.amchitka-concert.com/

別にもうすぐ発売なんだからプレオーダーする必要はないって話もあるが,一刻も早く聞きたいので即注文した私である。これはやっぱり楽しみだよなぁ。

2009年10月14日 (水)

朗報!! Joni Mitchellのライブ音源が発掘されるらしい。

AmchitkaJoni Mitchellに関する情報サイトjonimitchell.comを見ていたら,何と11月にグリーンピースのファンディングのために,Joniの未発表ライブが発売されるとの情報が出ていた。以前記事にしたRhinoのボックス・セット(記事はこちら)は一時11月にリリース予定とされていたのだが,Rhinoのサイトでもjonimitchell.comでも,全く情報がアップデートされていない。ということで,そちらは予定より遅れているものと考えられるが,それに代わる嬉しいニュースである。

もちろん,私はグリーンピースの活動全てを肯定するわけではないので,彼らのファンディング目的ということには若干躊躇がないわけではないのだが,この音源はPhil Ochs,James Taylor,そしてJoniの1970年のライブということであるから,これは買わないわけにはいくまい。今から発売が待ち遠しいが,グリーンピース独占販売だそうである。まだ発売方法等の詳細情報は明らかになっていないが,11/10にリリース予定だそうである。それにしてもこのメンツ,この曲目(jonimitchell.comより転載)なら文句なく買いである。本件については改めて記事をアップしたいと思う。それにしても"
Carey / Mr. Tambourine Man"のメドレーって無茶苦茶気になるよなぁ。値段がバカ高かったらどうしよう...。とか何とか言っても絶対私は買うだろうが。

DISC ONE
Phil Ochs
1.  Intro Irving Stowe
2.  Intro Phil Ochs
3.  The Bells (E. A. Poe/P. Ochs)
4.  Rhythms of Revolution
5.  Chords of Fame
6.  I Ain't Marching Anymore
7.  Joe Hill
8.  Changes
9.  I'm Going To Say It Now
10. No More Songs

James Taylor
11.  Intro James Taylor
12.  Something In The Way She Moves
13.  Fire and Rain
14.  Carolina In My Mind
15.  Blossom
16.  Riding On A Railroad
17.  Sweet Baby James
18.  You Can Close Your Eyes

DISC TWO
Joni Mitchell
1.  Intro Joni Mitchell
2.  Big Yellow Taxi / Bony Maroni (Larry Williams)
3.  Cactus Tree
4.  The Gallery
5.  Hunter
6.  My Old Man
7.  For Free
8.  Woodstock
9.  Carey / Mr. Tambourine Man (Bob Dylan)
10. A Case Of You
11. The Circle Game

2009年7月10日 (金)

Joni Mitchellのボックス・セットが出るようだ

Joni Joni Mitchell情報のポータル・サイトであるjonimitchell.comによれば,今年の11月にRhinoレーベルから彼女のキャリアを俯瞰すると思われるボックス・セットが発売されるようである。CD4枚+DVD1枚,かつRhinoレーベルということで期待値が異様に高まる私である。

当該サイトでは1行コメントをリスナーによるライナー・ノートとして募集しているので,私も出してしまおうかなぁなんて思っているが,文章が短くなればなるほど,気の利いたことを英語で言うのは我々ノン・ネイティブには難しくなるが,物は試しである。

Joniのボックス・セットと言えば,Geffenレーベルのボックス・セットが噴飯物の編集だったこともあり,私はこのボックスに期待を寄せると共に,自分が投稿した文章がライナーに載るかどうかをワクワクして待つ楽しみもあるよななんて思っている。さて,なんと書けばいいのだろう...。

でもこうやって見ていると若いときのJoniって,クセはある顔だが結構可愛いよなぁ。また,この三つ編みが...。忙しすぎて私もおかしくなったようである(もとからおかしい?はい,その通りです)。

2009年5月30日 (土)

マニアックなJoni Mitchell参加のサウンドトラック

Grace_of_my_heart "Grace of My Heart" Original Motion Picture Soundtrack (MCA)

このアルバムがどの程度の人に認知されているかはわからないのだが,Joni Mitchellファンの間では有名なアルバムである。実は先日eBayに出品されているのを見つけて,叩き合い覚悟でビッドしたのだが,何のことはない。スターティング・ビッドで落札である。何となく拍子抜け。

なぜ,Joni Mitchellのファンがこのアルバムを捜すかと言うと,本作の初回盤にはJoni Mitchellが歌った"Man from Mars"がおそらく誤って収録されてしまい(裏ジャケには映画版のKristen Vigardによる歌唱と書いてある),ライセンス上の問題から,発売直後に回収の憂き目にあったものだからである。その後,Joniのヴォーカルがジャケ記載通りのKristen Vigardに置き換えられたものが正式盤として再出荷されたとのことであるが,このときの初回盤の発行枚数が4万枚,そのうち売れてしまって未回収となったものは数千枚程度と言われている。

よって,マニアの間でも,本作の入手は結構難しそうにも言われていたのだが,蓋を開けてみれば前述のとおりである。私がeBayで競り落としたものはいくつかあるが,中には激しいバトルになったものもある。本作もバトルを覚悟していただけに,決して安いとは言えないものの,この値段ならリーズナブルだというところで落札できたのはありがたかった。Joni Mitchellに関心のない人にとっては,馬鹿げた話にしか聞こえないだろうが,このような行動に私を走らせるのは,JoniとBrad Mehldauだけなのである。ファンの心理とは言え,これでは散財しても仕方ないが,内心うししとほくそ笑む私であった。

ところで肝心の音楽のことを何も書いていないが,とにかくまずはゲットできたことを喜びたいCDなのである。つくづく馬鹿につける薬はないということだ。尚,Joniのヴォーカルが収録されているCDの品番はMCAD-11510である。万一中古屋でこの番号を見つけたら即入手されたい。きっと高値で売り抜ける。但し,中身のチェックはくれぐれもお忘れなく。再発盤はMCAD-11554である。中身がすり替えられている可能性はなきにしもあらずである。

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