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2019年12月 2日 (月)

凄いメンツが揃ったMarianne Faithfulのライブ盤。

_20191201-2 "Blazing Away" Marianne Faithful(Island)

私がNYCの在住中に購入したアルバム。本作が出たのが1990年だったが,何と渋くも強烈なアルバムなのかと思った記憶がある。

ライブ・レコーディングされたのはブルックリンにあるSt. Anne's Holy Trinity Churchという教会で,冒頭こそ荘厳な雰囲気さえ感じさせるが,そこから徐々にリズムが強化されていくここでの流れにはぞくぞくさせられた。なかなか個性的なアルバムなので,そんなにしょっちゅう聞くアルバムではないのだが,久しぶりに聞いてみて,キャスティングの妙も含めて,プロデューサーのHal Wilnerの慧眼というものを感じさせる出来であった。

タイトル・トラックのみがスタジオ録音という変則的なライブであるが,ここに集まったミュージシャンが今にしてみれば凄い。The BandのGarth HudsonがMarc Ribotと共演って誰が思いつくだろうか?彼らを含む超優秀なバックに支えられて歌うMarrianne Faithfulの声は,ある意味ダミ声のような感じで好き嫌いはわかれるかもしれないが,これはヴォーカルと演奏が一体となったトータルなアルバムとして聞かれるべきものと思っている。

Blazing-awayそれにしても,この教会の美しいステンドグラスの下で繰り広げられる演奏は,視覚的にも素晴らしいものであったであろうと想像させる。このアルバム,映像版もあったのだが,何とマスター・テープを紛失したことにより,DVD化は困難となってしまったという体たらくは,右の写真を見ると惜しいと言わざるをえない。まぁ,Marianne Faithfulも合意の上で,YouTubeにはVHSテープ起こしの映像が上がっているので,見られないことはないのだが,やっぱり惜しい。

私がこれを聞くのも実に久しぶりのことなのだが,曲はMarianne Faithfulの代表的な曲揃いでもあり,実に素晴らしいアルバムであったことを改めて認識させられた傑作。星★★★★★。

Recorded Live at St. Anne's Cathedral on November 25 & 26 and at RPM Studios in September, 1989

Personnel: Marianne Faithful(vo), Douge Bowne(ds), Garth Hudson(key, accor), Mac Rebenack(Dr. John, p, g), Barry Reynolds(g, vo), Marc Ribot(g), Fernando Saunders(b, vo), Lew Soloff(tp, fl-h) with Don Alias(perc), Charlie Dreyton(ds), Kevin Savangar(ds), Gib Wharton(pedal steel)

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ロック」カテゴリの記事

コメント

妖精のようなあの人がこうなっちゃったのね 
ストーンズって怖いなあ(笑)

MRCPさん,こんばんは。

Stonesが悪いのか,Mick Jaggerが悪いのか,はたまた本人のせいなのかは全くの謎ですが,年齢を重ねても綺麗な人だとは思いますよ。

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