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カテゴリー「映画」の記事

2018年12月 4日 (火)

超久しぶりに聞いた"The Falcon and the Snowman"

”The Falcon and the Snowman: The Original Motion Picture Soundtrack" Pat Metheny Group (EMI Manhattan)

_20181202これを聞くのは何年ぶりだろうか?実を言ってしまえば,このアルバムはクロゼットの奥にしまわれていて,日頃プレイバックの機会はなかった。少なくとも,現在の家に引っ越してからは一度も聞いていないはずだ。そんなアルバムだが,先日,別のCDを探していて,これと"Song X"を久々に取り出してきた私である。

まぁ,これは映画(邦題は「コードネームはファルコン」)のサウンドトラックなので,通常のPat Metheny Groupの演奏と同等に扱うべきではないが,久しぶりに聞いてみると,結構彼ららしいサウンドもあって,特にPedro Aznarが加わる2曲はいい感じだと思える。ただ,やっぱりハイライトはDavid Bowieと彼らの共演である"This Is Not America"ってことになるのは仕方ないだろうねぇ。PMGとしては最新(最後?)の来日公演である2009年1月のBlue Note東京でのライブでもこの曲をやっていたのが懐かしい。

実に久しぶりに聞いたのだが,結構あっという間に時間が経ってしまって,実はまぁまぁ楽しめるアルバムだったのだなぁなんて思った私である。

それはさておき,映画の方は名匠John Schlesingerが監督した作品でもあり,Sean Pennも出ていることを考えると,ちょっと見てみたいような気もする。このJohn Schelsingerが撮った作品ではオスカーも取った「真夜中のカーボーイ」(誤植ではない!) が最も有名だろうが,実は「マラソンマン」とかも好きなんだよねぇ。あれはLawrence OlivierによるDustin Hoffmanの拷問シーンが怖かった。いずれにしても,結構渋い映画も多い,今にして思えばいい監督だった。

Personnel: Pat Metheny(g, g-synth), Lyle Mays(p, synth),Steve Rodby(b), Paul Wertico(ds, perc), Pedro Aznar(vo), David Bowie(vo), with National Phiharmonic Orchestra and Ambrosian Choir

2018年11月25日 (日)

機内エンタテインメントからの流れで見た「ボーダーライン」第1作。

「ボーダーライン("Sciario")」('15,米/メキシコ,Lionsgate)

Sicario監督:Denis Villeneuve

出演:Emily Blunt, Benicio Del Toro, Josh Brolin, Daniel Kaluuya, Maximiliano Hernández

先日の海外出張の道すがら,この映画の続編を機内エンタテインメントで見て,第1作が気になってきたことは既に書いた。ってことで,11/24までAmazon Primeで見られるってことで,この映画を自宅で見た。

正直言って,これはかなり強烈な描写を含んでおり,気の弱い人には勧められないようなんシーンもあるが,非常にテンションの高い,緊張感に満ちた映画で,非常に見ごたえがあった。間違いなく続編よりこちらの方の出来がよい。

後に「ブレードランナー2048」も撮るDenis Villeneuveって,やっぱり才能あるねぇと思わせるに十分であったが,それよりも何よりもBenicio Del Toroがカッコよ過ぎだろう。表面上,Emily Bluntが主役に見えるが,真の主役は,それこそ本作のタイトルとなっている"Sicario"を演じるBenicio Del Toroなのだ。この情け容赦のなさはまさにハードボイルドだよなぁ。そして,Emily Blunt。この人,何でも演じちゃうねぇと思わせる達者ぶりであるが,この役回りはやっぱり主演というより助演。それぐらいBenicio Del Toroの存在感が際立つ強烈な映画であった。星★★★★。

2018年11月23日 (金)

中高年の間で話題沸騰:「ボヘミアン・ラプソディ」を見た。

「ボヘミアン・ラプソディ("Bohemian Rhapsody")」('18,米/英,Fox)

