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カテゴリー「映画」の記事

2019年11月27日 (水)

Amazon Primeで見たら意外に面白かった「ラスト・スタンド」

The-last-stand 「ラスト・スタンド("The Last Stand")」('13,米,Lions Gate)

監督:Kim Jee-woon

出演:Arnold Schwalzenegger,Johnnie Knoxville,Forest Whitaker, Luiz Gusman, Rodrigo Santoro,Eduardo Noriega

「ターミネーター」シリーズの新作はイマイチだったが,だったらArnold Schwalzeneggerの映画なんて見なきゃいいだろうという声も飛んできそうだが,私も懲りないというか,暇にまかせてAmazon Primeでこの映画を見た。すると予算は「ターミネーター:ニュー・フェイト」より圧倒的に低いはずにもかかわらず,そこそこ面白く見られるということで,こっちの方がいいのではないのかとさえ思ってしまった一本。

逃亡した死刑囚がコルベットZR-1というぶっ飛びマシンで街にやって来るって感じで,この辺は「真昼の決闘(”High Noon")」辺りへのオマージュ感が出た,舞台は現代でも,西部劇ライクなストーリー展開と言ってよい映画であった。もちろん,痺れるようなサスペンスを感じさせるわけではないのだが,まぁB級西部劇的に,ワルは徹底的にワルに描かれ,描写はマカロニ・ウェスタン的なところも感じられるし,アクション・シーンも特に転落シーンなどまさに西部劇的な部分を感じてしまう。最後の決闘シーンなんて,バックドロップか!みたいなプロレス的な格闘場面が見られ,笑ってしまいそうにもなるが,こういう映画ではそれでいいのだ(バカボンのパパ風)。

ここでのArnold Schwalzeneggerの役回りは,LAPDの麻薬捜査官を引退し,アリゾナの片田舎の保安官になっているって役どころなのだが,日頃は何もないような平穏な田舎でドンパチをやってしまうってのも笑える。それにしてもFBIのエージェントを演じるForest Whitakerはなんでお前はそんなにアホなのかみたいに敵役に裏ばかりかかれる役回りだが,よくあんな役を引き受けたよなぁとさえ思わせる。あれではオスカー俳優としての面汚しみたいな役だが,まぁいいか。

ということで,どこからどう見てもB級の香りがプンプンしてくるが,くだらねぇ~と思いつつ,単純に楽しめばいいやってことで星★★★☆。たまにはこういうシャビーな感覚もいいのよねぇ(笑)。

2019年11月24日 (日)

なんだかんだ言ってまた「ターミネーター」シリーズを見てしまう私。

Terminator-dark-fate 「ターミネーター:ニュー・フェイト("Terminator: Dark Fate")」('19,米/西/ハンガリー,Fox/Paramount)

監督:Tim Miller

出演:Linda Hamilton, Arnold Schwalzenegger, Mackenzie Davis, Natalia Reyes, Gabriel Luna

私も好きだなぁと思ってしまうが,なんだかんだ言って,私はこのシリーズ,全作を見ている。徐々にストーリーに無理が出てきてしまうのはシリーズものの難点であるが,本作はJames Cameronが"T-2"の正当な続編と位置付けているそうである。だったら今までのシリーズは何だったんじゃい?と言いたくなるが,完全に"T-2"と"T-3"の関連性をリセットしてしまって,新しいストーリーを展開しているのだ。"T-3"にはLinda Hamiltonは出演していなかったから,James Cameronにとっては前妻Linda Hamilton演じるSarah Connorがこのストーリーには欠かせないというところだったのだろう。

"T-2"の後の本作の展開はネタバレになるので,詳しく書くことが憚られるが,Arnold Schwalzeneggerのここでの役回りは一体どうなのよ?と言いたくなる人も多いだろう。まぁ,本作の主役はLinda Hamiltonであり,Natalia Reyesであり,Mackenzie Davisでありという女性陣3人ということだと言ってよいと思うので,まぁそれも仕方ないってところか。

アクション・シーンはド派手であるが,ちょっとやり過ぎって感じも強い。移動手段が車だ,ヘリだ,更には大型輸送機だってさすがに無茶苦茶だろう。ストーリーとしてはわからない訳ではないのだが,唐突感が否めない展開であることは間違いないから,オリジナルの持っていたチープな感じではありながら,そこはかとなく感じられるサスペンスみたいなものがここでは弱体化してしまっているのが残念としか言いようがない。逆に言うと私はそういう感覚をこのシリーズに求めて続けているのかも知れないが(苦笑)。

