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カテゴリー「ライブ」の記事

2018年1月 6日 (土)

今年最初のライブはSimon Phillips Protocolだったのだが...。

_20180106今年最初のライブとしてブルーノート東京で行われたSimon Phillips Protocolを観に行ってきた。

今回は年始ということもあり,まだ世の中は休みを継続している人も多いらしく,客席は7割程度の入りって感じだったのは意外であった。私は私で仕事始めの後の会社の新年会(1時間程度のものでガッツリの飲み会ではない)に参加してからの参戦となったのだが,これがよくなかった。

Protocol_at_blue_note正直言って,演奏後半の記憶が飛んでいる。新しいギタリスト,Greg Howeを迎えての彼ららしいタイトな演奏を聞いていたにもかかわらず,私は睡魔に襲われていたようだ。だいたいが飲み過ぎッて話があって,いつもは見とがめられることもないステージの隠し撮りをスタッフに見つかってしまったのは,座席からSimon Phillipsの表情がうかがえず,真剣にアングルを考えていたからに相違ない。それによって,緊張感も切れたって感じで,眠りに落ちたということだろう。

ということで,今回は真っ当な感想を書けないのは実に情けないし,公演終了後のサイン会でも正直呂律が回っていなかったのは恥ずかしい限りであるが,Greg HoweにはAndy Timmonsよりよかったぜぃなんて軽口を叩いているのだから,相当な酔っ払いである。しかし,彼らの演奏はいつもながらのタイトで強力な演奏だったことは間違いない。

次回のライブは飲み会の後というシチュエーションは回避して,ちゃんと聞くことにしよう。新年早々ゆえの失敗ということで。それでもきっちり戦利品はゲットしたが,キーボードのOtmaro Ruizはサイン会の時に,自分はアルバムには入っていないけどいいのかなんて実に謙虚なことを言っていたが,そんなことを気にする私ではない。ということで,今回もバンド4人分のサインを頂いた。写真もほとんど撮れなかったが,数少ないものの一枚をアップしておこう。

いずれにしても,山火事で自宅が焼失し,米国ツアーの一部をキャンセルしていたSimon Phillipsの姿を拝めただけでもよしとすることにしよう。年初から大いに反省してる私である(爆)。

Live at ブルーノート東京 on January 5, 2018

Persoonel: Simon Phillips(ds), Greg Howe(g), Otmaro Ruiz(key), Ernest Tibbs(b)

2017年12月24日 (日)

そろそろ2017年の回顧を:まずはライブから。

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年末も押し詰まってきたので,そろそろ今年を回顧する記事も書き始めなければならない時期になった。まずは今年はもう予定のないライブだが,今年もよくライブに通ったと思わせる1年となった。最後の最後のNYCではしごの連続も効いているが,なんと今年は31本である。そのうち,最後のNYCで都合7本見ているので,平均すれば月2本強ってところである。以前だったら考えられないが,私も変わったものである。

そんな中で,今年もライブは玉石混交であるが,そんなにひどいってのはなかったってのが正直なところである。まぁ,Electric Miles Bandは全くいけていなかったが(苦笑)。そうした中で,一番強烈だったのは何かなぁと振り返ると,去年のPatti Smithみたいなのはなかったっていうのが正直なところである。

記憶に残るのはCharles Lloyd,Kendrick Scott,Chick Corea Elektric Band,Level 42,Mike Stern~Bill Evans,Rh Factor,Antonio Sanchez,そしてNYCでのWayne KrantzとFred Herschってところかなぁ。もちろん,東京ドームでのPaul McCartneyも,Blue NoteでのEsperanzaもよかったのだが,その辺は鉄板だけに正直言って驚きはない。そうした中で,やはり記憶がヴィヴィッドなだけにNYCで見たWayne KrantzとFred HerschのPocket Orchestraの印象が強い。特に後者については,まず日本で見るのは無理ということもあり,本当に貴重な体験だったと思う。

Fred Herschはアンコールで,最新作"Open Book"の最後に収められているBilly Joelの"And So It Goes"をソロで弾いたのだが,まさにこれこそ2月の来日公演を楽しみにさせるに相応しい演奏であったし,Pocket Orchestraの演奏も非常に面白かった。