Photo監督:Bryan Singer

出演:Rami Malek,Lucy Boynton,Gwilym Lee,Ben Hardy,Joseph Mazzelo,Tom Hollandar,Mike Myers

私の知り合いの中高年(笑)がこぞって見に行って,感動の涙にくれているこの映画である。正直言って,私はQueenと同時代を過ごした人間である。世界で一番早くQueenがブレイクしたのは日本だって認識もあるし(実は誤認識らしいが...),"Killer Queen"が流行ったのは私が中学生の頃なのだ。彼らがその後,ビッグネーム化していくのを見ていたと言っても過言ではない。そうは言っても,私はQueenのアルバムをまともに買ったことがないし,今でも保有しているのはベスト盤とライブ盤ぐらいであるから,全然ファンと呼べるような人間ではない。だが,やはり彼らの活動時期とシンクロして生きてきたってところはあって,私もこの映画を見に行った。そして泣いてしまった。

ストーリーは淡々と進んでいくが,この尺の中で,バンドの飛躍を描くのはやはり厳しいというところはあるものの,ラストに"Live Aid"の模様を持ってくるところで,我々のような中高年の感動はピークに達する。そして,ここで歌われる歌の歌詞に「死」が強く出ていることがそうした要素を強くしているはずだ。

しかし,冷静に考えれば,この作品は映像としてだけ捉えた場合と,Queenの音楽を含めて捉えた場合では相当に評価が違ってくると思える。上述のとおり,ストーリーが淡々と進んでしまう感覚はぬぐえないし,バンドとの確執からLive Aid出演までのシークェンス等は,都合よく話が進み過ぎだと思う。それでも,やはり彼らの音楽に接してきた世代にとっては,そんなことは大した瑕疵とは思えないというのが結論だろう。ということで,音楽込みで考えると星★★★★と評価するが,それでも私はLive Aidのシーンにはやはりこみ上げるものがあったことは告白しておこう

それにしても,Rami MalekのFreddie Mercuryへのなりきりぶりも楽しいが,それよりも,Brian Mayを演じたGwilym Leeは本人か?と思ってしまったぐらいだ。多分,髪型を真似るだけでも結構似ちゃうんだねぇ(笑)。そして,Mike MyersがプロデューサーのRay Foster役で出演しているが,彼が言う"We need a song teenagers can bang their heads to in a car. Bohemian Rhapsody is not that song."というセリフ(iMDBより拝借)には思わず笑ってしまった私である。だって,"Wayne's World"でやってたもんねぇ。ってことで,その映像を貼り付けてしまおう。この映像の1分50秒当たりを見れば,私が受けた理由はわかってもらえるはずだ。 

2018年11月19日 (月)

出張中に見た映画(2018年11月編)

Movies_2018_11

海外出張中の楽しみは機内エンタテインメントである。今回は1週間でロンドン→NYCを回るというきつい日程だったので,体力温存のためにもいつもより控えめな映画鑑賞となった。そうは言っても7本見ているが(爆)。

今回はロンドン便及びロンドン→NY便がBA,NY→羽田便がJALということで,セレクションに違いがあってある意味ではよかったような気がする。私は吹き替え版を見る趣味がないので,基本はオリジナル原語(今回の場合は,1本を除いて英語)で映画を見るのが基本のため,BA便ではClosed Caption付きの映画を選択し,帰路は日本語字幕で見るというかたちにした。見たのは次の7本。

  1. 「クワイエット・プレイス("A Quiet Place")」
  2. 「MEG ザ・モンスター("The MEG")」
  3. 「マンマ・ミーア! ヒア・ウイ・ゴー("Mamma Mia: Here We Go Again")」
  4. 「イコライザー2("The Equalizer 2")」
  5. 「カメラを止めるな!」
  6. 「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ("Sicario: The End of Soldado")」
  7. "The Spy Who Dumped Me"