おそらくはこれにてこのシリーズも打ち止めということだろうが,相変わらずのLinda Hamiltonを見られたのはよかったとしても,イマイチ感はぬぐえないそういう映画である。星★★★。

2019年11月19日 (火)

Amazon Primeで「容疑者Xの献身」を見た。

X「容疑者Xの献身」('08,東宝)  

監督:西谷弘

出演:福山雅治,柴咲コウ,堤真一,松雪泰子,北村一輝,真矢みき

私はなんだかんだと言って,「ガリレオ」シリーズの本を読んだり,通常はTVドラマはほとんど見ないのに,例外的にこのシリーズを見たりしていた。本作は原作は読んだが,映像版を見るのは初めてか,あるいは一度見たことがあるぐらいだろう。その辺の記憶は実に曖昧なのだが,もはや本作も10年以上前のものとなり,今となっては福山雅治が若いねぇなんて思ってしまった。

ネタがネタだけに,詳細のストーリーを書くわけにはいかないが,そう言えばこんな話だったなぁなんてAmazon Primeでこの映画を見ていて思い出していた私である。福山雅治は相変わらずのガリレオっぷりであるが,この映画のポイントは,堤真一のいい意味での「辛気臭い」演技だろう。興行収入は50億円近くに及んだらしいのはTVとのタイアップもあるだろうし,原作が直木賞を受賞したことも影響しているだろうが,「ALWAYS 三丁目の夕日」の鈴木則文役と全く違う堤真一の貢献も大きいように思えた。

まぁそこそこ面白く見られるのがこのシリーズのいいところだと思うのだが,深い印象を与えるかというと,見たか見ていないかの記憶も曖昧な現実を考えると星★★★☆ぐらいでいいだろう。ただ,映像的にはいかにもなので,敢えて映画じゃなくてもいいよなぁなんて思ってしまうが,まぁいいか。

2019年11月 1日 (金)

コレクターはつらいよ(25):突然フランス映画のサウンドトラックを担当したBrad Mehldau。

Mon-chien-stupide "Mon Chien Stupide" Original Soundtrack by Brad Meldau (My Music)

突然リリースされた映画のサウンドトラックをBrad Mehldauが担当していると知ってしまったからにはさぁ困った。この映画,以前Brad Mehldauが音楽を担当した「僕の妻はシャルロット・ゲンズブール」同様,Charlotte GainsbourgとYvan Attal夫妻主演の新作コメディとのことであるが,前の映画の縁もあって再登板となったのだろうか。

「僕の妻はシャルロット・ゲンズブール」のサントラはCDとしてもリリースされているが,本作の方は今のところダウンロードのみのようである。「僕の妻はシャルロット・ゲンズブール」 の方は別アーティストの音源も含んでいるコンピレーション的なものだったが,こちらは全面的にBrad Mehldauがピアノを弾いているように聞こえる。

冒頭の"Henri's Lament"から嬉しくなるようなトリオ演奏が聞こえてくるが,アルバムとしてはちゃんと曲として成立しているものと,あくまでも映画のバックを構成するための「サウンド」のような曲もあれば,弦を交えた室内楽のような曲もある。しかしソロで"And I Love Her"とかをやられると,6月のよみうり大手町ホールでのソロ公演の記憶が蘇ってしまう。電車の中で聞いていても思わずくぅ~っとなってしまった私である。

やっぱりサントラだよなぁと思わせる部分もあるが,これならCDで出してもいいのではないかと思えるような演奏ぶりであった。いずれにせよ,こういうのが突然出てくるのがコレクター泣かせってやつだよねぇ。ということで,ストリーミングでも全然かまわないのに,きっちりダウンロードもした私である。コレクターはつらいのだ。

尚,演奏者は全くデータがないが,トリオ演奏はレギュラー・トリオ,バスクラはJoel Frahmあたりだろうか。追って情報が出てきたらアップデートしたい。まぁ,普通の人はストリーミングで聞いて下さいってことで(笑)。

2019年10月29日 (火)

もの凄いテンションに加え,暗く,救いのない物語の「ジョーカー」

Joker

「ジョーカー("Joker")」(’19,米/加,Warner Brothers)

