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2019年10月24日 (木)

突如現れたLeon Wareのアナログ盤2枚組。今更とは言え,この人がこの世にいないことの喪失感が強まる。

Leon-ware-rainbow-deux "Rainbow Deux" Leon Ware(Kitchen / Be With)

メロウ大王ことLeon Wareがこの世を去ったのは2017年2月のことであった。彼の遺作は日本だけで媒体リリースされたらしい"Sigh"(同作に関する記事はこちら)だと思っていた私だが,某誌を読んでいたらこのアルバムのことが紹介されているではないか。しかもアナログ2枚組限定らしい。となるとこれは聞きたい!ということで,早速発注した私である。因みにストリーミングでも聞けるので念のため。

早速届いたこのアルバムであるが,2枚組全12曲のうち,半数は"Sigh"と被っている。しかし,残り6曲は"Sigh"以降のものらしいから,まぁよかろう。そして,このどこから聞いても,おぉっ,Leon Ware!って響きに,私は甘酸っぱい気持ちと,Leon Wareのいないこの世界の喪失感が混じり合った不思議な感覚を覚えていた。

まさにここで聞かれる音楽はメロウ・グルーブそのものである。私は完全に遅れてLeon Wareの魅力にはまった人間であるが,この素晴らしさの前では,Moonchildのようなバンドもぶっ飛んでしまうと言わざるをえない。まさにメロウ大王の名に恥じないグルーブに,私は身をよじる思いをしたのであった。

正直言って,曲の出来には若干差もあると感じさせる部分もあるが,もうこれにはもろ手を挙げて星★★★★★である。リリースされたことを感謝したくなるのはきっと私だけではないはずだ。尚,アルバム・カヴァーは全然Leon Wareらしくないが,何と彼の自作の"Deux Hearts"。人は見かけによらない(爆)。

そしてつくづく,彼の2012年の来日ライブに行きそこなったことは痛恨事だったと思う私だが,後悔先に立たず。せいぜいアルバムを聞いて彼を偲ぼう。アルバムのスリーブにある"Cherish Where We Come From." The Sensual Minister aka Leon Wareという表記には死して尚エロいLeon Wareと思ってしまったが...。

Personnel: Leon Ware(vo), Rob Bacon(g), Ronald Bruner(ds), Stephen Bruner(b), Theo Croker(g), David Foreman(g), Taylor Graves(key), Wayne Linsey(key), Carl Smith(perc), Dwayne "Smitty" Smith(b), Freddie Washington(b), Kamasi Washington(sax), Codany Holiday(vo), Nikki Grier(vo), Taura Stinton(vo), Kimbra(vo)

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