正直言って,これは!って映画に欠ける感じがするが,まぁ機内で退屈しないで過ごすためのものなので,文句はない。しかし,7本のうち,3本は続編だってのが,ちょっとねぇって気もする。日頃から,私は最近のオリジナル脚本が少ないことを嘆いている訳だが,映画製作もどんどん安易な方向に流れるような気がしている。私は「マンマ・ミーア!」と「イコライザー」は前作も機内エンタテインメントで見ているが,「マンマ・ミーア! ヒア・ウイ・ゴー」の方は約10年を経ての続編ということであるが,もともと楽しい映画をうまく第2作に仕立てたってところだろう。「イコライザー」の方はどうこう言うのは野暮な勧善懲悪映画。「ボーダーライン」の1作目は未見だが,これは改めて見てもいいように思えた作品である。この第2作のエンディングはどうなのよ?って感じだが。

一方,低予算でも面白い映画は作れるってのを実証したのが「クワイエット・プレイス」と「カメラを止めるな!」ってことだろうが,前者はエイリアンの造形が気持ち悪いが,ラスト・シーンがいいねぇって思ってしまった。後者は日本でも大受けの映画で,今回私は初見だったのだが,なるほどねぇって思ってしまった。確かにこれはネタバレ禁止だが,よく出来たシナリオだと思った。やっぱり映画はシナリオ次第だと思わせる。

その一方,今回見た中で,最低最悪と思ったのは「MEG ザ・モンスター」だが,こういうのを出来の悪いシナリオと意味不明の展開と言う。サメのサイズはでかいが,恐さは「ジョーズ」に遠く及ばずって感じである。実にくだらない映画を見てしまったってところである。すべてが中途半端で,劇場で見ていたら腹を立てるタイプの映画である。

そして,唯一の日本未公開映画"The Spy Who Dumpled Me"もシナリオは無茶苦茶だが,まぁコメディだから許すってところだろう。Kate McKinnonの本来のおかしさを炸裂させるとことまで行っていないのは惜しいなぁって気もするが,まぁいいや。くだらねぇ~,と思いつつ笑っていればいいって感じの映画であった。

ということで,どんなコンディションであろうと,相変わらず映画は見続ける私であった。12月の出張時はどうなることやら(笑)。

2018年10月30日 (火)

感動した!Joni Mitchellのワイト島ライブ。

"Both Sides Now: Live At The Isle Of Wight Festival 1970" Joni Mithchell (Eagle Rock)

Joni_mitchell_isle_of_wight_2デリバリーされてから結構な時間が経過していたのだが,ようやくこのBlu-rayのライブ部分のみを見る時間が取れた。

ワイト島のライブはいろいろな問題を提起した野外フェスティバルだった。無料なのか,有料なのかでもめにもめ,諍いが絶えなかったというのは後々知ったことであった。そのワイト島で開かれた第3回のフェスティバルは,MilesやEL&P,The Whoも出演したものだったが,そこにJoni Mitchellも登場し,彼女が相当ひどい目にあったということは,以前から知られていた。

フェスティバルの模様は“Message to Love: The Isle of Weight Festival"としてまとめられていて,コンピレーション音源としてもリリースされているが,そこで撮影された素材を使って再編集されたのがこの映像ということになるだろう。このディスクもコンサート部分と,Joniのインタビューを交えたドキュメンタリーの2つの映像から構成さえている。まずは私が見たのがライブの部分である。

全編を通じて,古い映像ゆえに画像は粗いし,音もPAはかなりハウリングしているし,サウンドそのものも貧弱なのはまぁ仕方がない。そこで展開されるJoniの演奏には,特に前半に相当に神経質になっているJoniの姿が捉えられている。そして,"Woodstock"を歌い終えた後のヒッピー,Yogi Joeの乱入によって,騒然となった聴衆に向かってJoniの放った,"Pay respect to us."等々の言葉により,聴衆は静まり,Joniも落ち着きを取り戻して更に歌うというプロフェッショナルぶりを示す。Joniが語ったのは「ネイティブ・アメリカンが行っている神聖な儀式の最中に,それに敬意を払わない観光客とあんたたちは同じよって!」ってことだが,まさに「毅然とした」とはこういう態度であって,その後のプロとしての演奏に,聴衆がスタンディング・オヴェイションを与えるのは当然のことのように思えた。