監督:Todd Phillips

出演:Joaquin Phoenix,Robert De Niro,Zazee Beetz,Frances Conroy,Brett Cullen

この映画がヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を取ったということも話題になったが,この暴力に満ちた映画を評価することは実は決して容易ではない。一時の衝動が暴力を生み,それが連鎖し,当たり前のように人を殺すようになり,とんでもない悪を生み出す過程を描いたこの映画は,見ているものを金縛りにしてしまうほどのパワーがあると思えた。それが約2時間に渡って継続するのだから,このテンションに耐えるのは結構きついものがあった。そしてジョーカーと言えば,バットマンの悪役だが,バットマンのストーリーにはどうしても暗さがつきまとうが,この映画の暗さと救いのなさはこれまでの「バットマン」映画に輪を掛けたものと言ってよい。そして,後にバットマンとなるBruce Wayneの父,Thomas Wayneも登場させて,ちゃんと「バットマン」への布石は打っているが,次があってもJoaquin Phoenixが出るとは思えないなぁ。それほどの決定的な怪演である。ある意味,「ダーク・ナイト」におけるHeath Ledgerを越えていると言っては言い過ぎか。しかし,映画の内容が内容なだけに,オスカーにノミネートされるかはわからないが,Joaquin Phoenixの個性を活かした名演技である。

シナリオとしては描き方が中途半端に終わっている部分もあるように思うが,そこは暗示,あるいは見ている方の解釈に委ねるという部分はあるだろう。多分こういうことなんだろうなと想像を巡らせるのもまた楽しからずやである。だが,ストーリーはあまりに暗く,あまりに救いがない展開のため,世の中の暗部ばかりを見せつけられたような気分になるから,決してデートには勧められない(きっぱり)。

一方,ここで描かれるゴッサム・シティを見ていると,1990年代前半までのNYCに近い感覚を思い出させるが,この映画のように権力対反権力の対立が暴動を生むところまでは行っていなかったから,ここまでひどいものではない。だが,地下鉄の落書きを見ているとついつい昔を思い出してしまった私であった。

結論としては実によくできた映画ではあるが,本当に殺伐とした気分になるから,見る側の精神状態もある程度健康なものでないと,結構危険かもしれないなぁ。星★★★★☆。

2019年10月26日 (土)

「ガンヒルの決斗」をAmazon Primeで見た。

Photo_20191022171201

「ガンヒルの決斗(”The Last Train from Gun Hill")」('59,米,Paramount)

監督:John Sturges

出演:Kirk Douglas, Anthony Quinn, Carolyn Jones, Brad Dexter, Eark Holliman, Brian G. Hutton

私は昔から西部劇が好きなので,この「ガンヒルの決斗」もRegion 1のDVDを保有しているはずだ。しかし,リージョン・フリーのDVDプレイヤーが寿命を迎えて,ちっとも見る機会がないところへ,Amazon Primeでこの映画が見られるではないか。ということで,早速この映画を見ての感想を。

西部劇というのは日本の時代劇みたいなものであるから,人情だとか復讐だとかは共通項としてよくある話である。この映画も典型的なパターンと言ってよいが,本来,友情でつながっているKirk DouglasとAnthony Quinnが対立する構図ってのもいかにもである。原題が示す通り,舞台であるGun Hillからの最終列車に乗れるのか?ってのがサスペンスの盛り上げパターンみたいになる訳だが,派手なドンパチは控えめで,そこに至る籠城シーンがちょっと長いかなぁって気がしないでもない。加えてCarolyn Jonesってのは典型的な美女って感じでもないのだが,むしろそうだからこそ,ここでの役にはフィットしている感じもあった。

まぁ,脚本というか設定には穴だらけのようにも思えるが,それでも正統派の西部劇として相応に楽しめるし,ここ頃のKirk Douglasはカッコよかったねぇと思いたくなるが,やはりMichael Douglasと似てるわってのはDNAの成せる技(笑)。だが,同じ列車を扱う「真昼の決闘」には遠く及ばないのも事実だが,西部劇なんだからいいのである(と開き直る)。星★★★☆。

そして,この映画で訳のわからない行動に出るもう一人の悪役Leeを演じるのが,後に監督として「荒鷲の要塞」や「戦略大作戦」等のアクション映画をものにするBrian G. Huttonだったと知ってへぇ~となってしまった私であった。

2019年10月25日 (金)