加えて,相当に楽しめたのがLevel 42というのは自分としては意外だったが,エンタテインメントとしてのライブ演奏を垣間見た気がする。ということで,今年を代表して,Fred HerschのNYCでのライブにおけるアンコールでのソロ・ショットを掲載しておこう。かなりフォーカスが甘いが,そこはまぁご勘弁ということで

2017年12月18日 (月)

中年音楽狂のNY夜遊び日記:その4(最終回)

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NYC出張もあっという間に終了ということで,最終日は更に夜遊びに力がはいってしまった私である。まず,最初に訪れたのが,ブルックリンにあるNational Sawdustなるヴェニュー。出演はFred Hersch's Pocket Orchestraである。私はFred Herschのかなりのファンであるが,このPocket Orchestraについては,Sunnysideからアルバムも出ているのだが,今回はレコーディング・メンバーとは異なるメンツでの出演であった。アルバムについては,ちょっと聞いた感じではピンと来ていなかったのだが,この編成での来日はまずありえないということで,FBで出演情報を仕入れて,日本で予約を済ませていたものである。

今回のヴェニューの最寄り駅はユニオン・スクェアから地下鉄L線に乗って,イースト・リヴァーを渡ってすぐの,Bedford Avenueである。降りた瞬間から,マンハッタンとは異なる街の風情を感じさせるのがブルックリンだと思ったが,昨今のブルックリンは以前に比べると,明らかに小洒落た感じがする街に変貌を遂げている。今回のNational Sawdustも入った瞬間から,おぉっと思わせる内装のホールであった。だが,キャパとしては80〜100人ぐらいというこじんまりとした場所で,Fred Herschのピアノをこうした場所で聞けることを至福と言わず何と言うという感じであった。しかも,ピアノはベーゼンドルファー。く〜っ。

そして,今回の演奏を聞いて,私が思い起こしていたのがAzimuthである。今回のレパートリーにおいても,Norma Winstonが作詞で協力していたこともあるが,パーカッションが加わっているとは言え,編成もAzimuthに近いこともあり,これはFred Hersch版のAzimuthではないかと思えるような演奏であった。私にとって嬉しかったのは,私が抱いていたPocket Orchestraのアルバムのイメージと異なって,非常にリリカルな演奏が展開されたことである。Fred Herschのピアノは美しいが,そこに切り込むIngrid Jensenのトランペットが素晴らしいアクセントになるという感じだったのだ。そして,ヴォーカルのAubrey Johnsonはスキャットを中心とした歌唱で,インプロヴィゼーションも交え,ジャズ的なフレイヴァーを加えていた。それがまた,Azimuth的に感じさせるのである。

とにかく,Herschのピアノの美しさにまいっていた私だが,面白かったと言うか興味深かったのが,聴衆に黒人が一人もいなかったことである。Herschの音楽を聞く層は,やはり白人中心ということなのかもしれない。だが,そんなことは関係なく大いに音楽を堪能した私であった。終演後,Herschの本を購入し,サインもしてもらったが,2月のCotton Clubでのライブを楽しみにしていると伝えて,会場を後にした。

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そこから2軒目として向かったのが,またもSmallsである。私が到着した時に演奏していたのはDuane Eubanksをリーダーとするクインテット。Robin Eubanksがゲストで加わったこのバンドは,オーセンティックなジャズの良さを感じさせるバンドで,聴衆の受けもよかった。ピアノのJames Hurtは肘打ちも交えて,大受けしていたが,技はしっかり持っている上でのライブならではのパフォーマンスという気がした。Robin Eubanksを生で聞くのは初めてだったが,さすがのテクニシャンぶりを感じさせてくれた。

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そして,NYC最後のパフォーマンスとして聞いたのが,Smallsにステイ・オーバーしての懐かしやOTBのRalph Bowenのクァルテットである。平日なら考えられないが、Smallsが入れ替え制を取っており,$20の余計な出費が必要だったのは予想外であったが,まぁいいや。