今にして思えば,こんなことになっていたのかと感じるが,音楽というものが生み出していた幻想を完膚なきまでに打ち砕いたフェスティバルだったと思える。若々しいJoniの姿を見ることができるのは実に素晴らしいことであるが,ドキュメンタリーゆえの「現実の辛さ」というものも表れている。双方の意義を認めて,私としては星★★★★★とするが,とにかく,痛々しささえ感じさせながらも,Joniの態度,歌いっぷりには本当に感動させられた。すべての人に必見とは言いにくいところもあるが,これが優れたドキュメンタリーであるという評価は揺るがない。

ここでの毅然としたJoni Mitchellの態度は,現代ならば,それこそ渋谷界隈でハロウインでバカ騒ぎする「他者への敬意を欠いた」うつけ者どもにこそぶつけられるべきものではないかと,映像を見ていて思ってしまった。

2018年10月 9日 (火)

出張中に見た映画:18年9~10月編

Movie_201809_10

毎度毎度海外出張していると,移動中の楽しみは機内エンタテインメントだけみたいなものである。先日の2泊4日のNY弾丸出張では8本見て,イマイチ感があったなぁと思っていた(記事はこちら)今回は月替わりのタイミングで,見られる映画には若干変化があったのはよかったが,どうも最近のJALの映画の選定には疑問もある。話題性のある映画はいいが,もう少し「いい映画」を選んで欲しい。そして,日本語字幕で見られる映画が少なくなっているのは,吹き替え版が嫌いな私のような人間には困ったものである。もちろん,英語版であれば字幕なしで見るっていう選択肢もあるが,現在の私の英語力では厳しくなっている。せめて英語字幕のオプションがあればなんとかなるが...。ってことで,結局見られる映画は限定的となり,今回見たのは次の7本(往路4本,復路3本)であった。

  1. オーシャンズ8("Oceans 8")
  2. ジュラシック・ワールド/炎の王国("Jurassic World: Fallen Kingdom")
  3. LBJ ケネディの意志を継いだ男("LBJ")
  4. 7年の夜(韓)
  5. スカイライン 奪還("Beyond Skyline")
  6. ラプラスの魔女
  7. ブレードランナー 2049("Blade Runner 2049")

正直言って,再見の「ブレードランナー2049」を除いて,今回のチョイスで感銘を受けた映画は一本もない。まぁ許せるレベルなのは1,3ってところか。ってことで,各々について感じたことを書いてみよう。

「オーシャンズ8」は人気シリーズを女性版で作ってみましたって感じだが,そこそこ笑える要素もあるが,世の中そんなにうまくいかないだろうって皮肉な見方もしたくなってしまう。Helena Bonham Carterの相変わらずの怪演ぶりとAnne Hathawayのコメディエンヌぶりが楽しいが,Cate Blanchettはちょっともったいないって気もした。

「ジュラシック・ワールド/炎の王国」もシリーズものであるが,映画のラスト・シーンを見ていて,「猿の惑星」(リメイク版の方)のストーリーみたいだと思ってしまった。続編を作る気満々だろうが,ここまで来ると,次は無茶苦茶な展開になること必定だろう。確かにVFXの進化は凄いが,それは「ジュラシック・パーク」の時からそんなに変わっていないような気もしてしまった。

「LBJ ケネディの意志を継いだ男」は今回見た映画の中では一番地味だが,監督がRob Reinerだけにしっかり,そして真面目に作られた映画であった。それにしても主役のWoody Harrelsonって何でもやるねぇって感じの演じっぷりである。ケネディ暗殺後,大統領職を引き継いだLindon Johnsonを演じているが,議会での演説シーンには結構涙腺が緩んでしまった。ただ,RFKとの対立はもう少し突っ込んで描いてもよかったかなぁって気がする。しかし,これが日本で公開されるってのはある意味信じがたいぐらい地味。