「エアポート ’80」:Amazon Primeでまた下らない映画を見てしまった...。

Concorde 「エアポート ’80(”The Concorde: Airport '79")」(’79,米,Universal)

監督:David Lowell Rich

出演:Alain Delon, Susan Blakely, Robert Wagner, George Kennedy, Sylvia Kristel, Eddie Albert, Bibi Andersson

Amazon Primeで見られる映画はまさに玉石混交である。以前,「エアポート ’77:バミューダからの脱出」を見て星★を付けているのだから,よせばいいものを,今度は懐かしの超音速旅客機,コンコルドを「主役」に据えたシリーズ最終作を暇に任せて見てしまった私だが,後悔したことは言うまでもない。

この映画の下らなさは,その無茶苦茶なシナリオにもあるが,時代が時代だけに特撮もしょぼい。元祖「大空港」は人間ドラマとしても楽しめたにも関わらず,そうしたシリーズとしての成り立ちとも言うべき「グランドホテル」形式はそこそこ維持しているものの,役者陣があまりにいけていない。ここはそもそもオールスター映画でないといかんのだが,もはやそれが成立していない。そして,人間ドラマと言っても,ごくありきたりな設定であり,何の面白みもない。George Kennedyは第1作からの連続登板であるが,今度はパイロットになってしまうんだから,これも何のこっちゃである。

映画としてはコンコルド対ミサイル,コンコルド対戦闘機みたいな展開であり,そこからしてバカげているのだが,追尾するミサイルを照明弾をダミーにして対処するなんて,よくもまぁ考えつくものだ。Alain Delon(アラン・ドロンね)は何度もアメリカ進出を企てて,見事に失敗に終わってしまったが,映画に恵まれなかったと言うか,もう少し出る映画を選べよと言いたくなってしまう。この映画では主役はコンコルドであって,役者なんてどうでもいいのである。

とにもかくにも実にくだらない。「エアポート ’77」が星★なら,こんな映画は無星で十分だ。途中でやめるべきだったが,最後まで見てしまったのはまさに時間の空費でしかなかった。やっぱり映画は選んで見ないといかん!しかし今にして思えば,この映画が製作された頃は,80年のモスクワ五輪を日米両国を含む多数の国がボイコットするなんて誰も考えてなかったのねぇ,ってのも懐かしい。それだけだな。

2019年9月29日 (日)

Tarantinoの映画と全然違うBrad Pittが見られる「アド・アストラ」。

Ad-astra 「アド・アストラ("Ad Astra")」(’19,米/中,Fox)

監督:James Gray

出演:Brad Pitt,Tommy Lee Jones,Donald Sutherland,Ruth Negga, Liv Tyler

先日観た「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」では可笑しささえ感じさせたBrad Pittが,ずっとシリアスな表情で演技を続ける映画である。そういう意味で,役者としての幅が広いと思わせてくれる映画だが,結構これがBrad Pittの表現からも感じられるように,シナリオ的には静的な部分が多い映画である。

その一方で,そうしたスタティックな感覚を補うために,アクション・シーンも交えるが,ここにちょっと無理が生じていて,何とも不可思議な感覚を与えてくれる映画である。ある意味,哲学的な要素させ組み込もうとした監督,共同脚本のJames Grayの野心は理解できる。しかし,それだけでは映画として辛気臭くなって,興行として成立しないという感覚から,シナリオに無理を施したのが露骨に出過ぎて,私としては見ていて結構居心地が悪い部分もあった。頭でっかちな感覚もありながら,ネタバレになるので詳しくは書かないが,見ればわかる通り,何じゃそれは?って感じの意味不明な部分もあるところが何とも中途半端なのだ。

視覚効果は結構よく出来ているとしても,やはりここにはシナリオの無理がたたって,私としては評価しにくい映画になってしまったが,星★★☆で十分だろう。Brad Pitt目当てで見るなら,間違いなく「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の方がはるかに楽しめることを保証する。

2019年9月22日 (日)

恥ずかしながら「キル・ビル」を初めて見た。

Kill-bill1 「キル・ビル Vol.1/Vol.2(”Kill Bill Vol.1/Vol.2)」(’03/04,米,Universal/Miramax)

監督:Quentin Tarantino

出演:Uma Thurman, David Carradine, Lucy Liu, Daryl Hannah, Michael Madsen,千葉真一,栗山千明