Ralph Bowenは大学教授みたいな風貌でテナーをメカニカルに吹いていたが,バンドのメンバーにも恵まれて,なかなか楽しめる演奏だったと思う。私が特に感心したのがベースのKenny Davisである。テクニック十分でありながら,歌心溢れるソロを聞かせるKenny Davisには思わず終演後声を掛けてしまった。それぐらい彼のベースはよかった。また,ピアノのJim Ridlは堅実ながら,いいソロを聞かせたし,ドラムスのCliff Almondはなんでも叩けるねぇって感じで,比較的コンベンショナルなセットでも十分にうまいところを聞かせてくれた。

ということで,ホテルに帰り着いたのは午前0時を過ぎていたが,十分にNYC最後の夜を堪能させてもらった。出張とは言え,これほど時間を有効に活用したのも珍しいということにしておこう。だからNYC出張はやめられないのである。

Fred Hersch‘s Pocket Orchestra Live at National Sawdust on December 16, 2017@7PM

Personnel: Fred Hersch(p),  Ingrid Jensen(tp), Aubrey Johnson(vo), Rogerio Bocatto(perc)

Duane Eubanks Quintet Live at Smalls on December 16, 2017@9PM

Personnel: Duane Eubanks(tp), Robin Eubanks(tb), James Hurst(p), Gerald Cannon(b), Chris Beck(ds)

Ralph Bowen Quartet: Live at Smalls on December 16, 2017@10:30PM

Personnel: Ralph Bowen(ts), Jim Ridl(p), Kenny Davis(b), Cliff Almond(ds)

2017年12月17日 (日)

中年音楽狂のNY夜遊び日記:その3

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NYCでの仕事をほぼ終えて,3日目の夜に訪れたのが,アッパー・ウエストサイドのSmokeである。私はこのクラブには縁がなく,今回,初の訪問となった。NYCでの仕事はミッドタウンか,ダウンタウン,それもWall Street寄りの南のエリアが多いので,そもそもアッパーサイドに行くことが少ないのだから仕方がない。しかし,今回は仕事を終えて,地下鉄で103丁目の駅に向かったのであった。

そしてこのSmallsだが,チャージが妙に高い。1セットで$38,ミニマム・チャージが$20というのは,55 Barなどと比べると明らかに高い。まぁ,メンツがメンツだから仕方ないって気もするが,客層もダウンタウンとは明らかに異なるのが面白かった。

それで今回の出演はGary Bartzのクァルテットで“Coltrane Rules”と名乗るのだから,モーダルに決めてくれると思うのが筋である。しかし,演奏が始まって,最初の“Secret Love”はBartzがカーブド・ソプラノを使って,トレーン・ライクに吹いたのはよかったのが,その後はどう考えてもコンベンショナルな演奏が続き,これで“Coltrane Rules”は看板倒れだろうと思わせたのは残念であった。Lenny Whiteは破綻なく叩いていたし,Paul Bollennbackのギターはなかなか魅力的であったが,いかんせんBartzが中途半端なのである。輪を掛けて魅力がないのが,ベースのJames Kingであった。音もダメ,ソロもダメでは私としてはどんどん冷めていってしまった。

Smokeはレーベルも保有していて,相応数のアルバムもリリースしているのだから,もう少しプログラムの質は上げられると思うが,今回は完全に期待外れに終わったと言ってよい。まぁ,ライブには当たり外れがあるのは当然だが,ここでの演奏で疲れてしまって,3日目は梯子をせずに終わってしまった。まぁ,これも勉強だな。

Live at Smoke on December 15, 2017, 2ndセット

Personnel: Gary Bartz(as, ss), Paul Bollenback(g), James King(b), Lenny White(ds)

2017年12月16日 (土)

中年音楽狂のNY夜遊び日記:その2

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NYCに来て2日目から、昼は仕事になったものの,それで夜遊びが止まるわけではない。2日目は昨年に続いて55 BarでのWayne Krantzである。今回もドラマーはKeith Carlockのはずだったのだが,インフルエンザでダウンということで,ジャズ界のウラジミール・プーチンことNate Woodがトラで入り,ベースはアトランタを拠点とするKevin Scottが加わるという布陣であった。