「7年の夜」は韓国のミステリーを原作として製作された映画であるが,韓国映画らしい暗さに満ちた映画であり,ストーリーに救いが全く感じられなく,徹底して暗いのが,この手の韓国映画らしい。チャン・ドンゴンはもの凄い美男だが,今回の役回りははっきり言って見ていている方が胸糞悪くなるようなものである。役者としてのイメージを顧みず演じる姿勢は見上げたものだが,正直言ってこのストーリーはねぇ...。

 「スカイライン 奪還」は,それこそなんじゃこれはという噴飯ものの大駄作。機内エンタテインメントでなければ絶対見ない。映画を見ていても,全然時間が経過しないというスピード感のない演出,無茶苦茶なストーリーは金を出して見るものではない(きっぱり)。これから日本公開らしいが,私は絶対人にはお勧めしない。映画館で見るのは時間と金の無駄である。

「ラプラスの魔女」も噴飯ものの映画である。その最大の要因は櫻井翔の最悪の演技である。いや,あんなものは演技とも呼べない。学芸会以下のレベルであり,観客をバカにしているとしか思えない。監督の三池崇史もいい加減にしないと,「職業監督」とすら呼ばれなくなるだろう。原作者,東野圭吾はこれを見て何を思うのやら...。

「ブレードランナー 2049」は劇場で見た時も相応に評価していた私だが,再見に当たっては,ディテールを確かめようと思っていた。飛行機の画面だけではちょいと無理があるかなぁと思っていたが,この映画は美術がすべてだったよなぁって気がする。LAの風景なんかは,オリジナルとそんなに変わらないって気もするが,その他のシークエンスでの美術(セット)には圧倒される。でもやっぱりこの映画,Ana de Armasが可愛過ぎってのは映画見た時の感想と同じやんけ!(爆)

ってことで,どうも最近のJALの機内エンタテインメントはやっぱりイマイチだよなぁってのが正直な感想。11月の出張時にはもう少しまともな映画にしてくれい(笑)。

2018年9月20日 (木)

NY弾丸出張中に見た映画。

Jennifer_lawrence

先日の2泊4日のNY弾丸出張は体力的にも非常に厳しかったが,往復の機内でも実はあまり寝ていないというのが実態であった。寝てないんだったら,何してんのよ?って聞かれれば,当然機内エンタテインメントで映画を見ていた。その全てについて書いていると大変なので,忘れないうちにまとめて書いておこう。今回見た映画は以下の8本であった。我ながらよくやるわ。

  1. 15時17分,パリ行き("The 15:17 to Paris")
  2. デッドプール2("Deadpool 2")
  3. デス・ウイッシュ("Death Wish")
  4. トレイン・ミッション("The Commuter")
  5. 名探偵コナン ゼロの執行人
  6. レッド・スパロー("Red Sparrow")
  7. のみとり侍
  8. 空飛ぶタイヤ

日本映画が3本も入っているのが珍しいが,ちょっと今回はどれもイマイチだなぁって気がする。一番期待したのはClint Eastwood監督による「15時17分,パリ行き」であったが,実際の面々に演技をさせることはさておき,これはドラマとして,背景を描くことに多くを割いたことにより,本来の題材である列車テロのシーンが,それだけ?みたいになってしまうのが何だかなぁって感じである。昨今,Eastwoodは実話をテーマにした映画を結構撮っているが,これは一番の失敗作に思える。これは正直言って,シナリオの問題が大きかった。

「デッドプール2」は,X-MenをパロディにするのはMarvelとしてありだと思うが,正直言って何が面白いのかよくわからない展開で,コメディとアクションを両立させるのは,実は難しいのではないかとずっと思っていた。「デス・ウイッシュ」は懐かしや「狼よさらば」のリメイク作である。オリジナルでCharles Bronsonが演じた役は,今度はBruce Willisが演じる。いつもバリバリのアクションをこなすBruce Willisが銃も撃ったことのない外科医を演じるってのは,どうなのかねぇ。また,悪役側の粘着質さが嫌らしくて感じが悪いが,まぁ,こんなもんかって感じである。