私がQuentin Tarantinoの映画をちゃんと見るようになったのは「ジャンゴ 繋がれざる者」からのことである。一時期私は本当に映画から遠ざかっていて,ある特定の時期はほとんど出張中の機内エンタテインメントを除けば映画を見ていないと言ってよい。だから,この映画も恥ずかしながらこれまで劇場はおろか,DVDでも見たことがなかった。私が躊躇してきた理由として,この映画に感じるイロモノ感ゆえってところが強い。

Kill-bill-2 だが,「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」にもやられてしまった立場の私としては,やっぱりQuentin Tarantinoの映画はちゃんと見ておいた方がいいだろうということで,中古でDVDを格安にゲットして初めて見ることとなった。一言で言ってしまえば,アニメを実写化したような「劇画」感あるいは比類なき荒唐無稽さってところか。相変わらずのQuentin Tarantinoらしいエグイ表現満載で,血しぶきが炸裂しているが,それゆえ欧米版は若干ソフトな表現になっているらしい。しかし,血しぶきと言っても私などはどちらかと言えばゲラゲラ笑いながら見ていたようなものなので,恐れるほどのものではない。

その荒唐無稽さゆえ,シナリオにおけるリアリティが欠如していると言ってしまえばその通りなのだが,これはこれでそういう映画として見ればいいものだろう。様々な映画へのオマージュやら,アニメの採用,シルエットや白黒シーン,更にはワイヤー・アクション等,様々な手立てを繰り出すQuentin Tarantinoの娯楽への感覚を楽しんでればいい話だと思う。

なので,この映画には小難しい話は不要。この無茶苦茶感を楽しめばいいというのが私の実感。星★★★★。それにしても,出演者それぞれのキャラが笑えるシナリオを描くQuentin Tarantinoの頭の構造は一体どうなっているのやら...(苦笑)。いずれにしても,ここに出ているDavid Carradineを見ていると,懐かしの「燃えよカンフー」を思い出してしまった私であった。そして映画における最高のセリフはLucy Liuの「やっちまいな!」だろうねぇ(爆)。

2019年9月16日 (月)

出張中に見た映画(19/09編):今回は移動が辛くて控えめになってしまった。

Dark-phoenix「X-Men:ダーク・フェニックス("Dark Phoenix")」('19,米,Marvel / Fox)

監督:Simon Kinberg

出演:James McAvoy, Michael Fassbender, Jennifer Lawrence, Nicholas Hoult, Sophie Turner,Jessica Chastain

X-Menのシリーズは2000年から続いてきたものだが,正直言っていけているものもあれば,全然面白くないものもあるって感じがあるのは確かである。これまでなら,私は劇場に観に行っていたかもしれないが,昨今のMarvel映画の連発にはさすがに付き合いきれず,今回は劇場では見ていなかった。今回,インド出張の道すがらで見たのがこの1本。今回は移動がきつく,結構疲労もたまっていたこともあって,往路,復路ともに1本ずつしか見ていない。途中まで見た映画もあるのだが,睡魔に負けた。ということで,往路で見たのがこの映画であった。尚,復路はマレーシア航空で帰ってきたのだが,久しぶりに「サウンド・オブ・ミュージック」を見た私であった。一体何回目?と言え,やっぱり好きだなぁと思っていた私である。

それはさておき,今回のこの映画,もうこのシリーズも終わりかなぁと思わせるに十分な内容になってしまった。こんなところに出てくるJessica Chastainももう少し仕事を選べば?なんて突っ込みたくなるような役回り。本人は楽しんでやっているのかもしれないが,敢えて彼女のような役者が演じなくてもいいだろうと思っていた。正直言ってしまえば,このストーリーは何だかなぁって感じだし,アクションは派手でも,もう少しX-Menのシリーズには,ミュータントの悲哀のような部分を感じさせる部分もあったはずだが,そういう要素が全然なくなってしまっているところのイマイチ感はぬぐい難い。

長年,私はこのシリーズを見てきたが,やはりHugh Jackmanが出てこないX-Menシリーズは,私にとっては魅力度が落ちたと言わざるをえないし,Jennifer Lawrenceはもはやゲスト出演みたいになってしまったのでは仕方ないのかもしれないなぁ。星★★。シリーズはこれからも続いていくようだが,「X-Men」としてはこれが最終作ということもあり,私にとってはもうこれで十分ということだと思う。

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