昨年は大人気で2ndセットしか見られなかった反省も込めて,早めに55 Barに到着し,今回は1stセットからの参戦となった。1stセットはフルハウスという感じだったが,2ndは去年と違ってそのままステイ・オーバーできたので,得した気分になった私である。

Wayne Krantzの場合,メンツが変わろうが,音楽そのものには大きな変化はないので,今回もぶちかましモード炸裂という感じであった。今回はかぶりつきで見ていたので,バンド内のアイ・コンタクトやチェンジのタイミングが間近で見られたのはよかった。やはりKrantzを見るならば,55 Barこそが最適と思わされたが,今回も十分に燃えさせてくれたことに感謝しよう。

やっぱりKrantzは最高である。今回の戦利品についてはまた改めて。あ〜,楽しかった。

2017年12月15日 (金)

中年音楽狂のNY夜遊び日記:その1

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NYCに出張となれば,夜行性が高まる私としては,今回も初日から飛ばしてしまった。1軒目はSmallsでJochen Ruckertのクァルテットを見た。リーダーのRuckertはMarc Coplandとのトリオや自身のアルバムでも知られるが,今回はMark Turner(ts),Mike Moreno(g),Joe Martin(b)という魅力的なメンツであった。

このライブ,メンツもよければ演奏もよかったというのが実感だが,中でもMike Morenoのフレージングには感心させられた。コンベンショナルなリズムであろうが,変拍子であろうが,この人のフレージングは非常にコンテンポラリーな感覚が強く,しかも魅力的に感じられた。その他のメンバーも総じて好演であったが,Mark Turnerは指の怪我の影響を全く感じさせることなく,テナーを吹いていて安心した。また,演奏後,ベースのJoe Martinと話すチャンスがあったのだが,非常に紳士的な対応に好感度急上昇した私である。1stセットの最後に聞かせたベース・ソロも見事だったと付け加えておこう。

そこから2軒目として向かったのが,Avenue Cの9丁目と10丁目の間にあるNubluというヴェニューである。私がNYCに在住していた頃は行ってAvenue Aまでと言われて,必ずしも安全な場所とは言えなかった1st Avenueより更に東側のエリアである。正直言って,どこが入口なのか悩むような場所だったのだが,入ってみると内装は小洒落た感じである。オール・スタンディングのクラブって感じで,ジャズっぽさ皆無って感じなのだ。私が到着した時にはGraham HaynesがSynethtesiaというグループで超アンビエントな演奏をしていたのだが,聴衆が10人ぐらいしかいない。おい、おいとなってしまったが,私が聞きに行ったのはその次に出るJon CowherdのMercy Projectである。なんでと言われれば,そこにはドラムスにNate Smithが参加しているにほかならない。

結局,Jon Cowherdのグループが演奏を始めても,聴衆はせいぜい30人って感じだったが,ここでは実にいい演奏を聞かせてもらった。Nate Smithのドラムスはタイトこの上なく,ゾクゾクさせられるものだったが,リーダーのエレピから生まれるグルーブがカッコよかった。Brian BladeのFellowship Bandでの演奏とは随分違うと思わせたが,これも彼の音楽性の一つだろう。Steve CardenusはJohn PatitucciのElectric Guitar Quartetで聞いた時もよかったが,今回もいいフレーズ連発であった。これは本当に拾い物と言ってよいライブで,情報への目配りの大事さを感じさせる演奏だった。

ちなみに今回の演奏はNublu Jazz Festivalと銘打ったイベントの一つだった訳だが,この集客で大丈夫なのかと心配になりつつ,いい演奏が聞けたので文句はない。ということで,到着初日の夜も更けていったのであった。帰りには雪も降り出し,NYCの冬の厳しさを改めて体感。

尚,写真は上がSmalls,下がNubluでのものである。

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2017年12月12日 (火)

Antonio Sanchez@Cotton Club参戦記

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Antonio Sanchezが自身のバンド,Migrationを率いて来日するということで,Cotton Clubに行ってきた。前回,Sanchezが自身のバンドで来日したのは約2年半前であるが,その時はBen WendelがSeamus Blakeのトラで入り,ヴォーカルのThana Alexaは来なかった。だが,今回はMigration Bandが勢揃いということで,結構激しくやるだろうなぁと思ったのだが,なんと今回はこのバンドで吹き込んだ"Meridian Suite"をライブで再演してしまうという試みだったのである。