「トレイン・ミッション」はこの手の映画に盛んに出ているLiam Neesonの映画であるが,映画の内容はさておき,知っている場所でのロケーションが出てきて,そちらに反応していたと言うのが実態。これもストーリーはかなり無茶苦茶な映画であるが,まぁいいや。「名探偵コナン」シリーズは,興行収入もよく,人気であるが,今回の一作もなかなか面白いと思わせたが,アニメらしいありえなさもあって,昔の「ルパン3世」とかを思い出して笑いながら見ていた私である。まぁ,それでも,大人が見ても結構楽しめてしまうのが,このシリーズのいいところである。

「レッド・スパロー」はこれって今の時代の話なのかと思わせる部分もあったが,何はなくともJennifer Lawrenceってこんなに別嬪だったかと,ずっと思っていた私である。私がそう思ったのはこういう感じというのを上下に1枚ずつ画像をアップしておくが,今までの彼女のイメージと全然違ったと言っておこう。また,この映画には,懐かしやCharlotte Ramplingが出ていたのには驚いたが,まだまだ現役で頑張っているのねぇ。素晴らしいことであるが,今回の鬼教官みたいな役はやっぱりはまるねぇ。

「のみとり侍」は裸もぼんぼん出てくる艶笑映画であるが,こういうのを誰が見るのかわからない機内エンタテインメントでやってしまうことには,批判もあるだろうなぁと思いつつ,気楽に見られるという点ではいいが,やっぱりこういうのを機内で見ていると人の目は気になるねぇ(爆)。そして「空飛ぶタイヤ」だが,池井戸潤らしいストーリーだなぁと思いつつ,あの自動車会社があそこで,あの銀行があれでと思って見ていると,露骨だなぁと思ってしまう。まぁ,でも実態もこの映画に近い部分もあったのかと思うと,困ったもんだなぁと思ってしまう。ただねぇ,このキャストはどうなのよって気はするが...。

ってことで,機内での時間を過ごすのに機内エンタテインメントは欠かせないものの,今回の目玉は「ハン・ソロ」だったように思う。でも劇場で見てしまっていたし,再見するほどの魅力も感じなかったので,上記のようなチョイスになったが,一本ぐらいこれはよかったってのが欲しいよねぇ。そんな中では,まぁ「レッド・スパロー」はJennifer Lawrenceに免じて許すって感じか。ただ,ちょいと長い(140分)のは気に入らないが。

でもまたすぐにNY便に乗ることになっているので,次はもう少し渋い映画をチョイスするかな(爆)。

Jenniferlawrenceinredsparrowmoviedh

2018年8月19日 (日)

「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」:まさにノンストップ・アクション

「ミッション:インポッシブル/フォールアウト("Mission: Imppssible/Fallout")」(’18,米,Paramount)

Fallout監督:Christopher McQuarrie

出演:Tom Cruise, Henry Cavill, Ving Rhames, Simon Pegg, Rebecca Ferguson, Sean Harris, Alec Baldwin

夏休みももう終わりってことで,映画も見ておかねばと思い見たのがこの映画。この手のアクション映画で,上映時間2時間半近くってのはさすがに長いって気がするが,これも007の長時間化の影響かなぁなんて思ってしまう。

しかしまぁ,これが実にハラハラドキドキ(死語?)の連続みたいな,ノンストップ・アクションであった。Tom Cruiseってもはやほぼ私と同年代のアラカンなのだが,それにしてはキレッキレのアクションを展開するのは立派としか言いようがないねぇ。

予想通りかなぁって感じの展開と,予想を裏切る展開があって,ちょっとわかりにくい部分がないとは言わないが,いずれにしてもかなり面白く見られることは間違いない。私は前作もm見ているが,展開の激しさは前作以上に思える。ってことで,この血沸き肉躍る感じにはついつい評価も甘くなり,星★★★★☆。次作の頃はそれこそTom Cruise,還暦じゃないの?と思ってしまうが,まだまだやるんだろうねぇ。

