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2020年1月 6日 (月)

"Undercurrent":これを聞くのは何十年ぶり?(笑)

_20200103 "Undercurrent" Bill Evans & Jim Hall (United Artists / Blue Note)

これ,昔は持ってました(笑)。最初にこのアルバムを買った頃,どうしてこんなに音が悪いのだろうと思っていた私である。私が聞いていたのがそもそも廉価の国内盤だったということもあるかもしれないが,このアルバムの音には全然納得していなかった記憶がある。そんなことであるから,いつしか売却対象となり,その後,この音源を耳にすることはほとんどなかったはずだ。まぁ,それでも冒頭の"My Funny Valentine"のインパクトだけは強烈に記憶に残っていたが...。

今回,新年早々家族の買い物に付き合っている合間にショップに寄って,中古盤で仕入れて久々に聞いたこの音源,やっぱり音は大したことはないのだが,聞いた印象は随分違った。それはおそらく私の加齢による部分が大きいように思える。私が初めてこのアルバムを買った頃は,こういう音楽に魅力を感じるには若過ぎたということだ。あまりこういうことばかり書いていると,老け込んでいってしまうような気もするが,この音楽の魅力を理解できる年になったということか。もちろん,それはもう少し早い時期に来ていたのかもしれないが,このアルバムをスルーし続けて幾星霜なので,その機会がなかったということである。逆に言えば,もう少し早く聞いていれば,このアルバムの魅力の再発見ももっと早かったと思うとちょっと悔いも残る。そんなアルバムである。

ここでの演奏をインタープレイと呼ぶのは容易であるが,それはぶつかり合いによって生まれるシナジーではなく,寄り添うことによるインティマシーという感じである。そこにはBill EvansとJim Hallというミュージシャンの間のシンパシーを強く感じる。いずれにしてもこの音楽が小音量で流れているバーがあれば,すぐに通っちゃうだろうなぁ。

ジャズの歴史においても最もユニークな(換言すればジャズっぽくない)ジャケットの一つと言ってよいであろうこのアルバムを,再び聞くことができたことは,新年早々の出来事としてはよかったのではないかと思う。これまで昔の印象にとらわれて,スルーしてきた振る舞いも反省して星★★★★★としよう。

Recorded on April 24 and May 14, 1962

Personnel: Bill Evans(p), Jim Hall(g)

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コメント

全く最初に聴いた印象は同じ。キングのUnited artist盤は、これだけじゃなく、エリントン、セシル・テイラーも皆、音が駄目でした。ガッカリ。
ところがオリジナルのモノ盤を聴くと実にフレッシュで驚きました。
聴かせてさしあげたい。ヴァレンタインのホールのギターが刻む音の生々しさ!
リンク貼っときます。
https://dailymusiclog.hatenablog.com/entry/2013/10/11/121438
https://dailymusiclog.hatenablog.com/entry/2018/05/22/075818
https://dailymusiclog.hatenablog.com/entry/2018/11/12/184657

kさん,こんばんは。リンクありがとうございます。

いやぁ,確かにオリジナルのモノ盤は聞いてみたいですねぇ。違うんだろうなぁってのはこのCDを聞いていても感じましたが,更にJim Hallのカッティングはエッジが効きそうですよねぇ。羨ましいです。

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