そもそも"Meridian Suite"に関しては,アルバムが出た当時,私は次のように書いている。

「とにかく,冒頭から熱い演奏が繰り広げられていて,何もここまで熱い演奏をしなくてもいいではないかとさえ思ってしまうぐらいの,火傷しそうな作品である。」(記事全文はこちら

それをライブでやったら,強烈になること甚だしいと想定されるが,まさしく激しい演奏であった。この組曲をライブで再現するということ自体相当チャレンジングであるが,多分それを2セット連続でやってしまうこの人たちって...という感じである。各々のメンバーにもソロ・スペースを与えながら,各人が強烈にプレイするこのバンドは,粗削りな部分もあったが,とにかく熱い。リーダーのSanchezはもちろんだが,Seamus Blake然り,そして更に強烈だったのがJohn Escreetである。時にRhodesを歪ませた音で取るソロは,聴衆を興奮させるに十分であった。

そしてヴォーカルのThana Alexaであるが,楽器としてのヴォイスという感じで,パーカッシブにもメロディアスにも対応できることをライブの場で楽々実証していた。

いずれにしても,ここまでやってしまうと,体力的にアンコールなんて絶対無理(それでもカーテン・コールには応えた)。ましてやサイン会なんてありえないって感じだろう。まぁ,Antonio Sanchezはアンコールを演奏する時間はないと言っていたが,多分時間の問題ではなく,"Meridian Suite"をライブで演奏すれば,疲弊するのが当たり前なのである。よって,サイン会もなしということで今回も写真は取り損ねたので,彼らのライブの模様の写真をネットより拝借して貼り付けておこう。

見てもらうとわかるが,Seamus Blakeが明らかにダイエットしたのがわかる。前はむちっとした感じだったが,今回,テナーやEWIをブローする姿は精悍な感じがしてカッコよかったし,フレージングも切れていた。とにかく,キレキレという表現しか思い当たらない強烈なバンドであった。

Live at Cotton Club on December 11, 2017,2ndセット

Personnel: Antonio Sanchez(ds), Seamus Blake(ts, EWI),John Escreet(p, rhodes), Matt Brewer(b), Thana Alexa(vo, effects)

2017年11月21日 (火)

Some Thoughts on NewSound Live at Bobo, KL

先頃のシンガポール~マレーシア出張の合間に,私の同僚である最強サラリーマン・サックス・プレイヤー,八木敬之君の参加するNewSoundのライブに寄せてもらった。バンマスのJohn Dip Silasからのリクエストもあり,今回も私なりの感想を書かせてもらおう。面倒なので最初から英語で書いてしまうが,悪しからず。

 

During my business trip to Singapore and Malaysia, I had a chance to drop by Bobo, which is located in Bangsar, KL. It is said that Bangsar is a fashionable place and I actually saw a bunch of Westerners hanging around in the neighborhood. The reason why I visited there was to see the live performance by the band called NewSound, which is led by a talented pianist John Dip Silas and my friend, Hiroyuki Yagi is a member of the band. This is my second time to see their live performance, and here is what I thought at that time.

In the live performance held on November 11, 1st set was instrumental and in the second set, a singer, Aina Abdul joined.

On this occasion, the band's regular drummer, Terrence Ling was not there and the replacement drummer (Gibien Guan is his name, Yagi noted later.) seemed to have a very simple drum set. It made me feel that they sounded slightly different from the one I heard in June. Terrence Ling is a very tight drummer, while the guy at the gig sounded more loosely. And the band's selection at the first set sounded delicately, rather than technically or complicatedly. I assume that replacement of a drummer and the difference in play style of the drummers surely affected to the performance or tunes they played. They played originals by the members along with the songs by Dayna Stephens and Alan Pasqua. The selection of these musicians' songs definitely showed the delicate direction of the band on that night. And John Dip Silas played beautiful solos especially in his original entitled "For Brad" which is dedicated to my favorite pianist, Brad Mehldau.