ってことで,Amazon Primeで旧作も見てみるかなんて思ってしまう私である。

2018年8月13日 (月)

出張中に見た映画:今回は往復1本だけとなったが,よく出来ていた「ウインド・リバー」

「ウインド・リバー("Wind River")」('17,英/米/加)

 Wind_river監督:Taylor Sheridan

出演:Jeremy Renner,Elizabeth Olsen,Graham Greene,Apesanahkwat

今回のバングラデシュ出張は往復ともに夜行便ということもあり,とても映画を見続ける状態ではなかった。そうは言いながら,帰路はこの1本を見た後,「クワイエット・プレイス」を見始めたのだが,睡魔には勝てず,途中で断念となった。

それでもって,この映画であるが,現在のネイティブ・アメリカンの生活ぶりというものが描かれているところも興味深いが,ユタの極寒の冬を描いていて,それを見る限りは涼しくなれる。しかし,映画のテーマは深刻な部分もあるので,エンタテインメントと言うよりも,しっかりとした映画として見るべきものと思えた。

出演しているのが「アベンジャーズ」シリーズにも出ているJeremy RennerとElizabeth Olsenだだからと言って,ちゃらちゃらした部分は皆無。しっかり作られたミステリー映画である。比較的低予算で作られていながら,こういう映画がちゃんと作られているってところが嬉しいところ。やや解決に向けての筋書きに性急さを感じないわけではないが,それでもこれは一見のお価値のある映画と言っていいと思う。

こういう映画が機内エンタテインメントに選ばれているってのも,ある意味凄いことだが,この映画に関しては,ちょっと劇場にも足を運んでもいいかなと思っていたので,得した気分の私である。星★★★★☆。今回は途中で断念した「クワイエット・プレイス」もその後の展開が気になっている私である。まぁ,9月にまたNY出張があるから,その折にでも見られるだろう。

2018年8月 5日 (日)

あまりの暑さに出掛ける気にもなれず,家で見ていた「2001年宇宙の旅」

「2001年宇宙の旅("2001: A Space Odyssey")」('68,米/英,MGM)

2001監督:Stanley Kubrick

出演:Keir Dullea, Gary Lockwood, William Sylvester, Douglas Rain

ブログの更新が滞ってしまった。こう暑い日が続くと,日常生活にも支障を来すが,その一方,飲み会続きでは,身体がもたない。ってことで,昨日はAmazon Primeでこの映画を見ていた。

この映画を見るのは何年ぶりかなぁと思いつつ,懐かしい思いもしながら見ていたのだが,1968年という時代を考えれば,これはかなりぶっ飛んだ映画だったなぁと思ってしまう。こういう映画をほめるとスノッブだ思われるかもしれないが,優れているものは優れているのだから仕方ない(きっぱり)。

今にして思えば,この映画はモノリスの存在についての考え方がはっきりすれば,それほど難しい映画ではないと思える。ただ,スターチャイルド登場に至る”Jupiter and beyond the Inifinite"のシークエンスは今見ても,相当ハードルが高い。まぁ,どう考えても子供には向かないよねぇと思うし,大人が見ても,このゆったりした感覚に睡魔に襲われる人間がいてもそれは仕方がない。

だが,この映像美と,「神の領域」を描いたとも思える深遠なテーマにはやっぱりまいってしまうよねぇ。もともとの脚本はKubrickがアイディア出しをしたようだが,そこにArthur C. Clarkeという別の知性が加わることで出来上がった,まさに壮大な叙事詩と言ってよい傑作であった。星★★★★★しかあるまい。エアコンの効いた部屋での有意義な2時間半であった(笑)。

尚,キャストを調べていてわかったのだが,「謎の円盤UFO」で冷静沈着なストレイカー司令官を演じたEd Bishopがパイロット役で出てたのねぇ。

そして,この映画の中で異常化するコンピューター(人工知能)の名前はHAL9000。HALの各々の文字の次のアルファベットを組み合わせると...。笑っちゃうよねぇ。

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