Hiroyuki Yagi only played soprano sax while Scott Murphy played tenor. Frankly speaking, I wanted to hear their tenor battle because Scott Murphy's phrasing sounded more attractive and aggressive than the last time I heard him. The guitar player, Hor Chee Seng once again reminded me of Kurt Rosenwinkel with his clean tone and phrasing and his sound matched with the song selection. The bassist, Icco Elnoel showed his high solo skills along with backing capability.

In the 2nd set, when Aina Abdul started to sing, I was surprised by her attractive voice, singing capability, and the articulation. She sometimes sang powerfully, sometimes emotionally, and sometimes delicately. It proves her singing capability and everybody would instantaneously know that she is a capable singer. She impressed me by singing Rachell Ferrell's "Why You Wanna Mess It Up?" which is not well known but deserves wider recognition, and delivered it very beautifully. And my friend Hiroyuki Yagi played a very melodious and nice solo. Video of that song  is attached for your reference.

Their play was quite attractive all through the set, but if I can say one thing to make it better, I would say that I heard too much fake in “I Wish” sung as an encore, With Aina Abdul’s attractive voice and capability, she should have sung that song more straightly. Sometimes, audience wants some excitement in the live gig, though, she could satisfy and excite audience even with less gimmick. I would rather believe that excitement should made by NewSound in that situation. For that purpose, I want John to play Rhodes in some occasions.

However, I enjoyed that night and as always drank too much because of the comfortable atmosphere at Bobo and the sound by NewSound. I expect their upcoming album release from Japan.

Live at Bobo, KL on November 11, 2017

Personnel: John Dip Silas(p),Hiroyuki Yagi(ss), Scott Murphy(ts), Hor Chee Seng(g), Icco Elnoel(b), Gibien Guan(ds), Aina Abdul(vo)

2017年11月13日 (月)

出張中の一コマ

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現在,シンガポール出張中の私が,週末にマレーシアを訪問中にお邪魔したのが,現地Boboで行われたNewSoundのライブ。詳しくは改めて記事を書くが,最強サラリーマン・サックス・プレイヤー,八木君は相変わらずの吹きっぷりであった。どっちが本業?(笑)

2017年9月29日 (金)

RH Factor@Blue Note東京参戦記

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Roy Hargrove率いるRH Factorのライブを見るために,Blue Noteに出掛けた私である。RH Factorとしては何と4年半ぶりの来日だそうである。もうそんなに経ったのかと知った時はちょっとしたショックを覚えたが,前回の記憶は鮮明であった。前回も大いに楽しませてもらった(記事は
こちら)だけに,今回も期待して行ったが,その期待が裏切られることはなかった。

前回の来日から,ベースだけが交代しただけの布陣でのライブは,前回より更にファンク度が高まったようにさえ思えた。Roy Hargroveはトランペットにラップも交え,どファンクの世界を聞かせてくれた。Bobby Sparksがキーボードで聞かせたワウワウ・ギター的な音にもついつい燃えてしまった。聴衆もあれだけではなく,彼らの演奏には興奮させられるよなぁ。

ミュートをつけてのRoy HargroveのラッパはMiles Davisを彷彿とさせる瞬間もあったが,そんなことよりもこの完成度の高いファンクが,基本はジャズ・ミュージシャンである彼らから生まれるのは凄いことだと感じていた私である。とにかくこれだけのノリを堪能させてもらえたら全く文句はない。本当に素晴らしいバンドである。また見たいと思わせるに十分。完全にもとは取った(笑)。

本来なら最終日の9/29(金)の2ndセットに行きたかったところであるが,都合がつかず初日の演奏を見たわけだが,今回も90分以上はやっていたので,大満足の私であった。ってことで,上の写真はテーブルからの隠し撮り。写真を撮るために,敢えてステージ正面に座らない私(爆)。よくやるわ。

Live at Blue Note東京 on September 27, 2017, 2ndセット

Personnel: Roy Hargrove(tp, key, vo), Renée Neufville(vo, key), Bobby Sparks(key), Brian Hargrove(key), Bruce Williams(as), Keith Anderson(ts), Todd Parsnow(g), Reggie Washington(b), Jason "JT" Thomas(ds)

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